evenementー3ー | La jolie poupe'e ーリカちゃん遊びー

La jolie poupe'e ーリカちゃん遊びー

リカちゃん人形、リカちゃんボーイフレンド達で少女漫画(もどき)を作成しています
背景やセットは100均の物を駆使して✨お洋服やミニチュアフードはメルカリで作家様から購入しています✨
拙いお話ですが、楽しみながら創作しています✏️


エレナ「この辺りにすっごく美味しい和風甘味喫茶があるんだって✨自由行動の時に行ってみよーよ✨✨」

アリス「えーっ✨✨行きたい!あんみつとか食べたいな〜✨」



アリス「マオくん、ユウゴくんも一緒にーー」



ユウゴ「……………」


アリス「あ、あの…ユウゴ…くん…?いえ…ユウゴ…さん?」

ユウゴ「……あ?

エレナ「あ、あの…どうか…なさって??」

ユウゴ「ーーーえ!?あ!!!



ユウゴ「ごめんごめん!!何でもない!ちょっとボーっとしてただけだから!」

アリス「大丈夫!?具合悪い??」

ユウゴ「大丈夫!!本当に何でもないから!!」



アリス「少しあそこで座って休んだ方が…💦私一緒に行きましょうか!!」



ユウゴ「………」

アリス「?なに??」

ユウゴ「いや!ごめんね!!どこか行きたい所あるんだよね?先に行ってて!すぐに追いつくから!」



マオ「?お前大丈夫か?具合悪いなら俺も一緒に行くからバスに戻ってるか?」

ユウゴ「いや…体調は…本当に悪くないんだよ…」

マオ「?ならどこが悪いんだよ」



ユウゴ「……………」



昨夜の出来事……

ユウゴ「………なあ……」

マオ「なんだよ」

ユウゴ「修学旅行ってよー…普通、畳の大部屋で何人かとかじゃねーのか?」

マオ「ここは旅館じゃねぇからな」



マオ「意外だな…。大部屋がよかったのか?」

ユウゴ「…そりゃ大部屋より少人数の個室の方がいいよ…。いいけど……」



ユウゴ「これなら大部屋の方がよかったわ…。大部屋っていっても敷布団は絶対1人1組用意されるだろ?何だよ…このダブルベッド……



ユウゴ「間違いねぇ…。嫌な予感がして色々調べてみたけど…どう考えてもここ普通のビジネスホテルの造りじゃねぇよ…。アレだ…多分前は〇〇ホテルだったんだ…ここ…」

マオ「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ



マオ「仮にもこれは修学旅行だぞ、そんな宿泊先を学校が選ぶと思うか?」

ユウゴ「じゃあこの内装はなんだよ…。学校の修学旅行先のホテルの内装じゃねーよ、こんなの…」



ユウゴ「俺の中ではダブルベッドって時点でお察し案件なんだよ

マオ「それだけで安易に決めるなよ、お前は」



ユウゴ「そういうお前はどうなんだよ…。部屋入った時明らかに表情が曇っただろ…。俺の目は誤魔化せねーよ。今も必死に読書に逃げて、現実逃避してんじゃねーか…」

マオ「…………」



ユウゴ「…お前…間違っても俺に変なことすんなよ…」

マオ「てめぇは床で寝ろ…。絶対にベッドに入ってくるな



ユウゴ「歩きすぎて足もやべーし…あーあ…温泉に浸かりてーなー…」

マオ「あれくらいの距離でか?お前少し鍛えた方がいいんじゃないのか?」

ユウゴ「はあ?移動中、坂道ばっかだったろーが!あれはキツいだろ!誰だって!!」

マオ「…修学旅行先に温泉があるわけないだろ…」



ユウゴ「お前、小学校の修学旅行先は日光だっただろ?日光は有名な温泉地じゃねーか」

マオ「修学旅行は温泉浸かりに行くのが目的じゃねぇよ」



ユウゴ「まあ…修学旅行が熱海とかでも困るけどなー。温泉以外何もねぇし…。あ、秘宝館とかあるか(笑)」

マオ「秘宝館?」

ユウゴ「冗談だよ。流石に行けねーだろ。修学旅行で。まあ…修学旅行じゃなくても行けねーけど」



マオ「…興味があるなら行ってくればいいじゃないか」

ユウゴ「俺1人でか?行かねーよ(笑)だいたいあそこは18歳未満は入館禁止だろ?どっちみち身分証明書の提示求められたら入れねーよ」



マオ「身分証の提示なんか求められなかったぞ?前にアリスと行ったときは…」

ユウゴ「は!?



ユウゴ「お前…今なんて言った?

マオ「?身分証の提示なんか求められなかったって言ったんだよ」

ユウゴ「ちげーよ…。お前…アリスちゃんと行ったって言わなかったか…?

マオ「?ああ…」



マオ「あいつが凄く行きたがってたから…試験が終わった後に…」

※お笑いライブ"笑いの秘宝館"

ユウゴ「行ったのか!?しかもアリスちゃんが行きたがってたのか!?」

マオ「?そんなに驚くことか?」

ユウゴ「驚くに決まってんだろ!?しかも何で入館できてんだ!




※画像はお借りしています


ユウゴ「秘宝館なんて…それこそ……




ユウゴ『1番あの子が苦手そうな場所じゃねーか!!!

※やはり画像をお借りしています……。



マオ『…どうしてそう言い切れるんだよ。確かにあいつの見た目からは(お笑い好き)想像がつかないかもしれないが…。それはお前が決めつけることじゃないだろ?』

ユウゴ『逆にお前は何で冷静なんだよ!?



マオ「明日も早いから電気消すぞ。お前はそこら辺で寝てろ。じゃあな

ピッ(電気を消した音)

ユウゴ「ーーーーーーー!!!!!



ユウゴ(…確かに…人の趣味趣向に関して…他人の俺がどうこう言えた義理じゃないが…)



ユウゴ(これは誰でも驚くんじゃないのか…?)



…俺の考えが古いだけか!?




to be continued 


お話を読む上でお役立てください✨✨


※今回のショートストーリーは完璧にコントな内容です✨✨