第703回('10) 人生初の沖縄へ。ゆいレールを乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2010年1月23日~24日、1泊2日の日程で人生初の沖縄県へ。これで日本国内全47都道府県を制覇できました!
そして、現在沖縄県唯一の「鉄道」である『ゆいレール』こと沖縄都市モノレール線を乗りつぶしました!!

今回は初日前半の内容です。まずは神戸空港まで鉄道で移動し、飛行機に乗って一気に那覇空港まで行きました。
そして沖縄都市モノレール【ゆいレール】を早いうちに乗りつぶして、終点の首里駅の近くにある首里城跡を見学しました。

尚、今回の沖縄編は大きめの写真に致しました。
今回の日程 2010年1月23日(土) 【前半】  

加古川721(JR神戸線・3208M新快速)749三ノ宮/三宮800(ポートライナー)818神戸空港930(JAL系の日本トランスオーシャン航空・JTA307便)1135那覇空港1220(沖縄都市モノレール線【ゆいレール】)1247首里/首里駅1255(沖縄バス・8系統)1259首里城前(徒歩・首里城を見学してから首里駅へ)1343首里

【後半へ続く】
この日は6時に起床し、朝食を食べてから自宅を出発しました。加古川駅はICカード『 ICOCA 』で入場し、JR神戸線の上り新快速(223系8連+4連)に乗って三ノ宮駅まで座って移動しました。尚、沖縄行きをにらんで服装は軽めにしたのですが、その結果、こちらではかなり寒かったです…。


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三ノ宮駅下車後は東改札口から出場して神戸新交通ポートアイランド線【ポートライナー】の三宮駅へ。神戸空港行き電車(2000型6連)に乗り、前面展望をして終点まで乗り通しました。ちなみにポートライナー開業当初からの8000型は、前年の2009年11月に全て引退しました。


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神戸空港駅で下車後は、駅直結の空港ターミナルビルへ向かい、早々と搭乗手続と保安検査を済ませました。そして出発ロビーで携帯電話(ガラケー)をいじったりスポーツ新聞を読んだりして時間をつぶし、約1時間待って那覇空港行きJTA307便の搭乗時間になりました。そして飛行機に乗りました。今回乗ったのは日本航空(JAL)系列の日本トランスオーシャン航空の便で、機材はボーイング767-300でした。私は景色を見たいので窓側席を予約していましたが、前方ではなく後方でした。搭乗率はほぼ100%で、大半の人が観光利用といった感じでした。


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那覇行きのJTA307便は9時30分過ぎに動き出し、滑走路を急加速で走って離陸しました。いつになっても離陸時は緊張します…。離陸後は航空写真のように広がる風景を見ながらのフライトになりましたが、雲が多くて高度が上がるとどこを飛んでいるのか分からなくなりました…。


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この点は多少遅くても風景を眺められる新幹線の方がいいのですが、沖縄となると飛行機か船しか交通手段がなくて…。また、ドリンクサービスではコーヒーを頂きました。


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約2時間のフライトでJTA307便は那覇空港に着陸しました。予想はしていましたが、神戸空港よりかなり規模が大きいことに驚きました。飛行機を降りて、空港の保安エリアから出ました。もう昼前だったので那覇空港ターミナルビルで昼食を食べることにして、沖縄らしい飲食店を探すと、すぐに沖縄そばの店舗を発見しました。私は迷わず入店し、沖縄そば定食を食べました。「そば」と言っても麺はラーメンに似た感じもしました。何となく姫路駅の「えきそば」に似ているとも思いました。また、テーブルには七味唐辛子の他に沖縄独特の液体調味料(何だったか忘れました…)もあったことを覚えています…。値段は880円でしたが、内地人の感覚では割高に思えました。沖縄そばの横に写っている炊き込み御飯は「じゅーしー」というそうです。尚、沖縄では沖縄そばの他に「ソーキそば」の名前もよく聞きますが、調べますと沖縄そばというのはソーキそばを含めた沖縄県のそばの総称で、ソーキそばと言うのは麺の上にソーキ(豚のあばら骨の部分を煮込んだもの)が入っている沖縄そばのことを指します。要は、沖縄そばとソーキそばは大して変わらないという事です。


