第836回('11) 岩国から岩徳線~山陽本線~鹿児島本線のルートで九州・小倉入り | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2011年12月29日~31日、年末休みは主に『青春18きっぷ』を使用して、2泊3日の日程で九州・山口地方へ出かけて乗り鉄しました。

今回は初日後半の行程です。
錦川鉄道錦川清流線(旧・岩日線)の乗り鉄を終えた後は、岩国から岩徳線~山陽本線~鹿児島本線の、新幹線ではなく在来線ルートで九州入りして、小倉で宿泊しました。
今回の日程 2011年12月29日(木) 【後半】

錦町1106(錦川鉄道錦川清流線→岩徳線・530D)1216岩国1255(岩徳線→山陽本線・2233D)1419徳山1443(山陽本線・3363M)1524新山口1544(3365M)1651下関1658(山陽本線→鹿児島本線・5189M)1712小倉

【宿泊】
錦町駅周辺を軽く散策した後は、折り返しの岩国行き列車に乗車しました。車両は行きと同じくNT-3000形気動車の単行で、乗客は2~3人しかいなかったので私は転換クロスシートの空席に座りました。復路も往路と同じく車窓風景を眺めました。往路で撮影できなかった沿線にある「清流の滝」を今度こそ撮影しようとリベンジを試みましたが、今度もうまく撮影できずリベンジ失敗に終わりました…orz 



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また、駅ごとに乗客が増え、山陽新幹線の新岩国駅に近い御庄駅(2013年に清流新岩国駅へと改称)発車時点では半数強の座席が埋まりました。その後列車はっ森ヶ原信号場から岩徳線へと入り、川西や西岩国でも乗客が増えました。そしてほぼ満席の状態で列車は終点の岩国に到着しました。乗車時間は1時間10分でした。



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岩国駅では一旦改札を出て飲食店を探しましたが見つからず、結局駅構内のハートインでおにぎりを買って、ホームにあるベンチで食べました。そして食事後は岩徳線経由の徳山行き2233Dに乗車しました。首都圏色に単色化されたキハ40形の単行で、私は先頭で並んでいたのでボックスシートの進行方向窓側席に座る事ができました。発車直前には1ボックス当たり1~2人ほどの乗車率でした。



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2233Dは定刻に岩国を発車し、先ほど錦川鉄道線を乗り鉄した時にも通った区間を走ります。川西を過ぎて森ヶ原信号場を通過すると錦川清流線と分かれ、深い山中を走ります。長いトンネルを抜けて欽明路からは農村部を走るようになります。乗客は駅ごとに少しずつ入れ替わりました。そして周防高森駅では列車交換のために数分間停車したので私は車外へ出て車両を撮影し、駅の外へ出て駅舎も撮影しました。



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その後も列車は山あいの農村部を走りましたが、駅ごとに乗客が増えてきました。徳山へ向かう人が多いのでしょう。そして平野部へ出ると山陽本線と合流して櫛ヶ浜駅に着きましたが、岩国~櫛ヶ浜は山陽本線経由よりも岩徳線経由の方が距離が短く、また戦前の一時期は岩徳線が山陽本線に編入されていた時代もありました。岩徳線内にある昔から営業している駅の有効長が長いのは「本線」時代の名残と言えます。櫛ケ浜を発車後は左に工業地帯を見て山陽本線の架線下を走り、岩国から1時間24分の乗車で終点の徳山に到着しました。



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徳山駅では一旦改札を出て駅舎と駅前を撮影しました。駅は橋上駅舎化工事が始まった頃で、当時は昔ながらの佇まいでした。そして改札内へと戻りましたが、山陽本線の列車が遅れているとアナウンスがありました。この後は小倉へ移動するだけの行程だったのですが、最悪新幹線を使わなければ…と思っていたところ、岩国方から列車がやって来ました。



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この列車は岩国を13時16分に発車した新山口行き3363Mで、6分遅れでした。当初私は1本遅い下関行き3365Mに乗車する予定でしたが、3365Mがさらに遅れたりしていると厄介なので、新幹線乗車区間を減らして余計な支出を削減させる目的もあり、3363Mで先行して新山口で3365Mに乗り継ぐ事にしました。3363Mは広島更新色の115系4連でしたが、車内へ入ると意外と空いていて、私は転換クロスシート窓側席に座りました。そして道中は富海(とのみ)の海岸などを見て、終点の新山口まで乗り通しました。4分遅れで到着しました。



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新山口駅では後続の3365Mに乗り継ぐ予定でしたが、心配していた通り3365Mは新山口駅にやって来そうにありませんでした…。しかも、山陽本線下りホームには先ほど乗ってきた3363Mの編成がそのまま当駅始発下関行きの3365Mとして運転されるようで、その旨のアナウンスを聞いてから私は車内に乗り込みました。この代走3365Mは新山口より東側の駅からの乗客が乗っていない分乗車率が低く、車内はガラガラでした。今回も私は転換クロスシート窓側席に座りましたが、座った瞬間にホッとして一気に疲れが出ました。もし徳山駅で3365Mを待っていたら…と思うと、ゾッとしました。



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代走3365Mは、1分の遅れもなく定刻の15時44分に新山口を発車しました。私は疲れていたものの、気合で(?)夕暮れ時の車窓風景を眺めました。小月付近からは左遠方に九州の山々を望めました。そして乗車率が低いまま代走3365Mは定刻の16時51分に終点の下関に到着しました。徳山での判断一つで予定通りの行程に戻すことができました。



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下関駅では7分の接続で小倉行き5189Mに乗り継ぎました。下関から先はJR九州の路線で、車両も同社の415系ステンレス車です。オールロングシートですが、もう17時前で暗くなり始めていたので車窓風景は諦めてロングシートに座り、携帯電話をいじりました。空席も残っている状態で列車は関門トンネルを潜って九州入りし、14分の乗車で5189Mは終点の小倉に到着しました。



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小倉駅にて下車後は駅の外へ出て、巨大な駅ビルから北九州モノレールが出てくる場面を撮影しました。また、駅の内外でイルミネーションが施されていました。



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その後は駅南側の「松屋」で夕食を済ませてから駅の北側へと回り、コンビニで買物をしてから「ブルーウェーブイン小倉」にチェックインしました。「ブルーウェーブ」の名前から「もしや」と思いましたが、ロゴが以前のオリックスブルーウェーブ(プロ野球団)のそれと全く同じで、オリックス系のホテルと分かりました。しかし、2005年からオリックスバファローズに変わったはずなのに、ホテルはブルーウェーブのままでしたw

チェックイン後は入浴を済ませ、テレビを観ながらくつろいでいましたが、いつの間にか就寝していました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)