第1384回('20) 京成本線の千葉県市川市内の駅を降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2020年9月19日~21日、シルバーウイーク4連休のうち前3日間は、新型コロナウイルスの感染拡大が収まりつつあると判断し、2泊3日の日程で関東地方へ乗り鉄・降り鉄(途中下車)に出かけました。
但し、新規陽性者数の多い東京都と神奈川県はできるだけ避けつつ、新規陽性者数が比較的少なく、私の地元・兵庫県と同レベルの千葉県、埼玉県を中心に回りました。宿泊は東京都内でしたが。
 
今回は初日序盤の内容です。
いつものように新幹線で東京まで移動し、今回は上野から京成本線に乗り、京成船橋駅以西の未訪問駅を片っ端から降り鉄していきました。
 
今回の日程 2020年9月19日  (土)   【その1】
 
加古川520(JR神戸線)536西明石601(山陽新幹線→東海道新幹線・のぞみ80号)851東京858(山手線内回り)905上野/京成上野923(京成本線)952市川真間1013(普通)1014菅野1034(普通)1036京成八幡1135(普通)1137鬼越
 
【その2に続く】
 
この日は4時に起きて、朝食を済ませてから自宅を出発して加古川駅へと向かいました。雨は降っていませんでしたが、関東は四連休のうち私が行く前3日が雨模様との事で、傘を持参しました。
 
加古川駅では前日に購入していた『加古川→東京都区内』の往復乗車券(ゆき券)を自動改札機に通して入場し、5時20分発のJR神戸線上り1番列車である普通(西明石~京都間快速)・米原行きに乗車しました。223系4連+8連で、私は後方の8連側(3号車)に乗り込み、ドア横の補助席に座り、道中はスマホを操作していました。加古川発車時点では転換クロスシート窓側席にも空きがありましたが、停車駅ごとに乗客が増えて大久保発車時点では窓側席が全て埋まり、一部の通路側席も埋まっていました。そして私はいつものように西明石駅で下車しました。
 
 

 
西明石駅では乗換改札を通り、新幹線ホームへ。東海道・山陽新幹線上りの6時01分発『のぞみ80号』東京行きに乗車しました。JR東海所属のN700A・G編成16連で、私は最後部1号車自由席の窓側E席に座りました。車内はガラガラで、発車時点で5人しかいませんでした。
 
 

 

 
『のぞみ80号』は定刻に西明石駅を発車しました。空が明るくなってきたので私は車窓風景を眺めていました。新神戸、新大阪、京都と停車しますが例年の連休とは違い今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で移動を控える人が多く、乗客はさほど増えず京都発車時点でもE席に空きがありました。それは名古屋を発車しても変わらず、1号車の乗客は20人ほどでした。名古屋から先も車窓風景を眺めていましたが、東へ行くほど雲が厚くなり、結局富士山は頂上が見えませんでした。がっかりした私は急に眠くなり、熱海を通過した先で寝てしまいました…。目が覚めたのは新横浜到着時で、少ない乗客がさらに減っていました。その後は再び車窓風景を楽しんで、8時51分に到着した終点の東京駅まで乗り通しました。東京駅も普段の連休であれば初日の午前は自由席待ちの長蛇の列が形成されるのですが、この日のホームは閑散としていました。
 
 

 
東京駅下車後は上野を目指します。乗換改札を通って在来線コンコースへと移動し、山手線内回り・京浜東北線北行ホームへ。上野へは上野東京ラインでも行けますが、今回は本数の多い系統を選択しました。山手線と京浜東北線は同じホームで、先に来た山手線内回り電車(8:58発)に乗車しました。車両はE235系11連で、2020年初頭にE231系500番台からの置換が完了しました。乗り込んだ最後部車両の車内はガラガラで、私は着席して道中は久しぶりの東京の車窓風景を眺めて過ごし、9時05分着の上野駅で下車しました。
 
 

 
上野駅では不忍改札から出場し、JR線の西側に広がる上野公園の地下に位置する京成上野駅へと移動しましたが、電車に乗る前に上野公園の高台にある西郷隆盛像を撮影しました。久しぶりに間近で見ました。
 
 

 
その後は京成上野駅へと向かいましたが、新型コロナウイルスの影響で成田空港へ向かう人が少なく、閑散としていました。そのため、『スカイライナー』の一部列車が運休していました。
 
 

 
私は『Suica』で改札を通って9時23分発の京成本線下り普通・京成津田沼行きに乗車しました。3000形6連で、乗車した最後部車両は空いていて、私は着席しました。発車後はしばらく地下区間が続きますが、廃駅となった博物館動物園駅のホーム跡を確認できました。地上に出て、日暮里駅からは乗客が増え、大半の座席が埋まりました。その後も車窓風景を眺め続けて、千葉県に入って2駅目の市川真間駅で私は下車しました(9:52着)。2面4線ですが、普通のみの停車駅です。駅名の読みは「いちかわまま」で、2019年の母の日期間には駅名標が「市川ママ」になっていてカーネーションの絵も描かれていました。またJR線の市川駅とは約600mしか離れていませんが、こちらは住宅街の中にあり道路も狭く、やや寂しい印象でした。ちなみに駅周辺は元別荘地が由来の高級住宅街だそうです。
 
 

 

 

また、コンコースには「市川ママ駅」の駅名看板の模型が展示されていました。

 

 

 
市川真間駅では2本後の普通・京成津田沼行きに乗車。3700形6連で、最後部車両は半分ほどの座席が空いていたので着席し、車窓風景を眺めながら水分補給を済ませると電車は間もなく菅野駅に到着し、下車しました。菅野駅のアナウンスを聞いて、読売ジャイアンツ(巨人)のエースである菅野投手を思い出しましたw 今年の活躍は凄いです。島式ホームの真下には東京外環自動車道(地下区間)がアンダーパスしていて、また駅ではバリアフリー化工事が行われていました。駅前は閑静な住宅街で、こちらも高級住宅街が形成されています。
 
 

 
菅野駅からは10時34分発の普通・京成津田沼行き(3000形6連)に乗りました。乗り込んだ最後部車両は空いていました。着席して道中はしばし車窓風景を眺め、すぐに到着した京成八幡駅で下車しました。都営新宿線の終着駅である本八幡駅との乗換駅であり(JR線・本八幡駅とは乗換駅ではない)、人の往来は活発でした。改札内コンコースにはプラレールのジオラマがあり、京成の車両だけでなく直通先の車両も走らせており、見物客が絶えませんでした。
 
 

 

 
その後は改札を出て駅前を散策しました。前2駅とは違い商業施設もあり栄えていました。駅南側には京成電鉄の本社があります。そして私は駅東側とJR線・本八幡駅を結ぶ県道沿いにある「ケンタッキーフライドチキン」で早目の昼食を済ませました。「ケンタッキー」はランチメニューを始めてから客が増えている印象です。
 
 

 
食後は京成八幡駅へと戻り、11時35分発の普通・京成津田沼行き(3000形6連)に乗車しました。半分ほど空席があり、着席して車窓風景を眺めて過ごし、次駅の鬼越駅で下車しました。「鬼」が入っていてインパクトのある駅名ですが、由来は不明です。普通停車駅ながらホームは島式になっていて、南西側にある駅舎とは構内踏切で結ばれています。駅前は住宅街になっています。
 
 

 

 
まだ昼前です。その後も乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)