2009年撮影。
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
大阪府東部、羽曳野市の中心市街地に位置する近鉄南大阪線と長野線の分岐駅かつ主要駅で、古墳が多い羽曳野市の代表駅でもある、
古市駅 (ふるいちえき。Furuichi Station) です。
「古市」の名は全国的にマイナーでしたが、2019年に「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されたため、一躍有名になりました。
尚、写真は2009年撮影で古く、現在は状況が変化していると思われます。
また、改札外の写真はありません。ご了承下さい。
駅名
古市駅
所在地
大阪府羽曳野市
乗車可能路線
近畿日本鉄道:南大阪線、長野線
隣の駅
南大阪線 (F 16)
大阪阿倍野橋方……道明寺駅
橿原神宮前方………駒ヶ谷駅
長野線 (O 16)
河内長野方…………喜志駅
訪問・撮影時
2009年12月
古市駅は橋上駅舎を有しており、東西に出入口があります。
橋上駅舎は東西自由通路を兼ねていますが、すぐ南に踏切道があります。。西口のみにエレベーターがあります。
西口から少々離れた南側に駅前広場があります。
有人駅で、自動改札機、自動券売機、自動精算機が設置されています。
『PiTaPa』などの交通系ICカードも利用可能です。
駅西側も駅東側も市街地ですが再開発のペースは遅く、狭い道路ばかりで雑然としています。
羽曳野市役所は西口の北約600mにあります。
2009年当時の駅名標です。
その後、2015年に駅ナンバリングが導入され、駅名標が一新されました。
駅番号ですが、南大阪線が「F 16」、長野線が「O 16」です。
古市駅は島式ホーム2面4線で、左のホームが南大阪線上り大阪阿倍野橋方面、右のホームが南大阪線下り橿原神宮前・吉野方面および長野線下り富田林・河内長野方面です。
写真は橋上駅舎より大阪阿倍野橋方を望む。
この先、古墳を避けながら進み、「あべのハルカス」に位置する大阪阿倍野橋駅を目指します。
こちらは下り1番線より南大阪線・橿原神宮前方、長野線・河内長野方を望む。
発車標は当時すでにLED式へと取り替えられていました。
上り3番線より南大阪線・橿原神宮前方、長野線・河内長野方を望む。
長野線が先に開業した歴史的経緯から、長野線が直進で、南大阪線は左へ曲がります。
また、右へ曲がる線路もあり、そちらは車両基地である古市検車区に通じています。
あとがき
下車(乗車)時・・・2009年 (改札を出ていません)
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・あり
東京からの到達難易度がやや高いですが、近鉄南大阪線および近鉄長野線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は古市駅でも途中下車されてみて下さい!
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)