今回の【駅】コーナーは、近鉄奈良線における大阪府下東端の駅で、眼下に大阪市街などを望める
石切駅(いしきりえき)です。
こちらは南駅舎です。改札口は地下にあり、地形の関係で北駅舎とは全く正反対の構造です。
駅前は石切神社に近い住宅地で、坂道が多いです。
尚、
近鉄けいはんな線の新石切駅は当駅より1.5kmほど南西の平地にあり、徒歩連絡には遠すぎます。
北口駅前からは大阪平野を一望できます。あべのハルカスや六甲山も望め、夜景も綺麗です。
北駅舎の改札口です。自動改札機が設置されています。
改札外の通路は自由通路を兼ねています。
こちらは南駅舎の改札口です。地下に改札口がありますが、自由通路の役割はありません。
2013年当時の駅名標です。現在は駅ナンバリング導入に伴い違うタイプに一新されています。
石切駅は島式ホーム2面4線の構造で、急行停車駅なので緩急接続が行われています。また、通過列車の待避も行われています。
布施・大阪難波方を望む。この先、瓢箪山駅まで下り勾配が続きますが、大阪風景を見下ろす車窓風景は見逃せません。
近鉄奈良方を望む。すぐに新生駒トンネルへと入ります。
以前はもう少し先の場所にあった
孔舎衛坂駅跡の先から生駒トンネルへと入っていました。
現在は生駒トンネルの一部がけいはんな線に転用されました。
あとがき
私が石切駅で下車したのは2013年の1度きりです。近くにある旧線跡(孔舎衛坂駅跡)を訪ねるため下車しました。標高が高く、駅前からは大阪市街などを一望できました。
東京からですと東海道新幹線で京都まで行き、近鉄京都線に乗り換えて大和西大寺下車(全種別が停車)。さらに奈良線の急行以下に乗り換えて、石切駅下車です。新大阪経由より京都経由の方が早く到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと近鉄奈良線の急行以下の種別に乗車して石切駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、意外にも駅前にコンビニはありません。商店や喫茶店はあるのですが、事前に用意しておくのが無難でしょう。
東京からはやや遠いですが、関西をご旅行の際はぜひ石切駅でも下車されてみて下さい!
(参考:Wikipedia)