大安とは | 気ままな クローバー LIFE

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大安吉日。私たちが何か新しいことをするとき、また宝くじを買ったりするようなときには、自然とこの日を意識しているに違いない。何を行うにも縁起が良い、とされるのが大安という日だ。しかし、そもそも大安とはどんな日なのか。由来など、知らないことも多い。


「縁起が良い」とされる大安は、いつからそういわれるようになったのか。昔からの暦には、日付の他に、さまざまな注記事項が書かれており、これを歴注(れきちゅう)という。ほかに馴染みのある暦注としては、二十四節気がある。

大安を含んだ暦注の1つで、日時や方角などの吉凶日を6つに分けたものは、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で繰り返していく。これを六曜(ろくよう/りくよう)と呼び、その六曜の中で、最も縁起が良いとされる日が大安だ。

六曜は、古の時代より中国の占いで物事を判断する目安として使われてきたというが、その時代や背景については定かではない。約2000年前に創始された中国の占星術の一つ、小六壬(しょうろくじん)が、六曜のもとになっているといわれているが、三国志でおなじみの軍師、諸葛孔明が発案したとの説まである。

日本に伝来したのは鎌倉時代とされ、日本の文化風土に寄り添いながら、少しずつ解釈や順番なども変化して、江戸時代後期には、暦に暦注として記されるようになったという。

そして庶民の生活に六曜を取り入れることが流行したのは、幕末だとか。1873(明治6)年に太陽暦が採用されると、「吉凶付きの暦は迷信だ!」などと時の政府に禁止されるのだが、第二次世界大戦後は政府による統制が廃止され、六曜が復活。カレンダーや手帳などにも記載されるようになった。

その後、現在まで冠婚葬祭の日取りを決めるのに欠かせない存在に。私たちの生活に深く根付いているのだが、近頃では予定をスマホで管理する人も多く、六曜を意識することが少なくなっている……ということもあるようだ。


さて、今回は2024年の大安カレンダーと共に、大安について深掘りしてみた。その意味を知って行動すれば、より幸運を引き寄せることができるかも。ぜひ参考にして欲しい。


2024年こそやりたいこと、達成したいことがいっぱい!という人も多いだろう。そんな人には、今後の計画を立てる上でも、まずは大安日をチェックすることをおすすめする。2024年の大安を紹介(新暦の場合)するので、まずは、この日を目安に、何か始めてみてはいかが?

〈2024年の大安〉
1月 6日(土)、16日(火)、22日(月)、28日(日)
2月 3日(土)、9日(金)、14日(水)、20日(火)、26日(月)
3月 3日(日)、9日(土)、13日(水)、19日(火)、25日(月)、31日(日)
4月 6日(土)、11日(木)、17日(水)、23日(火)、29日(月・祝)
5月 5日(日・祝)、9日(木)、15日(水)、21日(火)、27日(月)
6月 2日(日)、6日(木)、12日(水)、18日(火)、24日(土)、30日(日)
7月 11日(木)、17日(水)、23日(火)、29日(月)
8月 8日(木)、14日(水)、20日(火)、26日(月)
9月 1日(日)、6日(金)、12日(木)、18日(水)、24日(火)、30日(月)
10月 5日(土)、11日(金)、17日(木)、23日(水)、29日(火)
11月 2日(土)、8日(金)、14日(木)、20日(水)、26日(火)
12月 1日(日)、7日(土)、13日(金)、19日(木)、25日(水)

いかがだろうか。意外に多いと感じたのでは? そう、これを見ればわかる通り、1年を通して6日に1日は大安なのだ。何をするにもよいとされる日が、こんなにたくさんあるとはうれしい限り。ではここからは、そもそも大安とは何か?について深掘りしていこう。