
前回の続き…
2024年1月6日~7日、三連休の前2日を利用して1泊2日の日程で東海地方へ。
2日間で三岐鉄道北勢線と愛知環状鉄道線の駅巡りをしました。
今回は2日目(1月7日)序盤の内容です。
早朝に名古屋から岡崎へ移動し、愛知環状鉄道線【通称:愛環線】の乗り鉄・降り鉄を、高蔵寺方面へ向けて概ね順番に1駅1駅下車していきました。ダイヤの関係で一部ジグザグ訪問になりましたが…。
愛環線の降り鉄にはモバイル版の『土日に乗ろう のりのり1dayパス(1,500円)』を利用しました。
スマホ画面を乗務員や駅員に提示する方式です。いちいち切符を取り出さなくてよいので、便利でした。
今回の日程 2024年1月7日 (日) 【その1】
名古屋529(東海道本線)617岡崎634(愛知環状鉄道線)639中岡崎703(上り普通)705六名731(下り普通)736北岡崎809(普通)810大門827(普通)829北野桝塚846(普通)848三河上郷905(普通)907永覚924(普通)926末野原942(普通)945三河豊田
【その2へ続く】


(1)名古屋529(東海道本線 普通・豊橋行き)617岡崎 313系4連
4両目転換クロスシート窓側席に着席 半分程度の席が埋まる乗車率
スマホを操作して移動
この日も4時に起床して、朝食を済ませてからホテルをチェックアウトしてJR線の名古屋駅へ。
時期的にまあまあ寒く、また暗かったです。
名古屋駅からは東海道線の上り始発列車である普通・豊橋行きに乗車しました。
車両は転換クロスシート主体の313系4連でしたが、
今後は東海道線にもオールロングシートの315系が進出してくるのでしょうか?
私は窓側席を確保できましたが、
朝帰りや夜行バスから乗り継いだ若者が多く、半分ほどの席が埋まりました。
まだ夜が明けないので、道中はスマホを操作して過ごしました。
そしてまだ暗いまま電車は岡崎駅に到着、私は下車しました。



(2)岡崎634(愛知環状鉄道線 普通・高蔵寺行き)639中岡崎 2000系2連
2両目クロスシート窓側席に着席 1/4の着席率 景色を眺めて移動
岡崎駅で下車したのは愛知環状鉄道線(以下:愛環線)の駅巡りをするためです。
『ICOCA』でJR線を利用したので一旦出場し、
先ほどの名古屋からの道中で購入したモバイル版の
『土日に乗ろう のりのり1dayパス(1,500円)』の画面を改札口で提示して再入場、
愛環線のホームヘ向かいました。
岡崎駅はJR線と愛環線が改札内を共用していて、
愛環線ホームの手前には乗継用のICカード簡易改札機があります。
豊橋駅でのJRと名鉄の関係に類似しています。
愛環線ホームヘ下りると、既に折り返し高蔵寺行きとなる電車が入線していました。
自社車両は313系の兄弟車である2000系で統一されています。
車内はセミクロスシートで、313系3000系とほぼ同一なのですが、
一部の編成はオールロングシートになっています。
私は2両目のボックスシートを独占しましたが、車内は空いていました。
少しずつ明るくなり始めたので、道中は車窓風景を眺めました。
そして私は2駅目の中岡崎駅で下車しました。
中岡崎駅は相対式ホーム2面2線の高架駅で、3階にホームが、2階に改札口があります。
駅南東側には名鉄名古屋本線の岡崎公園前駅があり、乗換が可能です。
実は中岡崎駅には4年前も訪問していましたが、
滞在時間が短く、満足に写真撮影ができなかったため、今回はリベンジ訪問でした。
まぁ今回の訪問でリベンジを果たすことができましたw


(3)中岡崎703(愛環線 普通・岡崎行き)705六名 2000系2連
1両目ロングシートに着席 7割の着席率 景色を眺めて移動
中岡崎駅からは1駅戻って六名駅(むつなえき)で下車しました。
乗車列車は岡崎駅でJR線に乗り継ぐと思われる乗客が多い印象でした。
六名駅は1988年、三セク移管と同時に開業した新駅で、
相対式ホーム2面2線の高架駅です。駅舎は無く、バリアフリー非対応です。
駅前は住宅街が広がっています。


(4)六名731(愛環線 普通・高蔵寺行き)736北岡崎 2000系2連
2両目ロングシートに着席 7割の着席率 景色を眺めて移動
再び高蔵寺方面を目指します。
列車は乗車率が高く、クロスシートには座れませんでした。
先ほど下車した中岡崎駅を通り過ぎ、八丁味噌の工場を眺めてから北岡崎駅で下車。
相対式ホーム2面2線の高架駅で、高架下に駅舎があります。
駅前は郊外の住宅街で、近くを走る国道沿いにはロードサイド店舗が多いです。
愛環線の前身である岡多線は昭和後期に建設された路線であるため、
用地買収コスト軽減のためか、岡崎市の中心市街地を避けたルートになっています。
それも災いしてか利用が低迷し、特定地方交通線として廃止対象路線になりましたが、
第三セクターの愛知環状鉄道線が継承することになり、今も存続しています。


