青春18きっぷのデメリット(2)【乗りつぶしガイド 4-8】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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私の踏破体験を基に乗りつぶしのガイド記事を少しずつUPしていく企画、『乗りつぶしガイド』です(上から目線ですが…)。
前回の記事はこちら

第4章は「乗りつぶしを進める上での問題点」です。数回に分けてUPします。

第8回は、「青春18きっぷのデメリット(2)」です。
前回より『青春18きっぷ』についてデメリット・不利な点を中心に数回に分けて説明しています。
尚、今回は1人での乗り鉄時に限定して記事を進めていきます。
2人以上の利用に際しては簡単な説明にとどまりますが、ご了承下さい。


乗りつぶしを進めていく際、ほぼ全員がお世話になっているであろう『青春18きっぷ』。


第2のデメリットは、
急行・特急や新幹線に乗車する場合は急行券・特急券のほか、別途乗車券が必要。
です。

青春18きっぷは普通列車・快速列車の普通車・グリーン車自由席を利用する場合に限り運賃部分が有効で、
急行・特急や新幹線を利用する際は運賃部分にも18きっぷは使えません。

普通列車・快速列車のみで1日中乗っていれば大変お得なのですが、
これらの列車は特急や新幹線と比較して速度が遅く、
長距離を素早く移動するとなると、どうしても特急や新幹線に頼ってしまいます。

乗りつぶしをある程度進められた皆さんも東海道本線・山陽本線や東北本線などを18きっぷで移動の際は
新幹線や特急に何区間か乗って先回り(ワープ)された事があるかと思いますが、
ワープをした結果18きっぷの節約効果を生かせなかった、最悪の場合は元を取れなかった、
そんな経験をお持ちではないでしょうか?

18きっぷで損をしないためには、新幹線や特急の出費をできるだけ抑える必要がありますが、
行程の都合でどうしても移動距離を稼がねばならない場合もあるかと思います。

その際は、予定を立てる時に18きっぷを利用する場合と利用しない場合で運賃・料金を比較してみて、
もし18きっぷ利用でもあまり運賃的に得をしないケースでは、
18きっぷを使わずに普通乗車券を利用するのも一手です。
1つの大都市近郊区間内で完結せず、片道100km以上の普通乗車券ですと途中下車も可能で
(発駅または着駅が特定の都区市内駅の場合は当該都区市内での途中下車は不可)、
新幹線や特急に乗る場合は運賃が有効なので特急券を追加購入するだけで良く、
18きっぷ利用時よりも却ってお得なケースもあります。
但し、普通乗車券は券面に表示されたルートしか乗車できず、
18きっぷのように思い付きで横道にそれたり戻ったりできないので注意が必要ですが。

乗りつぶしも後半戦になると遠征が増加傾向となり、今回のような問題が必ず発生してきます。
18きっぷ利用がお得かどうか考えて、メリットが少ない場合は他のきっぷの利用も検討してみましょう。


次回も『青春18きっぷ』のデメリットについて書いていきます。


(つづく)