第789回('11) 『リニア・鉄道館』を訪問&地下鉄桜通線の延伸区間を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2011年のゴールデンウィーク後半は、5月6日~5月8日にかけて、1泊2日の日程で中京圏を乗り鉄しました。
主に名鉄を乗り鉄しましたが、オープン間もない『リニア・鉄道館』の訪問や名古屋市営地下鉄桜通線の乗りつぶしもしました。

今回は初日後半の模様です。
午後は、2011年3月14日にオープンしたばかりの『リニア・鉄道館』を見学しました。
そして同じ2011年の3月27日に名古屋市営地下鉄桜通線の野並~徳重が延伸開業したので、早速乗りつぶしに行きました。
今回の日程 2011年5月6日(金) 【後半】

名鉄名古屋/名古屋1315(あおなみ線)1339金城ふ頭1345(リニア・鉄道館を見学)1429金城ふ頭1444(あおなみ線)1507名古屋1519(名古屋市営地下鉄桜通線)1554徳重1615(桜通線)1627桜本町1630(徒歩)1635桜1646(名鉄名古屋本線)1658山王1700(徒歩・JRのナゴヤ球場正門前駅跡を探訪)1720山王1726(名鉄名古屋本線)1728金山1735(地下鉄名城線右回り)1742栄/栄町1755(名鉄瀬戸線・準急)1801大曽根1830(瀬戸線・急行)1836栄町(徒歩)久屋大通1851(地下鉄桜通線)1856名古屋

【宿泊】
「名駅」の地下街で昼食を済ませた後は、『リニア・鉄道館』を目指すべくJR名古屋駅を通って西側にある名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の駅へと向かいましたが、名鉄や地下鉄東山線の駅からは少し距離がありました。当時のあおなみ線はICカード『 manaca 』が利用可能でしたが、『 TOICA 』をはじめ私が所持している『 Suica 』には未対応だったので、自動券売機で乗車券を買ってから入場しました。そして金城ふ頭行き電車(1000形4連)に乗車しました。平日の昼間とあって車内は空いていましたが、私は確実に車窓風景を眺めるためにドア脇に陣取りました。



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道中は車窓風景を楽しみました。そして稲永からは臨港地区へと入り、伊勢湾岸自動車道をくぐると左手に『リニア・鉄道館』と屋外に展示されている117系電車が見えてきて、名古屋から24分で終点の金城ふ頭に到着しました。



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金城ふ頭駅で下車後は、早速『リニア・鉄道館~夢と想い出のミュージアム~』へ向かいました。2~3分で着きました。中へ入ると、平日にもかかわらず人が多くて驚きました。特に未就学児のいる家族連れが多かったです。今回は入館者が少なそうな平日を選びましたが、その思惑は見事に外れましたw 建物内へ入ると券売機で1,000円のチケットを買い、いよいよ入館です。



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入館するとすぐに展示スペースへと出ました。前面には新幹線(0系、100系、300系)やリニアモーターカーの車両を主体に、SLなども展示されていました。リニアの車両(MLX01形)は車内に入る事が可能でした。この車両は愛知万博の時も入った事がありました。そして一旦外へ出て、デビュー時の塗色に戻された117系の中で休憩しました。



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その後は展示スペースへと戻り、新幹線車両の車内へ入りました。中でも興味深かったのは、0系と100系の食堂車の車内へ入る事ができたことです。どちらの食堂車も現役時は通る事すらできなかったので、テンションが上がりましたwww



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イメージ 70系の食堂車は整備中でした。

さらに、JR東海で活躍していた国鉄形車両をはじめ、佐久間レールパークでも展示されていた車両や、美濃太田で留置されていた車両も展示されていて、撮影しまくりました。最後は館内を大急ぎで回り、時間の関係もあり44分で退館しました。そして金城ふ頭駅へと戻りました。

金城ふ頭駅からは再び『あおなみ線』に乗り、名古屋駅まで移動しました。乗客は少なかったですが、今回もドア脇で車窓風景を眺めました。



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名古屋駅到着後は、名古屋市営地下鉄桜通線に乗り換えました。私が乗車したのは徳重行きでしたが、野並~徳重は3月27日に延伸開業したばかりの区間でした。車両は6000形5連で、空席もありましたが、駅の様子を確実に眺めるために今回も最後部ドア脇に陣取りましたw 全線地下とあって、野並までは停車駅を軽く程度でしたが、野並を過ぎて延伸区間へ入ると、道中も必死に地下トンネルを眺めていました。また、途中駅のホーム幅が狭い印象でした。乗客も新規開業区間では少なかったですが、これから増加するのでしょうね…。そして名古屋から35分の乗車で電車は終点の徳重に到着しました。この時点で延伸区間の乗りつぶしが完了しました。当然ながら駅は新しかったです。



