金屋口駅【和歌山県】(有田鉄道線。2001年訪問、2003年廃止) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


2001年撮影。
 
今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
和歌山県中部、有田川沿いのミカン畑の中を走っていた有田鉄道線の終着駅でしたが、利用者の減少などから、2003年1月1日に廃止された、
金屋口駅 (かなやぐちえき。KANAYAGUTI Station) です。
 
尚、駅舎やホームは現在も保存されていますが、今回は現役当時の写真のみを掲載します。
写真は少ないです。ご了承下さい。
 
 
駅名  
金屋口駅 (駅番号なし) 
 
廃止日  
2003年1月1日
 
当時の所在地  
和歌山県有田郡吉備町 (現・有田川町)
 
路線  
有田鉄道:有田鉄道線   
 
隣の駅  
藤並方……御霊駅       
 
訪問・撮影時  
2001年3月
 
 

駅舎です。西を望む。
写真はフィルムならではの現象を起こしています。
まぁ工場や倉庫といった感じの外観をした駅舎でした。廃止後も現存しています。
最後まで有人駅で、改札口や窓口もありましたが、末期には窓口が閉鎖されていました(廃止直前はグッズ販売所として窓口を開けていました)。
末期は車内精算方式だったため、改札も行われていなかったと記憶しています。
尚、駅前広場はありませんでしたが、左手前にに有田鉄道本社・バス営業所・車庫・バス停留所・タクシー営業所があります。
 
駅前は住宅地ですが、南へ延びる道路は商店街になっています。しかし営業している店舗はさほど多くありません。昔は多かったと思われます。
 
 

金屋口駅は頭端式ホーム1面1線で、大きくて長い上屋が特徴的でした。前方に車庫がありました。
右側には有田川が流れています。
このホームや車庫も保存されています。
写真は藤並方を望む。
末期は写真のレールバス(元・樽見鉄道)での運行がメインでしたが、以前はキハ58系タイプの単行車両が主力でした。
どちらの車両も現在は有田川鉄道公園にて動態保存されています。
 
 
あとがき  
私が金屋口駅で下車(乗車)したのは2001年の1度きりです。以前より先行きが短いと思っており、2001年に訪問しましたが、それから2年と経たないうちに廃止されるとは思いもしませんでした。春の『青春18きっぷ』期間に訪問しましたが、平日だったためかファンは全くいませんでした。お名残乗車の人が増えたのはもっと後でした。
尚、現在は有田川鉄道公園の一部として駅設備が保存されています。動態保存車両の乗車体験(有料)により、現役時に当駅に訪問した気分を味わう事ができます。
⇒有田川鉄道公園を訪問した際の乗り鉄記事はこちら。https://ameblo.jp/s-limited-express/entry-12467297671.html
  
  
下車(乗車)時・・・2001年   
   
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし  
飲食チェーン店・・・なし  
 
廃止は残念ですが、実情を考えると仕方ありません。現役時に訪問できてよかったですが、もっと写真と撮っておけば…。
駅舎やホームは残っていますので、当時の雰囲気を味わう事は可能です。
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)