(5)北岡崎809(愛環線 普通・高蔵寺行き)810大門 2000系2連
2両目クロスシートに着席 約半分の着席率 景色を眺めて移動
この電車は北岡崎下車客により空いたクロスシートに座れましたが、
すぐに次駅の大門駅に着いてしまったので、息をつく間もなく席を離れて下車しましたw
大門駅も六名駅と同じく、1988年の三セク化時に開業した新駅です。
こちらは単式ホーム1面1線ですが、ホームは複線化用の路盤を使用して設置されているため、
複線化するとなると、ホームを移設する必要があります。
高架駅で駅舎が設置されていませんが、
地平の出入口に沿って駅事務室があり、そこに改札口が設置されています。
この部分が駅舎と言えるかもしれません。
駅前はやや新しい郊外の住宅地が広がっています。


(6)大門827(愛環線 普通・高蔵寺行き)829北野桝塚 2000系2連
2両目ロングシートに着席 2/3の着席率 景色を眺めて移動
時間的に乗客が増えてきて、多くの席が埋まっていました。
私は扉横のロングシートに座って移動し、矢作川を渡って次駅の北野桝塚駅で下車しました。
島式ホーム2面4線での高架駅で、北の高蔵寺方に車庫があるため、運転上の主要駅です。
高架下に改札口があり、構内に愛知環状鉄道の本社があります。
駅前は郊外の住宅地が広がっていて、駅は岡崎市ですが、すぐ北側は豊田市です。
駅南西側の岡崎市内には三菱自動車の工場があります。
また、駅からは高蔵寺方面の豊田市内へトヨタ自動車の専用線が延びていましたが廃止され、
廃線跡の一部は車庫用地に転用されています。


(7)北野桝塚846(愛環線 普通・高蔵寺行き)848三河上郷 2000系2連
2両目クロスシートに着席 約7割の着席率 景色を眺めて移動
この電車も乗車率が高かったですが、空いているボックス席があったのでそこに着席。
下車した次駅の三河上郷駅は相対式ホーム2面2線の高架駅で、
元からある現上りホームは8両分ですが、
後から設置された下りホームは4両分しかありません。
高架下に駅舎があり、東側に駅前広場があります。
駅前は整然とした住宅地になっています。


(8)三河上郷905(愛環線 普通・高蔵寺行き)907永覚 2000系2連
2両目クロスシートに着席 約7割の着席率 景色を眺めて移動
この電車も偶然誰も座っていないボックスシートがあり、そこに座って1駅移動しました。
下車した永覚駅(えかくえき)は単式ホーム1面1線の棒線駅で、しかも地平駅です。
駅舎が無く東側に出入口があるのみです。
三セク転換後に新設された駅かと思いきや、国鉄時代からの駅だそうで驚きました。
駅周辺は田園地帯が広がっています。
約900m北東には東名高速道路の上郷SAがあり、外からでも利用可能です。


(9)永覚924(愛環線 普通・高蔵寺行き)926末野原 2000系2連
2両目ロングシートに着席 3/4の着席率 景色を眺めて移動
今回はさすがに誰も座っていないボックス席が無く、ロングシートでの移動となりました。
すぐに次駅の末野原駅に到着し、下車しました。
相対式ホーム2面2線の掘割駅です。駅舎は一段上の地平面にありますが、
橋上駅舎でははく西側に小さな駅舎が設けられています。
1988年の開業当初は無人駅でしたが、年々乗降客が増えているため、
現在は有人駅になっています。
駅前はあまり住宅が多くありませんが、離れた西側が住宅街になっています。


(10)末野原942(愛環線 普通・高蔵寺行き)945三河豊田 2000系2連
2両目クロスシートに着席 約5割の着席率 景色を眺めて移動
この電車は比較的乗車率が低く、クロスシートに座って移動できました。
次に下車した三河豊田駅は島式ホーム1面2線の盛土高架駅ですが、
国鉄時代は2面4線で計画されていたため、東側に広い空き地があります。
西側の地平部に駅舎があり、有人駅となっています。
駅前は西側に小さな市街地が形成されている一方、
駅裏の東側一帯はトヨタ自動車本社・本社工場で占められています。
そのため、三河豊田駅は通勤利用が多く、トヨタカレンダーによる出勤日には
ラッシュ時に2駅先の新豊田駅との間でシャトル列車が運行されています。
この後も愛知環状鉄道線の乗り鉄・降り鉄を続けました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)