南大嶺駅【山口県】(美祢線。2004年訪問)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
山口県中西部、秋吉台・秋芳洞といった観光地が有名な美祢市の南寄りに位置する美祢線の駅で、1997年までは大嶺支線が分岐していた、
南大嶺駅 (みなみおおみねえき。Minami-Omine Station) です。
 
写真は2004年撮影と古く、現在は変化が生じていると思われます。ご了承下さい。
  
 
駅名  
南大嶺駅 (駅番号なし)       
 
所在地  
山口県美祢市          
 
乗車可能路線  
JR西日本:美祢線    
 
隣の駅  
厚狭方………四郎ケ原駅  
長門市方……美祢駅  
  
訪問・撮影時  
2004年8月  
 
 

南大嶺駅は地平駅で、西側に古びた鉄筋コンクリート造の駅舎があります。
出入口にスロープがありますが、車いすでアクセス可能なのは駅舎寄りの1番のりばのみです(2番のりばへは階段のみの跨線橋で連絡)。
したがって、南大嶺駅は下り線のみバリアフリー対応となっています。
小さな駅前広場があります。
 
南大嶺駅は無人駅で、駅舎は待合室として利用されています。当駅では車内精算となります。
 
駅前は山がちで、小さな集落が広がっています。商店は少ないです。
 
 

旧1番のりば部分に設置されている駅名標です。
これは元・大嶺支線のもので、厚狭方(左)は空欄になっています。
一方、長門市方(右)は「おおみね」と書かれていましたが、大嶺支線廃止後に「おお」が消されて「みね(美祢)」と表示されています。
この駅名標も大嶺支線の遺構と言えますが、現在は撤去されているかもしれません。 
 
 

大嶺支線の営業時は2面3線でしたが、廃止後に大嶺支線が使用していた旧・1番線はレールを撤去した上で線路敷を埋めて、単式ホーム2面2線の配線に変わりました(旧1番線の南側は側線として存置)。
下り長門市方面は元々、島式ホームに発着していましたが(旧2番のりば)、今は新設された新・1番のりば(右)に発着します。
上り厚狭方面は以前と同じく島式ホームの新2番のりば(左。元3番のりば)に発着します。
1番のりばへは駅舎から直接アクセスできますが、2番のりばは跨線橋でアクセスする形になります。
写真は厚狭方を望む。
 
 

こちらは長門市方を望む。
当駅の先で本線と大嶺支線が分岐していました。本線が右カーブ、大嶺支線が直進でした(さらに貨物線も左へ分岐していました)。
 
 

1番のりばより駅舎を望む。
大嶺支線の旧・1番線が埋め立てられたため、現・1番のりばと駅舎(駅外)の間は段差なく移動できるようになりました。
  
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2004年         
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし    
飲食チェーン店・・・なし    
 
東京・大阪とも到達難易度が高いですが、美祢線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は南大嶺駅でも途中下車されてみて下さい!
  
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)