このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
第9回目は、山陽本線岡山地区の快速『サンライナー』で活躍していた、JR西日本の117系サンライナー色です。
元は京阪神地区の新快速で活躍していましたが、民営化直後に投入された221系により一部が岡山地区に転属しました。
岡山転属車の大半は白色ベースのサンライナー色に変更され、4両編成に短縮されました。
元々が6両編成だったので、余った電動車ユニットは湘南色に変更され、115系3500番台として115系に編入されました。
1992年より快速『サンライナー』で活躍していましたが、2010年代に黄色一色へと単色化され、
現在『サンライナー』色は残っていません。
さらに『サンライナー』の縮小・廃止により余剰車両が廃車となり、途中でより新しい100番台が転入したものの、岡山の117系は少数のみとなりました。
今後は227系500番台『Urara』の投入により、2扉車で使い勝手が悪い117系は115系より先に廃車となる可能性があります。