今は見られない列車・車両・塗色(99・西鉄2000形)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


(Wikipediaの写真を使用)
 
このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第99回目は、昭和後期に西鉄大牟田線(現・天神大牟田線)の特急用として活躍し、
後継の8000形がデビュー後は格下げ改造されて急行用として活躍していた、
2000形電車です。
 
1973年、それまで特急運用に就いていた1000形・1300形を置き換えるべく、
翌1974年にかけて6連×6本=36両が製造されました。
前面非貫通型の2扉転換クロスシート車で、側扉は結構端の方に寄せられました。
一方、足回りは抵抗制御で、新しい電機子チョッパ制御などには手を出しませんでした。
 
デビュー後は予定通り1000形・1300形に代わり大牟田線の特急運用に就き、
1970年代~1980年代にかけて西鉄のフラッグシップ車両として君臨していました。
その後、1989年に後継の8000形がデビューすると、
3扉化、セミクロスシート化といった、急行用への格下げ改造を受け、
以後は急行用として余生を送っていました。
2001年に1編成が廃車されたものの、その後は5編成を維持していましたが、
2000年代後半になって3000形が増備されると廃車が進行し、
2010年、ついに全車引退しました。
 
私は急行格下げ後に見たことはありましたが、乗車経験はゼロでした。
写真を撮っていませんでした…。
  
(参考:Wikipedia)