l'obtention du diplômeー2ー | La jolie poupe'e ーリカちゃん遊びー

La jolie poupe'e ーリカちゃん遊びー

リカちゃん人形、リカちゃんボーイフレンド達で少女漫画(もどき)を作成しています
背景やセットは100均の物を駆使して✨お洋服やミニチュアフードはメルカリで作家様から購入しています✨
拙いお話ですが、楽しみながら創作しています✏️


カレン(彼に抱いていた感情は興味関心だったのか……)



カレン(それとも……)


ー半年程前ー



女子生徒「アンタって本当にサイッテー!!早く死ねば!?」

カレン「?」



ドンッ

カレン「!」(?あら……?この子……)



ナセル ふーーー…「…………」

カレン「話は終わったの?」



ナセル「あ?」

カレン「今の貴方の彼女さん…でしょ?確か」

ナセル「"元"ね」

カレン「そうなの?でも納得してないみたいだったじゃない?」



ナセル「一方的に別れを切り出されて納得できないって言うから、彼女としては無理だけどそれ以外の関係ならイイよって言ったらぶん殴られた」

カレン「相変わらず最低ね」



カレン「いつか恨みをかって刺されるわよ?あんまり不誠実なことばかりしてると」

ナセル「心配してくれてるんだ?」

カレン「忠告してるだけ」

ナセル「忠告ねーーー」



ナセル「まあ…刺されたら刺されたらで仕方ねーな、それも運命だと思って諦めるわ」

カレン「虚無的な考え方してるわね」



ナセル「世間はそれを望んでるだろ?」

カレン「え?」



ナセル「悪人にはそれ相応に相応しい罰が下るべきだって…。ネットとかでもよく見るじゃん」



ナセル「日頃から燻ってる火種をぶつけるのにちょうどいいもんな、しかもそれは「正義の為」って大義名分もつくし…。一石二鳥ってわけだ」

カレン「…………」



ナセル「ーーって、ツマンネー話しちまったわ、じゃあ」

カレン「貴方が何に対して燻っていて、何に対して怒りをぶつけているのか…私には興味はないわ」



ナセル「…………」

カレン「でも……」



カレン「貴方がああやってわざと相手を傷つけるような言い方をして突き放すのは、そうやって相手を守ろうとしているようにも見える」

ナセル「は?」



カレン「"自分のような人間にこれ以上関わってはいけない"って、貴方の中の理性がそう相手に警告を鳴らしているからなんじゃない?」

ナセル「…………」



カレン「貴方なら…もっと要領よく立ち回れそうだし、器用に遊べそうじゃない。それをしないで、ああやって容赦なく突き放すのは……」



カレン「相手がこれ以上ボロボロにならないように貴方なりに守ろうとしているから…。私にはそう思えたわ」



ナセル「へーーー…さすが"カレンお姉さま"は言うことが文学的だなー…。でも生憎…俺はそんなお優しい奴じゃないよ。…なまじ期待なんかされたらウザイだけって話だから。」

カレン「まあ、これは私の勝手な憶測。貴方も気をつけなさいよ、人間平常心の時と緊急事態の時では考え方も行動も変わるものだから」



カレン「いざ本当に刺されそうになった時に無様に泣き喚いたり必死に命乞いして言い訳する…なんてことがないようにね」

ナセル「それ、遠回しに俺に死ねって言ってるようなものじゃない?」



ナセル「カレンお姉さま的に俺みたいなタイプはどう?」

カレン「貴方が自分を安売りしなくなったらまた考えておくわ」

ナセル「手厳しいお言葉(笑)」



全く正反対のタイプなはずなのに…あの2人はどこか似ている。



自分に対してどこか投げやりで何かを諦めてしまっているところが……。



ユウゴくんは何に対してそこまで劣等感を抱いていたのかが私には分からなかった。



何故恋愛であそこまで追い詰められて苦しむのかも…



恋愛は人生で足りないものを補う為のものじゃない、今100%の人生を、よりよく楽しむためにするエッセンスみたいなもの…。



そんな小さなエッセンスに…何故そこまで振り回されるのかが分からなかった。



分からないからこそ…余計に惹かれていったのかもしれないわね…。



貴方たち2人の間に…どんなやり取りがあったのかは分からないし、今後聞くこともない。



ただ…その結果が貴方の曇った表情を吹き飛ばしたのなら……



今までの苦悩も無駄ではなかったのかしら?



ユウゴ「以前…言ってただろ?」

カレン「え?」

ユウゴ「貴方が本当の意味で人を愛する覚悟と愛される覚悟を持てるようになるといい」って…

カレン「ええ……」



ユウゴ「俺にはまだ難しいよ、色々と…」



ユウゴ「それでも…少しずつでも…俺は変わっていきたい…」



色々な出会いが…俺をここまで導いてくれた…



ユウゴ「その出会いを無駄にしない為にも……」



カレン「なるほどね……」



カレン「やっぱり貴方は私の見込んだ男だったようね」

ユウゴ「凄い褒め言葉きたな」



ユウゴ「ありがとう」

カレン「こちらこそ」



貴方に抱いていた感情は「興味関心」か…それとも「未練」だったのか……



悔しいけれど…僅かに「未練」の割合の方が大きかったみたいね。




でも私は、他の人のことだけを見つめ続けている男を想い続けるほど一途な女じゃないわ。



私にとって恋愛は人生をより楽しくする為のエッセンス…。そのエッセンスに振り回される気はない



……でもそうね。もし…次に誰か興味を持つような対象が現れたら……理性も何もかも捨てて……



振り回されるのも悪くはないのかもしれない。





💠前回、何故ここからって流れをぶった斬って別の人のエピソードを入れるのか!?と、思われた方いらっしゃると思います。




それは…この2人がこの作中においてこれにてクランクアップだからです。

まだこのエピソードは途中なので、盛大にお見送りとはいかないですが…🤣



この2人はこのストーリーの中においても私がかなり苦戦したチャレンジ四銃士の中の2人です。

※あとの2人はエミリちゃんとリノちゃんです。


特にカレンちゃん。。

キャラが全く私の中の引き出しにない子だったのですが、この高貴なお顔立ちに相応しくなるべく!頑張ったつもりです!大事なことなのでもう一度!頑張った

つもりです!




並ぶと結構お似合い✨

色素が薄い2人だからかしら??

意外にもナセルくんがカッコイイとのお声を頂くことがあり嬉しかったです✨




そして!このナセルくんの彼女としてちょこちょこ登場していたこちらのプリティーちゃんの名はショコラちゃん❤️

ミラモンドさんのところのシャルルくんの正式なガールフレンドです❤️


なんて可愛いのでしょう❤️私がジェニーフレンドで最も愛しているティモテちゃんにソッックリです!


※みーさん!こちらのプリティちゃんはショコラちゃんといいます!みーちゃんではないのです!

すみません💦お返事が遅くなってしまいました💦