タクト「はああああぁああああーーー…」
タクト「だああぁああああーっ！！」
ルカ「…あいつ…何やってんの？」
エレナ「タクトくんはね…」
エレナ「己を極限まで高めているの✨」
ルカ「…は？」
タクト「はあああああーっ！！」
タクト「だりゃあああああー！！」
タクト「そいやあああああーっ！」
ルカ「…アレって己を高めてんの？」
エレナ「武道の志を高く掲げてる人をうちの道場は応援してるの❤️」
エレナ「1時間1000円で✨」
ルカ「この貧乏道場は遂にそんなアコギな商売するようになったの！？」
※道場の貸し出しを行なっている。
マオ（…よくこんな道場に先生は来てくれたものだな…）
マオ（…どんな方法を使ったんだ…）
ルカ「ところでアレは何をそんなに必死になって自分磨きしてんの？」
エレナ「あーーなんかねーー！」
タクト「ふっ…ハリネズミ女よ…今日もお前は人生を無駄に無意味にダルンダルンと過ごしてやがるのか」
ルカ「あんた今すぐ表でなさいよ」
タクト「その様子じゃあ気付いてねーようだな」
ルカ「は？」
タクト「お前にとって8月ってのはどーいうもんだ？言ってみろや！」
ルカ「8月？8月っていったら……」
ルカ「ひと夏の出会いでしょ？大人のアバンチュールでしょ？灼熱のーーーー…」
エレナ「ざるうどんでしょ？冷やし中華でしょ？素麺でしょ？あとはーーー」
マオ「…8月って言ったら……」
マオ「終戦の日だろ？」
タクト、エレナ、ルカ「………え？…」
マオ「……え？」
タクト「あーー…うん…そうだよな…うん…その通りだよな…うん…そうなんだけどね……」
マオ「………え？」
タクト「俺が悪かったあああーっ！！！てっきり海とか花火とかフェスとかそーいった答えがくるもんだと思ってたんだああーーっ！！」
マオ「………あ！？」
ルカ「…………」
エレナ「…………」
マオ「…で…お前は何を必死になってやってるんだ？」
タクト「あ、言ってもいい？気を取り直して言ってもいい？？」
タクト「8月28日が何の日か…皆は知ってるか？」
マオ「…8月28日？」
エレナ「？？その日何かあったっけ？？」
ルカ「…8月28日…？8月28日…？」
ルカ「！！！ちょっとあんた…その日って……」
タクト「そう！！ひなちゃんの生誕アニバーサリーだぜ！！ファンにとってこの日は日本の祝日並みに重要な日だからな！！」
タクト「俺も来たる日のためにこうして己を高めていたんだ！！どうだ！！俺のこの鍛え抜かれた肉体美！！！」
ルカ「正直あんたが鍛えてようが何してようが
どーでもいいけど……」
ルカ そわそわ「その日はひなまりチャンネルがエライことになるわね！！あ！なら何かひなちゃんにプレゼントを！！」そわそわ
ルカ「…え…ちょっと待って…？」
ルカ「まさか…まさか…あんた……」
タクト「ふっ…俺はこの時を3ヶ月以上も前から待っていたんだぜ…」
タクト「既にプレゼントの準備は万端だぜ！！後は俺の鍛え抜かれた肉体美をアピールするこのポスターを同封してだなーーー」
ビリイイィィイイーーー！！
タクト「ギャアアアアアアー！！何してくれてんだー！！ハリネズミ女ああああーっ！！！」
ルカ「あんたこそ何しようとしてんのよおおぉおおーっ！！！」
ルカ「どこの世界にこんな卑猥な猥褻物を送り付けられて喜ぶアイドルがいんのよ！！ほんっとーに見下げ果てた変態野郎ね！！あんたって！！」
タクト「卑猥な猥褻物って何だ！？まさか俺のポスターか！？」
ルカ「それ以外に何があんのよ！」
ルカ「今すぐ警察に行って自首しなさいよ！！あんたのせいでひなちゃんマリアちゃんがYouTuber辞めることになってみなさい！！末代まで呪ってやるわ！！ずーっと腐ったマロンクリームみたいな頭に一族郎党苦しめられる運命よ！！」
タクト「天使のスパゲッティに対して何が腐ったマロンクリームだぁ！！」
エレナ「タクトくん本当にひなちゃんが好きなのね❤️」
マオ「……大変だな…人気YouTuberも…」
🌷タクトくんが随分といい感じのボディになっとるがな！と前回コメントを頂いたのですが💖
その理由は全てひなちゃんの為✨
人気YouTuberひなまりチャンネルのひなちゃん✨彼女のお誕生日は8月28日です💖
（みーさんのブログで確認済みです）
タクトくんはこの日の為に己を高め肉体改造をしておりました✨
果たして彼はこの肉体美を維持できるのか！？