1999年撮影。
今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
新潟県の県庁所在地である新潟市の市街地西寄りに存在した新潟交通電車線の末期における起点駅でしたが、利用客の減少により1999年4月5日に廃止された
東関屋駅 (ひがしせきやえき。Higashisekiya Station) です。
尚、写真は少なく、しかも下手くそです。ご了承下さい。
駅名
東関屋駅 (駅番号なし)
廃止日
1999年4月5日
当時の所在地
新潟県新潟市 (現・中央区)
路線
新潟交通:電車線
隣の駅
白山前方…………白山前駅
月潟方・燕方……東青山駅
(※) 白山前~東関屋は1992年3月31日に、月潟~燕は1993年7月31日に廃止されました。
訪問・撮影時
1999年3月
駅舎です。半分しか写っていなくてすみません。
東関屋駅はJR越後線・関屋駅の約500m南、信濃川沿いの住宅街にありました。駅前に商店は少なかったです。
昔は木造駅舎でしたが、1992年の白山前~東関屋間廃止に伴い、旅行センターとバスターミナル併設の新しい駅舎へと改築されました。
しかし、この駅舎は「駅舎」としては7年間しか使用されず、電車線の廃止後しばらくして解体され、跡地は福祉施設やマンションになっています。
有人駅で、自動改札機はなく改札ラッチがありました。精算窓口もありました。
ICカードの時代が来る前に廃止となりました。
写真は東寄りを望む。
月潟方を望む。
末期の東関屋駅は半頭端式(島式)ホーム1面2線でした。右側に駅舎・改札口がありました。
左側には車庫が併設されていました。
1992年以前は手前側に線路が延びており、併用軌道区間を通って新潟市役所前の白山前駅へと至りました。
一方、月潟方は信濃川を渡って支流の中ノ口川に沿って郊外を南下し、月潟駅へと至りました。1993年までは弥彦線の燕駅まで線路が延びていました。
あとがき
私が東関屋駅で下車(乗車)したのは1999年3月の1度きりです。昼間の列車で訪問しましたが、乗降客はそこそこいました。廃止まで1ヶ月を切っていたため、ファンのみならず一般客のお名残乗車も見られました。
下車(乗車)時・・・1999年
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし
飲食チェーン店・・・なし
廃止は残念ですが、実情を考えると仕方ありません。現役時にギリギリセーフで訪問できてよかったですが、もっと写真と撮っておけば…。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)