第834回('11) 高架化された名鉄太田川駅を訪問&築港線の大江ふ頭を訪問 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1

前回の続き…

2011年12月24日~25日、主に『青春18きっぷ』を使用して、1泊2日の日程で中部地方へ出かけて乗り鉄しました。

今回は2日目後半の行程です。
名古屋到着後は、名鉄常滑線に乗って、重層高架駅になったばかりの太田川駅を訪問しました。その後は大江駅へと戻り、昼間は電車が動いていない築港線に沿って歩き、終点の東名古屋港駅よりもさらに先にある大江ふ頭まで行きました。
最後は新幹線ではなく在来線で帰宅しました。
今回の日程 2011年12月25日(日) 【後半】

名古屋(徒歩)名鉄名古屋1211(名鉄名古屋本線→常滑線・特急)1227太田川1238(河和線)1239高横須賀1302(河和線→常滑線)1306新日鉄前1318(常滑線)1322尾張横須賀1330(常滑線)1331太田川1352(常滑線)1409大江1415(徒歩・築港線沿い)1515大江町1520(名古屋市営バス・新瑞14系統)1528日本ガイシスポーツプラザ1528(徒歩)1535笠寺1543(東海道本線・187F)1549金山1554(5517M快速)1710米原1718(東海道本線→山陽本線・3289M新快速)1936加古川

【帰宅】
中央西線に乗って名古屋駅に到着後はホームのきしめん屋で昼食を済ませ、改札を出て地下にある名鉄名古屋駅へと移動しました。



イメージ 2

そして、4番線に着いたと同時に常滑線系統の一部特別車特急・内海行き(1000系-1200系の6連)がやって来て、私は一般車の3号車に飛び乗りました。座席はほぼ埋まっていて、私はドア脇で車窓風景を眺めながらの移動となり、目的地の太田川駅で下車しました。



イメージ 3

太田川駅は私が訪問する8日前の12月17日に高架化されました。太田川駅は3層構造の高架駅で、2階に常滑線の上下線と河和線の河和方面、3階は河和線から常滑線名古屋方面へ向かう列車が使用しています。私が到着したのは2階ホームで、まずは2階ホームを観察しました。その後は太田川駅に関係する上下線すべてを乗りつぶすべく、まずは後続の河和線普通・内海行き(5700系4連。車内はガラガラもドア脇へ)に乗り、高架化された区間を通って隣駅の高横須賀駅で下車しました。高横須賀駅は従来からの高架駅でした。



イメージ 4

高横須賀駅では一旦改札を出て再入場し、今度は反対方向の普通・金山行き(5000系4連。車内はガラガラもドア脇へ)に乗車し、かなり高い高架橋へと上がって太田川駅3階ホームに着きました。



イメージ 5

今回はここで下車せずにそのまま乗り続け、3階から地平に下りて隣駅の常滑線・新日鉄前駅で下車しました。こちらは昔ながらの地平駅でした。



イメージ 6

新日鉄前駅でも一旦改札を出て再入場し、今度は反対方向の常滑線普通・中部国際空港行き(6800系2連。着席率は半分以上。ドア脇へ)に乗り、太田川駅2階ホームを通って次駅の尾張横須賀駅で下車しました。当駅は従来からの高架駅です。



イメージ 7

駅前がやや賑やかな尾張横須賀駅でも一旦改札を出て再入場し、今度も反対方向の普通・太田川行き(3150系2連。着席率は約半分。ドア脇へ)に乗って、太田川2階ホームで下車しました。



イメージ 1

そして太田川駅では先程撮影できなかった河和線用の3階ホームを撮影してから改札外へ出て、駅舎とまだ整備が終わっていない駅前を撮影しました。



イメージ 8
イメージ 9

その後は改札内へと戻り、常滑線の普通・金山行き(3150系2連。着席率は半分以下だがドア脇へ)に乗車して、築港線との分岐駅である大江駅で下車しました。この時点で車内は満席状態でした。名古屋市内で2連は短い印象です。



イメージ 10

大江駅で下車後は、築港線東名古屋港駅の西側岸壁にある「大江ふ頭」を探訪したいのですが、時刻は昼間の14時10分、あいにく築港線の電車は動いていません。そこで、私は築港線の南側を並行している道路を歩いて大江ふ頭を目指しました。道路からは築港線の様子がよく見えました。



イメージ 11

しばらく歩くと、道路は名古屋臨海鉄道東築線との踏切に差し掛かりましたが、踏切から右側を見てみると、築港線との平面交差を見る事ができました。ここが名電築港駅で、名古屋臨海鉄道と名鉄レールが繋がっています。また、ここでは名鉄で廃車となった車両の解体も行われています。



イメージ 12

名電築港駅を過ぎてさらに歩くと、すぐに東名古屋港駅に着きました。駅は道路の歩道から観察するにとどめて、今回は東名古屋港駅からさらに先に延びる線路の調査をします。まずは名古屋高速4号東海線をくぐり、下を走る道路と交差しますが、警報機はあるものの遮断機はありません。ここを車両が通過する際は、名鉄の社員が交通整理をするそうです。また、下の道路や私が先程大江駅から歩いてきた道路にはかつて名古屋市電の路線がありました。すなわち、名鉄築港線は名古屋市電ともここで平面交差していた事となります。



