今回の『駅【簡易版】』シリーズは、
群馬県南西部、甘楽町(かんらまち)の北部に広がる住宅地に位置する上信電鉄上信線の駅で、甘楽町の中心部からは遠いものの甘楽町の代表駅であり、江戸時代に織田家や奥平松平家が治めていた小幡藩城下町への玄関口でもある、
上州福島駅 (じょうしゅうふくしまえき。JOSHU-FUKUSHIMA Station) です。
尚、写真は2011年撮影と古く、現在は変化が生じています。
また、改札を出ておらず、写真の数が少ないですが、ご了承下さい。
駅名
上州福島駅 (駅番号なし)
所在地
群馬県甘楽郡甘楽町
乗車可能路線
上信電鉄:上信線
隣の駅
高崎方………上州新屋駅
下仁田方……東富岡駅
訪問・撮影時
2011年5月
駅舎です。列車内より撮影。
上州福島駅は地平駅で、南側のみに駅舎があります。和洋折衷の木造駅舎です。
有人駅(委託駅)で、発売されるきっぷは硬券です。ICカードは使えません。
駅前は住宅地で、駅のすぐ東には「蒟蒻畑(こんにゃくゼリー)」で有名なマンナンライフの甘楽工場があります。
また、約3km南には江戸時代に織田家や奥平松平家が治めていた小幡藩城下町があります。
甘楽町役場は小幡藩城下町の手前、駅から約1.7km南にあります。
上州福島駅は島式ホーム1面2線で、右(北)の側線には古い貨車が留置されています。
駅舎(左)とホームは高崎方にある構内踏切で結ばれています。
駅に段差はなさそうですが、駅外からホームまで車いすが通行可能かどうかは不明です。
写真は下仁田方を望む。
こちらは高崎方を望む。
高崎方はこの先、鏑川(かぶらがわ)沿いの田園風景の中を東へ走り、高崎駅を目指します。
下仁田方を望む。
この先、世界遺産に登録されている富岡製糸場の最寄駅である上州富岡駅を経由して、山間部にある下仁田駅を目指します。
あとがき
下車(乗車)時・・・2011年
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし
飲食チェーン店・・・なし
大阪からの到達難易度がやや高いですが、上信電鉄上信線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は上州福島駅でも途中下車してみて下さい!
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)