今回の『駅【超簡易版】』シリーズは、
北海道厚岸町西部、丘陵地帯に位置する根室本線【愛称:花咲線】の駅で、当地には炭鉱があり林業も盛んだったため、かつては馬車軌道(炭鉱関係)や森林軌道が接続していた、
上尾幌駅 (かみおぼろえき。Kami-Oboro Station) です。
隣の駅
滝川方……別保駅
根室方……尾幌駅
撮影時
2014年6月
上尾幌駅は無人駅ですが、南側に駅舎が残存しています。
駅前は南側に集落が形成されています。炭鉱があった頃はもっと栄えていたそうです。
駅名標です。
また、駅舎横には「きのこの里」と書かれた標柱があります。駅周辺ではキノコも採れるのでしょうか?
上尾幌駅は単式ホーム・島式ホームとも各1面の計2面2線で、上り線は両側にホームを有する形になっています。
しかし、手前の島式ホームは上り線側に柵が設置されていて、下り線専用です。
各ホームは位置がずれています。両ホームは構内踏切で結ばれています。
上り線ホームに面して駅舎があります。
また、釧路方の上り線側には行き止まり構造の側線があります。
写真は根室方を望む。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)