第1337回('19) 相鉄・JR直通線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2019年12月28日~31日、
年末年始の休暇は3泊4日の日程で、今度も全駅制覇への道のりがまだまだ遠い、東京都の駅を降り鉄するための旅に出かけました。
しかし今回は東京都ばかりではなく、11月に新たに開業した相鉄・JR直通線の乗りつぶしや東京都に近接する神奈川県の駅も訪問しました。
今回は30日を除き晴天だったので、雨男の私にとってはまぁまぁ恵まれましたw
 
今回は初日(12月28日)序盤の内容です。
いつものように新幹線で東京入りして、新宿から相鉄・JR直通線の電車に乗り、相鉄の二俣川駅まで行きました。
西谷駅到着時点で相鉄・JR直通線を踏破しました(正式には相鉄新横浜線の一部と東海道本線支線の一部)。
 
今回の日程 2019年12月28日  (土)   【その1】
 
加古川520(JR神戸線・704K)536西明石600(東海道山陽新幹線・のぞみ100号)853東京902(中央線快速・925H中央特快)915新宿927(相鉄・JR直通線  129M→羽沢横浜国大から3129レ特急)1029二俣川
 
【その2へ続く】
 
この日は4時に起きて、朝食を済ませてから自宅を出発して加古川駅へ。事前に購入していた『加古川→東京都区内』の往復乗車券(ゆき券)を自動改札機に通して入場し、5時20分発のJR神戸線上り1番列車(普通米原行き)に乗車しました。223系4連+225系8連の12両編成で、私は後方3号車(225系側)の扉横補助席に座りました。車内は空いていましたが停車駅ごとに乗客が増え、西明石到着時点ではほぼ全席が埋まりました。やはり帰省客や旅行に出かける風の客が多かったです。私は道中スマホを操作しながら過ごし、5時36分に到着した西明石駅で下車しました。
 
 

 
西明石駅では乗換改札を通って高架の山陽新幹線ホームへと向かい、6時00分西明石始発の『のぞみ100号』東京行きに乗り換えました。JR東海所属のN700系16連で、私は最後部1号車自由席の窓側E席を確保しました。発車直前までに大半のE席は埋まりましたが、乗車率自体は低くガラガラ状態でした。
 
 

 
『のぞみ100号』は定刻に西明石を発車しました。まだ夜が明けておらず暗かったので私はスマホを操作していました。新神戸駅では数人が乗ってきて全てのE席が埋まり、反対側の窓側席A席も少し埋まりましたが、新大阪、京都、名古屋ではほとんど車内の動きがなく、半数ほどのA席が空いた状態で名古屋を発車しました。当然、私の隣席D席も空いたままです。年末の繁忙期ゆえに『のぞみ100号』に先行する新大阪始発の列車に乗客が流れたためと思われます。山陽直通列車ですと自由席に着席できる確率が下がりますから…。
 
また、冬は雪のために減速運転をする事もある米原~関ヶ原ですが、暖冬が影響してか雪は全然降っておらず、電車も所定の速度で当該区間を駆け抜けました。その関ヶ原付近で夜が明けてきましたが、雲がほとんど見られず快晴でした。しかし、静岡辺りも変わらず快晴でしたが、いざ富士山を撮影しようとするといきなり曇天に変わり、富士山自体がほとんど見えず私はガッカリしました…。その後も神奈川県内まで曇天が続きましたが、東京都に入ると雲が取れて快晴に戻りました。
 
 

 
車内は新横浜到着時もあまり動きがありませんでした。新横浜発車後はしきりに「東京駅ホームの自由席降車部は年末の帰省ラッシュで乗車待ちの人で混雑しているのでホーム中央5号車以遠から車外へ出るか、混雑の少ない品川駅で下車するか」を勧める車内放送がありました。確かに帰省ラッシュ時の東京駅ホームは混雑が凄く、あまり通りたくないのですが、今回は東京駅の様子を見たくて私は終点の東京駅まで乗り通す事として、しかも車内を移動するのがしんどいので自分のいる1号車から下車する事にしました。
そして『のぞみ100号』は定刻の8時53分に東京駅に到着し、私は1号車のドアから車外へ出ました。やはりホームは混雑していてマスコミの姿も見られましたが、私の予想よりは混雑しておらず、今回は何とか1人分が歩くスペースが確保されていたので、さほど動きを妨げられる事なく乗換改札へと移動できました。
 
 

 
東京駅では中央線快速の1番線・2番線ホームへと向かい、9時02分発の中央特快・高尾行きに乗車しました。E233系10両編成で、近い将来にグリーン車が2両増結されて12両編成になる予定です。私は最後部10両目に入りました。空席が多数あったのですが久しぶりに東京の景色を楽しみたいのでドア脇に陣取りました。
道中は車窓風景を眺めていました。そして信濃町~千駄ヶ谷を通過中には左手に完成したばかりの国立競技場が見えました。そして9時15分に中央特快は新宿駅に到着し、下車しました。東京駅発車時点で空いていた車内は御茶ノ水駅で埋まり、新宿到着時点で立客も結構いました。
 
