土合駅上り地上ホーム【群馬県】(上越線。2010年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、群馬県最北端の普通鉄道駅で、谷川岳への最寄駅でもある
土合駅(どあいえき)ですが、土合駅は下り線ホームが新清水トンネル内、上り線ホームが地上にあります。

尚、今回は地上の上り線ホームについて紹介致します。
地下の下り線ホームにつきましてはいずれUPいたします。ご了承下さい。


駅名所在地
土合駅群馬県みなかみ町


乗車可能路線
JR東日本:上越線


訪問・撮影時2009年8月、2010年7月


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土合駅は谷川岳に近い山間部に設置されています。
国鉄時代に建てられた古い駅舎で、当時としては斬新なデザインだったと思われます。


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駅前の様子です。駅前には広いスペースがあります。
周辺に民家はなく、ひっそりとしています。


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駅舎内の様子です。多数のベンチが設置されています。
写真奥(駅舎へ入って左側)は待合室ですが、寝泊りする登山客による火器の使用が絶えず、安全のために2016年4月に閉鎖されました。


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改札口です(改札内より撮影)。国鉄時代からのラッチが撤去されずに残っています。
現在の土合駅は無人駅なので無用の長物です。
改札口を入って右(写真左手前側)へ進むと上り線ホーム、左(写真右奥)へ進むと地下にある下り線ホームへ行けます。


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土合駅は上下線でホームが分離されていて、上り線ホームは地上にあります。
上り線ホームは単式1面1線の構造で、ホームと反対側に側線があります。ホームは近年嵩上げされました。
かつては島式ホーム1面2線の構造で、下り線専用の新清水トンネル完成前の単線時代は上下線列車が行き違いをしていました。
写真は2016年撮影で、高崎方を望む。


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宮内・長岡方を望む。この少し先に清水トンネルの坑口があります。


あとがき

私が土合駅で下車したのは2009年と2010年の計2度です。2009年は土合駅地下ホーム訪問が目的で、2010年は谷川岳ロープウェイ乗車のついでにそれぞれ訪問しました。上り線ホームは単線時代の雰囲気が残っている印象でした。

東京からですと、上越新幹線で高崎駅まで行き(在来線でも可)、上越線の普通列車に乗り水上駅へ(一部時間帯は新前橋駅で乗換が必要)。さらに越後湯沢方面への列車に乗り継いで土合駅下車。トンネル内の下りホームなので、上り線ホームと地上の駅舎へは462段+24段の階段を上る必要があります。階段を上るのがしんどい場合は新幹線で越後湯沢(在来線なら土樽)まで行き、上り列車で引き返せば直接上り線ホームにアクセスできます(別途運賃・料金が必要)。距離の割にやや時間がかかりますが、じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で東京駅まで行き、以降は上記のルートで到達可能です。特に平日はかなりタイトな日程になりますが何とか日帰り訪問可能です。

食料・飲料について、駅構内および駅前にコンビニ、飲食店は一切ありません。必ず事前に用意して下さい!

特に大阪からの到達難易度が高いですが、ぜひ一度土合駅にも訪問されてみて下さい!


(参考:Wikipedia)