今回の『駅【簡易版】』シリーズは、
奈良県西部、王寺町北端部の市街地に位置する関西本線【大和路線】と和歌山線の接続駅で、構内に多数の留置線があり、運転上の拠点駅にもなっている、
王寺駅 (おうじえき。Oji Station) です。
尚、写真は2009年または2010年撮影で、古いです。現在は状況が変化しています。ご了承下さい。
駅名
王寺駅 (JR-Q 31)
所在地
奈良県北葛城郡王寺町
乗車可能路線
JR西日本:関西本線【愛称:大和路線】、和歌山線
隣の駅
関西本線【大和路線】
加茂方・名古屋方……………法隆寺駅
天王寺方・JR難波方…………三郷駅
和歌山線
和歌山方………………………畠田駅
乗換可能駅
近畿日本鉄道:生駒線………王寺駅まで徒歩5分
近畿日本鉄道:田原本線……新王寺駅まで徒歩5分
訪問・撮影時
2009年8月、2010年8月
王寺駅は東側に橋上駅舎を有しており、南北自由通路を兼ねています(バリアフリー対応)。
西側には1番のりば直結の西口があります(後述)。
写真は橋上駅舎の出入口である北口です。西を望む。
前方に近鉄生駒線の王寺駅が、後方に近鉄田原本線の新王寺駅があります。
右手に駅前広場があります。
北口駅前です。西を望む。
駅前は再開発されて駅前広場が整備され、複合ビルが建っています。
駅前エリアの北側は古くからの市街地が広がっていて、その北を大和川が西へ流れています。
一方、南口も駅前広場があり、駅前は市街地です。
郡部にある駅とは思えないほど都会的な駅前風景が広がっています。
橋上駅舎2階には中央改札口があります。
『ICOCA』対応の自動改札機が並んでいます。1階各ホームとの間はエレベーターも整備されています。
1番のりばの西側(JR難波方)に面して設置されている西口です。南を望む。
右側(西)には近鉄生駒線の王寺駅があり、事実上、生駒線との乗換改札口も兼ねています。
西口は北側からしか出入りできません。
西口駅前です。北を望む。
北口と100mほどしか離れていません。駅前は市街地です。
西口駅前です。東を望む。
JR駅の北側には歩道が並行していて、左側には商店が立ち並んでいます。
近鉄生駒線と田原本線を乗り継ぐ際はこの通路を歩くことになります。
西口改札口です。南を望む。2009年撮影。
サブ改札口ですが近鉄生駒線との乗換客など通過人員が多いのか、駅員が配置されています。
『ICOCA』対応の自動改札機が並んでいます。改札の先は1番のりばです。
大和路線の駅名標です。
下部はラインカラーの緑色が使用されています。
和歌山線の駅名標です。2009年撮影。
当時は下部がJR西日本のコーポレートカラーでしたが、今はピンクに変わっているかもしれません。
王寺駅は単式ホーム1面、島式ホーム2面、計3面5線で、多くの中線や留置線があります。
写真は2番のりばよりJR難波方を望む。
5番のりばの南側には多数の留置線があります。
上写真はJR難波方を望む。下写真は名古屋方・和歌山方を望む。
1番のりばより関西本線・JR難波方を望む。
この先、大和川に沿って生駒山地と金剛山地の間に展開する渓谷区間を西へ走り、大阪府へと進んでいきます。
南北自由通路より関西本線・名古屋方、和歌山線・和歌山方を望む。
この先、関西本線【大和路線】は奈良盆地を北東へ走り、法隆寺駅を経由して奈良駅を目指します。
一方、和歌山線は奈良盆地を南下し、まずは高田駅を目指します。
あとがき
下車(乗車)時・・・2010年(和歌山線乗り鉄の際に下車)
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・あり
東京からの到達難易度もさほど高くありません。関西本線および和歌山線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は王寺駅でも途中下車してみて下さい!
(参考:JR西日本のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)
テーマ:駅【簡易版】