東大島駅【東京都】(都営新宿線。2018年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2018年撮影。
 
今回の【駅】コーナーは、
東京都江東区の北東部、江戸川区との境界である旧中川の橋梁上にある駅で、江東区側、江戸川区側にそれぞれ改札口がある駅、そして駅周辺には公園が多く、緑豊かな住宅団地の中にある駅、
東大島駅(ひがしおおじまえき。Higashi-ojima Station)です。
 
 
駅名
東大島駅 (S 16)
 
所在地
東京都江東区
(※)駅の東半分と小松川口は江戸川区に所在しますが、駅長室が江東区側の大島口にあるため、所在地は江東区になります。
 
乗車可能路線
都営地下鉄:新宿線【都営新宿線】
 
隣の駅
新宿方………大島駅
本八幡方……船堀駅
 
訪問・撮影時
2018年5月、2019年2月
 
 

東大島駅は旧中川の橋梁上にホームが設置されています。ホームは両岸まで延びています。
写真は北側より撮影。川の中央部に区境があり、右(西)が江東区、左(東)が江戸川区となります。
江東区側には西口に相当する大島口、江戸川区側には東口に相当する小松川口があります。
 
 

東大島駅は高架構造で、3階にホームが、2階に大島口の駅舎・改札口があります。
写真は大島口の南西側より撮影。北西側からもアクセスできます。駅外と2階改札階を結ぶエレベーターもあります。
駅出入口の西側(手前側)には公衆トイレがあります。
 
 

大島口より南を望む。
ロータリーを有する駅前広場が整備されていて、ロータリー内にはモニュメントが設置されています。
バス停留所も駅前広場内に設置されています。
駅南側は大島小松川公園の「わんさか広場」が広がっていて、その東側から駅の北側にかけての公園地下には都営新宿線の車両基地である「大島車両検修場」が広がっています。そして線路のすぐ北側には東京都交通局大島庁舎のビルもあります。
駅を離れると住宅街になります。特に南西側は昔からの住宅密集地となります。
 
 

こちらは大島口の北西側にある大島八丁目交差点より北を望む。
左右の道路が新大橋通り(都道50号線)、手前~奥の道路は都道477号線です。新大橋通りは都営新宿線と並行しており、東大島駅の北側で旧中川を渡ります。
都道477号沿いにはマンションが林立しています。また、西側(写真の左)にはダイエー東大島店があります。
さらに北西側にも住宅街が広がっています。
また、この地点の北東側(写真右奥)にも大島小松川公園の「スポーツ広場」があり、その地下に大島車両検修場があります。
尚、大島口と大島八丁目交差点の間の新宿線高架下には商業施設「東大島メトロード18」がありましたが、2019年訪問時には取り壊されていました。
 
 

大島口の改札口の様子です。改札外コンコースは広いです。年季が入っている印象です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、いちばん左の通路が有人改札です。
改札口の左手前には窓口跡と自動券売機があります。
トイレ、だれでもトイレは改札内に設置されています。
改札階と各ホーム階との間には階段、エスカレーター(上り方向のみ)、エレベーターが設置されています。
 
 

こちらは小松川口です。北東側より撮影。
小松川口は大島口とは違い、高架下の地平部に駅舎・改札口があります。
そして小松川口駅舎を取り囲む形でロータリーが形成されていて、ロータリー部にはバス停留所もあります。
 
 

小松川口より北を望む。小松川エリアは西(左)を流れる旧中川と東(右)を流れる荒川に挟まれた狭い区域です。
南北とも駅周辺には集合住宅が多く立ち並んでいて、建物の密集度が低く緑も多いので圧迫感はあまり感じません。写真中央の緑は大島小松川公園の「季節の広場(北)」です。
駅の東側には商業施設「トニ・ワン ショッピングセンター」があります。
また、北側を並行する新大橋通りの向こう側には大島小松川公園最大のエリア「自由の広場」が広がっています。
 
 

小松川口の改札口の様子です。こちらも改札外コンコースは広いですが、年季が入っています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、いちばん右の通路が有人改札です。
改札口の右手前には窓口跡と自動券売機があります。
トイレ、だれでもトイレは改札内に設置されています。
こちら側にも改札階と各ホーム階との間には階段、エスカレーター(上り方向のみ)、エレベーターが設置されています。
 
 

ホーム側壁(外壁)に取り付けられている東大島駅の駅名標です。
地下駅にある建植式のタイプと同じく、時刻表・路線案内図と一体になったタイプです。
都営地下鉄・東京メトロ共通のデザインで、駅ナンバリングが併記されています (S 16)。
 
 

東大島駅は相対式ホーム2面2線の構造で、2018年8月にホームドアが設置されました。その直前の2018年5月にリニューアルされ、ホーム外壁に小窓が設置されてホームが跨いでいる旧中川を眺められるようになりました。
左側ホーム(南側)が1番線(新宿方面)、左側ホーム(北側)が2番線(本八幡方面)です。
有効長は10両分で、上屋はホーム全体に設置されています。ホームには空調完備の待合室があります。
写真は新宿方を望む。
 
 

新宿方を望む。ホーム端に大島口への階段があります。
この先、左へカーブして、都道477号線をオーバーパスするとすぐに下り勾配になり、地下区間へと入ります。その後は新大橋通りの地下を西へ進み、大島車両検修場からの出入庫線と合流すると急行停車駅である大島駅へと至ります。
 
 

本八幡方を望む。ホーム端に小松川口への階段があります。
この先すぐに荒川と中川を連続で渡り、住宅街の中を高架で東南東へ走ります。そして左へカーブすると急行停車駅である船堀駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が東大島駅で下車(乗車)したのは2018年、2019年の計2度です。2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。その際に写真撮影忘れがあり、2019年にリベンジ訪問しました。江東区にある大島口側は下町と新市街地の境界にあり賑やかな印象でした。また江戸川区にある小松川口側は駅前に高層住宅ばかりで圧倒されました。また、橋梁上に駅があり、両側に改札口があるスタイルを見て、我が地元・兵庫県にある阪神電車の武庫川駅を思い出しましたw
 
新宿からですと都営新宿線の各停・本八幡行きに乗車して当駅下車です(大島行きでは行けません)。急行は停車しませんのでご注意下さい。もし急行にご乗車になられた場合は手前の大島駅で各停にお乗り換え下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車。横須賀線~総武快速線直通列車(東京駅で乗換の場合あり)に乗り換えて馬喰町駅で下車します。東京駅より品川駅での乗換の方が圧倒的に楽です。馬喰町駅で下車後は後方にある乗換口を経由の上で都営新宿線の各停・本八幡行きにご乗車になり、当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、コンビニは両改札の近くに点在しています。スーパーは「ダイエー東大島店」が大島口近くにあり、小型スーパーも両改札近くに1軒ずつあります。一方、気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店はいずれも大島口側にあり、ダイエー内の「マクドナルド」、駅北側の「モスバーガー」「ミスタードーナツ」、そして駅南線側の「ジョナサン」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営新宿線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は東大島駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、「東京都東部7公園」のHP、Google地図、Wikipedia)