イメージ 13

道路を渡ると、非電化となった線路がさらに西へ延びていて、交換設備のような施設もありました。



イメージ 14

さらに進むと線路は左へカーブして私が大江駅前から通ってきた道路と斜めに交差しますが、やはり踏切はありません。



イメージ 15

そして線路は防潮堤を抜けて埠頭へと到達しました。ここが大江ふ頭で、線路は岸壁ギリギリの位置まで路面電車の軌道のような感じで敷設されていました。ここから列車の搬出・輸出が行われていて、鉄道雑誌などでクレーンで吊り上げられる車両を見た事がありますが、私の訪問時は船が停泊していただけで、車両はありませんでした。
また、普段は立入禁止で大江埠頭への防潮扉が閉められていますが、訪問時は北側の防潮扉が更新工事中で開放されていました。
誰もいなかったのですが、停泊している船舶の乗組員が見えたので入港許可と撮影の許可を取ってから撮影しました。


イメージ 16

私はしばらく休憩がてら滞在してから大江ふ頭を後にしました。そして再び築港線を観察しながら東名古屋港駅まで戻りました。さらに大江駅まで歩かなければならないのですが、疲れてしまい、往路でチェックしていた駅前のバス停から名古屋市営バスに乗ってJR笠寺駅へ向かう事にしました。少し待っていると、地下鉄の新瑞橋駅へ向かう名古屋市バスがやって来て、乗車しました。



イメージ 17

乗客は誰もおらず、私は先頭の座席に座りました。このバスは笠寺駅の近くは通るものの駅前は経由しないようなので、信号待ちの時に運転手に笠寺駅へ行く方法を尋ねると、「日本ガイシスポーツプラザで降りて下さい」と言われました。そしてバスはひたすら東へ走り、8分後に目的地の日本ガイシスポーツプラザ停留所で下車しました。乗客は3人にまで増えていました。



イメージ 18

「日本ガイシスポーツプラザ」とは関西在住の私には聞き慣れない施設でしたが、バスを降りて左側(北側)を見ると、私が子供の頃東海地方に住んでいた時代は「レインボーホール」と呼ばれていた建物がありました。ネーミングライツによって施設名称が変わっていたようです(レインボーホールは日本ガイシホール、周囲一帯の総称は日本ガイシスポーツプラザ)。私は日本ガイシスポーツプラザの東側を歩き、笠寺駅へ向かいましたが、日本ガイシホールでライブか何かイベントが開催されていて駅周辺には人が多かったです。



イメージ 19

笠寺駅の有人改札では『青春18きっぷ』を提示して入場し、ホームへ。しばらくすると、東海道本線の下り普通列車が到着し、乗車しました。



イメージ 20

311系4連で、座席が程よく埋まっていたので私はドア脇で南方貨物線(未成線)の遺構を見たりして、2駅目の金山駅で下車しました。



イメージ 21

金山駅では後続の快速・米原行き(313系4連+2連)に乗り継ぎました。『18きっぷ』シーズンという事もあり乗車率は高く空席はありませんでしたが、名古屋駅での乗客入れ替わりを期待して私は通路に陣取り、空席の発生を待ちました。そして期待通りに名古屋駅で過半数の乗客が入れ替わり、私は窓側席をゲットできました。乗車率は名古屋到着前より上昇し、通路にも立席客が多くいました。私は混雑をよそに車窓風景を眺めていましたが、急に天気が悪くなり、尾張一宮付近からは雪が降ってきて、木曽川駅辺りからは積雪も見られるようになりました。そして岐阜県内では雪の為にほとんど車窓風景を眺められませんでした…。



イメージ 22岐阜駅にて。

また、乗客は尾張一宮、岐阜、大垣で多くの人が下車しましたが、大垣では『18きっぷ』ユーザーと思われる乗客を中心に大勢乗ってきて混雑状態は続きました。大垣から先は雪の降り積もる関ヶ原を通りましたが、遅れは発生しませんでした。



イメージ 23関ヶ原駅にて。

そして金山から1時間16分の乗車で快速は終点の米原に到着しました。



イメージ 24

雪化粧していた米原駅では8分の接続で同じホーム向かい側に停車していたJR西日本・東海道本線の新快速に乗り継ぎました。223系8連と後方に223系or225系4連を繋げた12両編成で、私はトイレの心配のない先頭1号車に乗車しました。米原の時点ではガラガラでした。
新快速は定刻に米原を発車しました。すでに暗かった事もあり、すぐに眠気が襲ってきて私は居眠りしました。目が覚めたのは明石付近で、車内は混雑していました。そして無事に加古川駅で下車できました。加古川は雨や雪が降っていなかったと記憶しています。



イメージ 25

加古川駅で下車後はそのまま自宅へ帰りました。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)