高浜駅【愛媛県】(伊予鉄道高浜線。2013年訪問)

今回の【駅】コーナーは、愛媛県松山市の沿岸部にあり、伊予鉄道高浜線の起点駅である
高浜駅(たかはまえき)です。

駅名	所在地
高浜駅	愛媛県松山市

乗車可能路線

伊予鉄道：高浜線

　

隣の駅

松山市方→

梅津寺駅

訪問・撮影時

2013年10月

連絡通路の屋根で見づらいですが、奥に高浜駅の駅舎があります。
昭和初期に建てられ、現在も使用され続けています。

駅前の様子です。正面に高浜港があります。
かつては長距離フェリーも発着していましたが、手狭なため新たに造られた松山観光港へと移りました。
現在は興居島(ごごしま)など近距離の航路のみ設定されています。
尚、駅周辺には住宅地が広がっています。

また、駅舎左側(北側)には松山観光港とを結ぶ連絡バス専用のバス停留所があります。
バス停とホームとの間には連絡通路が設置されています。

改札口の様子です。自動改札機は導入されていませんが、
ICカード『ICい～カード』対応の簡易改札機が設置されています(『Suica』などは利用不可)。

高浜駅の駅名標です。渋いデザインです。
隣駅に連絡バスでのアクセスとなる松山観光港が書かれています。

高浜駅は単式ホーム1面1線の構造で、駅舎の反対側には側線があります。
かつては側線側にもホームがあったそうです。

松山市方を望む。この先、三津駅の手前まで伊予灘に沿って海の近くを走ります。
尚、高浜線は高浜～梅津寺の1区間が単線ですが、複線分の用地は確保されています。

終端部を望む。少し先に車止めがあり、ここに増結車両が留置される事があります。
尚、松山観光港への延伸構想がありますが、実現する可能性は低そうです…。

あとがき

私が高浜駅で下車したのは2001年、2004年、2013年の計3度です。2001年と2004年は松山観光港より発着する船舶との乗継のために、2013年は単純な高浜線乗り鉄の途上で、それぞれ下車(乗車)しました。昭和の雰囲気を残した駅といった印象でした。
東京からですと東海道・山陽新幹線で岡山駅まで行き、予讃線特急『しおかぜ』で終点の松山駅へ。さらに駅前に発着する伊予鉄道市内線に乗り古町駅でさらに伊予鉄道高浜線に乗り換えて終点下車です。または松山駅から徒歩で大手町駅まで移動して高浜線に乗車しても到達できます。少々タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは山陽新幹線に乗り岡山へ。以降は上記のルートで到達できます。こちらはじゅうぶん日帰り訪問が可能です。
(高速バス、飛行機、船舶でのアクセスは考慮していません)

食料・飲料について、コンビニ・スーパーは駅前に一切なく、気軽に入れる商店・飲食店もありません。
松山観光港には売店と飲食店があるのですが、駅から約800mも離れています。やはり事前に用意しておきましょう。

特に東京からの到達難易度は高いですが、伊予鉄道を乗り鉄の際は終点の高浜駅まで行かれてみて下さい！

(参考：Google地図、Wikipedia)