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徳重到着後は地上へ出て、駅周辺の様子を眺めて撮影しました。地形は丘陵地となっており、周囲は住宅地として開発が進んでいましたが、都市郊外の風景でした。また、駅前にあるユニーの商業施設「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」の地下には徳重車庫があります。駅前を軽く歩いた後は地下ホームへと戻り、中村区役所行き(6000形5連。乗車率低いがドア脇へ)に乗り、途中の桜本町駅で下車しました。同時にホーム反対側には徳重行きが停車していて、こちらは新型の6050形でした。



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桜本町駅では地上へ出て、住宅街の中を歩いて名鉄名古屋本線の桜駅まで移動しました。徒歩5分ほどでした。『名鉄電車全線2Dayフリーきっぷ』(3,800円)で入場しました。桜駅のホームは狭く、優等列車が通過する時は少し怖かったです。



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私は普通・岩倉行き(6000系4連)に乗車しました。車内は空いていましたが、やはり確実に車窓風景を眺めるためにドア脇にいましたw そして私は金山と名鉄名古屋の中間に位置する山王駅で下車しました。



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山王駅は、1956年~1976年は「中日球場前駅」、1976年~2005年は「ナゴヤ球場前駅」を名乗っていましたが、現在、ナゴヤ球場では1軍の試合は開催されていないので元の山王駅に戻されました。ホームの南側にはナゴヤ球場への観客の為の南口臨時改札への通路(グラウンドゲート)が残っていました(シャッターが閉まっていました)。私は駅の外へ出て、臨時改札の外側へ回りましたが、こちらもシャッターが下ろされていて、中を見る事はできませんでした。



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その後はナゴヤ球場の近くを歩き、貨物線の通称:名古屋港線(正式には東海道本線貨物支線)上に設置されていたナゴヤ球場正門前駅跡を探訪しました。ホーム等は撤去されていましたが、西側を通る東海道新幹線をくぐるアンダーパスの壁面には野球に関連した絵が残っていました。尚、ナゴヤ球場正門前駅は1994年の「10.8決戦」の日を最後にその役目を終え、翌1995年より尾頭橋駅を利用するように案内されていました。



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ナゴヤ球場正門前駅の探訪を終えた後は再び名鉄のナゴヤ球場前駅南口臨時改札口を探訪し、山王駅へ戻りました。その後は名古屋本線の普通・東岡崎行き(6000系4連)に乗車し、乗客がそこそこいたのでドア脇で車窓風景を眺めて、金山駅で下車しました。



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金山駅では地下鉄名城線(右回り)に乗り換えて栄まで移動しました。2000形6連で、車内は混雑していたので私はドア脇にいました。



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栄で下車後は、名鉄瀬戸線の栄町駅へ。17時55分発の準急・尾張瀬戸行きに乗車しました。今回は4000系に乗車するために瀬戸線へ足を運んだのですが、運良く待たずに4000系に当たりました。車内は座席が埋まるほどの乗車率で、私はドア脇に陣取り、ドア上にあるモニターに見入っていました。

準急は栄町を発車し、官庁街にある東大手に着きました。この駅は薄暗い感じがして、やや怖い印象ですw ここでも通勤帰りの客が乗ってきて、立客が増えました。その後は地上へ出て高架線を走り、栄町から6分で大曽根に到着。私はここで下車しました。



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大曽根駅では改札外へ出て、事前に店舗の位置を調べていた「スガキヤ」へ。ラーメンとデザートを食べて夕食としました。



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夕食後は大曽根駅へと戻り、今度は名鉄瀬戸線の急行・栄町行きに乗車しました。車両は4000系増備で廃車へのカウントダウンが進行している6000系4連で、車内は空いていましたが今回もドア脇で車窓風景を眺めて栄町駅まで戻りました。今回は瀬戸線の新旧車両に乗車しましたが、6600系には乗れませんでした。



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栄町駅で下車後はテレビ塔周辺の地下に展開しているセントラルパーク地下街を北へ歩き、久屋大通駅から地下鉄桜通線の中村区役所行き(6000形5連。空席なくドア脇に立席)に乗り、名古屋駅で下車しました。中村区役所へ向けて発車していった電車は空気輸送状態でした。



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名古屋駅では西側の太閤口へ出て、コンビニに寄ってから駅近くのビジネスホテルにチェックインしました。入浴後はテレビを観て過ごし、23時頃に就寝しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線はありません



今回新たに徒歩で訪問した廃駅

路線名駅名備考
JR東海:東海道本線貨物支線(名古屋港線)ナゴヤ球場正門前駅1994年廃止
(参考:Wikipedia)