 

 
新宿駅到着後は一旦改札を出て、『Suica』で再入場しました。そして2番線ホームへと向かいましたが、それと同時に大崎方から相鉄12000系10連の新宿行き相鉄・JR直通線列車が到着しました。私は慌てて写真を撮影しました。この電車が折り返し9時27分発の特急(JR線内は各駅停車)・海老名行きになります。当初は1本後の各停・海老名行きに乗る予定だったのですが、1本後の列車は約30分後の発車で、それまでの待ち時間が勿体ないので私はこの特急に乗る事にしました。初めて乗るからには前面展望をしようと思い最前部から乗り込みましたが、右端には既に先客がいて、私は中央部右寄りに陣取りました。しかし、後から運転士が乗務員室に入りましたが、新人と指導員のペアでした。すなわち、乗務員室に2人いる事になり、前面展望がより難しくなってしまいました…。私は1本待って確実に前面展望をするか、この電車に乗って30分時間を稼いでより多くの駅を訪問するか迷いましたが、今年(2019年)は「乗り鉄」より「降り鉄」を主眼としていた事、新たに踏破する区間はほぼ地下で撮影に難がある事、そしてもし1本待ったとしてもベストの前面展望位置を確保できる保証、乗務員が1人である保証はありませんので、今回はある程度前面を眺めれば良しとする事にしてこの特急電車で相鉄線方面へ向かう事にしました。また、乗車直前には最前部に子どもを含めて5~6人が集まり、車内は空席があるものの最前部だけ混雑している状態でした。
 
 

 
特急・海老名行きは定刻の9時27分に新宿駅を発車し、山手貨物線を南下します。停車する全駅で相鉄12000系を撮影する人を見かけました。渋谷駅では先頭部に数人が集まり、最前部のみラッシュ時並みの状態になりました。恵比寿駅ではあまり動きがありませんでしたが大崎駅では相鉄12000系の体験乗車組が何人か下車するだろうと予想していましたが、先頭部では1人しか下車せず、逆に数人増えて最前部はより混雑しました。大崎駅を発車後は蛇窪支線を経由して横須賀線が走る品鶴線を走行して西大井駅、武蔵小杉駅と停車していきます。武蔵小杉駅までは湘南新宿ラインと全く同じルートです。
 
 

 
その武蔵小杉駅では最前部が一瞬さらに混雑しましたが、運転士の指導員が申し訳なさそうに一礼した後に車両中央の仕切窓のカーテンを閉め、それを知らない多くの客からため息が漏れました。その影響で最前部から撤収する乗客が一定数いました。一方、私はその事を知っていたので右寄りに陣取っていて、カーテンが下ろされない右寄りの乗務員室扉窓から覗き込むように前面展望を続けましたが、何人もの人がこの扉から前面展望しようとしていて、この部分だけは混雑が続きました。
 
武蔵小杉駅を発車するとすぐに並行する貨物線へと転線し、新鶴見信号場を見て南下を続けました。そして鶴見駅北方で東海道貨物線に合流し、さらに鶴見~新子安間(京急の生麦駅付近)でトンネルに入りました。その後はトンネルやシェルターの区間が長々と続きましたが、一定時間が経過すると地上に出て、貨物駅である横浜羽沢駅構内へと入りました。列車はこの構内で連絡線へと分岐して地下区間になり、横浜羽沢駅構内をくぐってJR東日本と相模鉄道の境界駅である羽沢横浜国大駅に着きました。ここで乗務員がJRから相鉄へと交代しました。また、ホームにはファンが多数いました。私は帰りに羽沢横浜国大駅に立寄る事にして、今回は乗車列車に乗り続けました。
 
 

 
羽沢横浜国大駅からは相鉄新横浜線へと入ります。発車後は複線シールドトンネルで地下区間を右へカーブしながら走り、やがて反対側の線路が離れると地上に出て西谷駅に到着しました。
 
 

 
この時点で相鉄・JR直通線を踏破できましたが、私は二俣川駅まで乗り続けます。ところが、発車時刻を過ぎても列車は動きません。1駅先の鶴ヶ峰駅で先行列車の乗客に急病人が出て、その対応のために運転を見合わせている旨の車内放送がありました。その間、私はホームに出て車両を撮影したりしました。そして8分遅れで列車は西谷駅を発車し、二俣川駅にも所定より8分遅れの10時29分に到着しました。私はここで下車しました。
 
 

 
この後も乗り鉄、降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線
JR東日本:東海道本線支線(東海道貨物線。相鉄・JR直通線)

鶴見→羽沢横浜国大 (8.8km)……踏破達成!

 
相模鉄道:相鉄新横浜線

羽沢横浜国大→西谷 (2.1km)……踏破達成!(現時点での開通区間を踏破)
 
 
(参考:Wikipedia)