第1145回('17) 名鉄西尾線末端区間~蒲郡線の乗り鉄・駅巡り | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回のつづき…

2017年12月30日~31日、年末年始の休みは名鉄を乗り鉄するために名古屋方面へ。行きは新幹線、帰りは近鉄でした。
『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』を利用して名鉄線の乗り鉄・駅巡りをしました。

今回は初日中盤の模様です。
西尾駅以南の名鉄西尾線各駅および蒲郡線の駅に途中下車しながら蒲郡方面へと向かいました。
今回の日程 2017年12月30日(土) 【その2】

西尾1013(名鉄西尾線・急行)1016福地1024(急行)1027西尾1043(急行)1050上横須賀1121(急行)1125吉良吉田1201(蒲郡線)1204三河鳥羽1235(蒲郡線)1240東幡豆1257(蒲郡線)1300西幡豆1307(蒲郡線)1313こどもの国1344(蒲郡線)1346西浦

【その3へ続く】
名古屋方面から西尾駅へやって来ましたが、さらに南へと進みます。10時13分発の急行・吉良吉田行きに乗車しました。急行ですが西尾以南は各駅停車となります。6500系4連で、そこそこ乗車率が高かったので私はドア脇に陣取り、車窓風景を眺めました。そして1駅目の福地駅で下車しました。下車客は少なかったです。福地駅では滞在時間が8分と短かったので大急ぎで車両・ホーム・駅舎・駅前を撮影しました。



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そして福地駅からは逆方向の急行・佐屋行きに乗車しました。3700系4連で、大半の座席が埋まっていたので今回もドア脇で車窓風景を眺めて西尾駅へと戻りました。下車後、先程は東口側へ出ましたが、今度は西口側を軽く散策してからホームへと戻りました。



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西尾駅からは10時43分発の急行・吉良吉田行きに乗って再び南を目指します。3500系4連で、今度の電車は空いていたのでロングシートに腰掛けようとしましたが、座席に財布が落ちており、車掌に届けようとしたら持ち主の女性が現れ持って行きました。
着席してしばらくすると電車は発車しました。道中は車窓風景を眺めて先程訪問した福地駅をスルーし、2006年に廃止された鎌谷駅跡を確認してから次駅の上横須賀駅で下車しました。周辺は市街地でしたが人通りはまばらでした。また、次の電車まで30分あったのでホームのベンチで先程南桜井駅近くのコンビニで買ったパンを食べました。室内の待合室はなく、風が強くて寒かったです。



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上横須賀駅では後続の急行・吉良吉田行きに乗車。5000系4連でガラガラだったので着席して車窓風景を眺め、4分の乗車で終点の吉良吉田駅に到着しました。西尾線ホームは急カーブしていて、さらにホーム有効長が4両分ギリギリで、車体が長く4両固定編成だったパノラマスーパー1000系は入線できませんでした。吉良吉田駅では下車後に駅舎と駅前を撮影し、2004年に廃止となった三河線海線の一部廃線跡も探訪しました。



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吉良吉田駅からは、以前より存廃問題が浮上している蒲郡線の乗り鉄・駅巡りを始めます。12時01分発の蒲郡行きに乗車しました。専用の6000系2連で車掌は乗務していません。乗客は十数人いました。私は後方車両のロングシートに腰掛けました。一概には比較できませんが、同じく存続問題の渦中にある神戸電鉄粟生線末端区間の昼間帯と比較すると、こちらの方が乗客数が多い印象でした。
電車は定刻に吉良吉田駅を発車し、ローカル風景の中を東へ走ります。そして3分の乗車で三河鳥羽駅に到着し、私は先頭車両へと移動して運転士にフリーきっぷを見せて下車しました。下車後は駅を撮影してから近くにある三河湾を眺めに行き、駅へ戻りました。



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三河鳥羽駅では後続の蒲郡行きに乗車しました。6000系2連で今度は先頭車両に乗車し、ロングシートに着席しました。この列車も乗客が十数人いました。道中は山越え区間あり、海を望める区間ありで車窓風景の見所が多かったです。そして西幡豆駅はパスして、2駅目の東幡豆駅で下車しました。島式ホーム1面2線で、右側通行でした。東幡豆駅には古い駅舎が残っていました。また、駅前は港町といった雰囲気で、近くには砂浜もありました。潮干狩りシーズンや海水浴シーズンは賑わいそうですが、蒲郡線を使う人は少ないのでしょうね…。沖合にはかつて名鉄が「うさぎ島」としてウサギを放し飼いにして観光開発をしていた前島も見えました(1997年に閉園)。さらに、駅南側には「かぼちゃ寺」とも呼ばれている「ハズ観音」こと妙善寺もあります。



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東幡豆駅からは1駅手前の西幡豆駅へ戻るべく、吉良吉田行き電車に乗車しました。6000系2連で、乗客は10人ほどでした。先頭車両のロングシートに座り、先ほども見た車窓風景を眺めて、予定通り西幡豆駅で下車しました。西幡豆駅も島式ホーム1面2線で、右側通行でした。古い駅舎も残っていましたが、東幡豆駅と比較して観光要素は少ない印象でした。



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西幡豆駅では再び蒲郡行き電車に乗車します。6000系2連の車内は10人も乗客がおらず、この電車を見ると蒲郡線の危機的な現状が垣間見えました。ロングシートに腰掛けて車窓風景を眺め、今回は東幡豆駅の1駅先にある、こどもの国駅で下車しました。こどもの国駅は高架駅ですが昭和の雰囲気が色濃く残っていました。また駅舎は撤去されたようで存在しませんでした。駅前を軽く散策しましたが、特に見所もなく漁港を眺めてから駅へと戻りました。尚、駅名の由来となった愛知こどもの国には子供の頃に行った事がありますが、その時はクルマでしたね…。その愛知こどもの国も入園者数が減少しているのか存廃問題の渦中にあるようです。



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こどもの国駅からは後続の蒲郡行き(6000系2連)に乗車。この列車は乗客10人ほどでした。ロングシートに着席し、三河湾沿いを走りますが、埋め立ての影響で海岸線が後退していました。そして2分の乗車でかつての主要駅だった西浦駅に到着し、私はここで下車しました。古い駅舎が残っており、駅周辺は市街地でした。私は少しだけ駅前を散策して駅へと戻りました。



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その後は1本後の蒲郡行きに乗ろうとしましたが、乗車前にきっぷを紛失した事に気付きました。身の回りを必死に探しましたが全く見つからず、そうこうしている間に1本後の電車が発車してしまいました…。私は下車後に歩いた駅の内外を片っ端から探しましたが全く見つからず、再びホームで探していると、線路上を名鉄の保線作業員の人が2人歩いていて、レールや枕木の状態を確認していました。もしかしたらきっぷを線路に落としたかもしれないと思い、イチかバチかで保線作業員の人にきっぷを紛失した旨を伝えると、線路をくまなく探してくれました。すると、何ときっぷがホームぎりぎりの所に落ちていて、奇跡的に見つかりました! 私は保線作業員の人たちに感謝の意を伝え、保線作業員の人たちは西浦駅舎にある詰所へ戻っていきました。ホーム際に落ちていたのでホーム上から探しても見つからないわけですね…。また、きっぷを紛失した時はフリーきっぷを買い直す覚悟で予定の列車に乗ろうと考えたりもしましたが、結果として列車を1本見送った上で見つかって良かったです。予定変更となりましたが、自分のミスなので仕方ありません。むしろ30分ずれただけで余計な支出を防げたのは不幸中の幸いでした。

この後は気を取り直して、予定変更の上で乗り鉄を続けました。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)