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昼食後は、空港直結の沖縄都市モノレール【ゆいレール】の那覇空港駅へ。途中、動く歩道を通りました。ここで初めて建物の外に出たのですが、内地と違いかなり暖かかったです。駅ではまず「日本最西端の駅」の記念碑を撮影しました。そして券売機で『ゆいレール・2日フリー乗車券(1,000円)』を購入してから自動改札機を通り、ホームへ。既に入線していた首里行電車に乗車しました。車両は1000形で、2両編成でした。乗客は意外と少なく、私は着席して車窓風景を眺め、撮影することにしました。


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電車は定刻に日本最西端の駅である那覇空港駅を発車し、南へ進んだのち東へとルートを変え、今度は日本最南端の駅である赤嶺駅に着きました。その後は市街地を走りますが、洋服の青山、ジャスコ、TSUTAYAなどの店舗がこちらにもあり、本土と変わりませんでした。一方、建物は台風対策なのか鉄筋建築のものが多く、木造建築は見られなかったように記憶しています。


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駅名も順に小禄(おろく)、奥武山公園(おうのやまこうえん)、と独得の読み方が多いです。そして国場川を渡ると那覇の中心市街地へと入り、壷川(つぼかわ)、旭橋(あさひばし)、県庁前と比較的落ち着いた駅名が続きます。尚、旭橋駅付近には那覇バスターミナルがあり、ここから沖縄本島各地への路線バスがネットワークを築いています。また、那覇バスターミナルは、太平洋戦争の影響で廃線となった沖縄県営鉄道のターミナル駅・那覇駅の用地を流用したものです。


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県庁前駅を過ぎると観光地である国際通りの北側を迂回するように走り、美栄橋(みえばし)、牧志(まきし)、安里(あさと)と進み、私が宿泊するホテルのある「おもろまち駅」に着きました。まだチェックインもできないので、今回はパスします。ここは米軍基地返還後の用地を再開発した地区で、「那覇新都心」「天久新都心」とも呼ばれています。その後は郊外へと向かい、古島(ふるじま)を過ぎると上り勾配となり、市立病院前、儀保(ぎぼ)と進み、難なく勾配を上りきると最後は左へカーブして終点の首里駅に着きました。ゆいレールは全区間で市域面積のさほど広くない那覇市内を走りますが、乗車時間は27分でした。また、この時点で、ゆいレールを踏破できました! これで全47都道府県の路線に乗れただけではなく、貨物線や連絡線・短絡線を除いてこの時点で全国の鉄道路線を完乗できました(2010年1月当時)。


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首里駅では車両を降りて、ホームを眺めましたが、反対側の1番線ホームは使用されていない感じでした。

これからは沖縄観光も兼ねた旅となります。まずは首里城跡へ向かうことにしました。まずは改札を出て、首里城跡へ向かうバス停を探していましたが、この付近にはタクシーも数台停まっていて、先頭のタクシーの運転手が、「兄ちゃん~。首里城へ行くの~?」と少々オネエっぽい感じで話し掛けてきましたが、私はシカトしましたw そしてバス停を見つけ、少し待っているとほぼ定刻にバスがやって来て、私は乗車しました。乗車したバスのバス会社は沖縄バスで、8系統首里城下町線でした。乗客は私だけでした。バスは市街地を走り、僅か4分で首里城前バス停に到着して、運賃150円を支払って下車しました。


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バスを降りた後は、首里城跡へ向かいます。まずは「日本三大がっかり」の一つとして名高い(?)、守礼門(復元されたもの)をくぐりました。


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その後も緩い坂道を上りながらいくつか門を通りましたが、城壁などは本土とは違った感じでした。


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そして、ようやく頂上の部分にたどり着きました。沖縄向けに服装を軽めにしたのですが、それでも汗だくになりました。首里城跡の入場券売場は麓ではなくここにあり、お金を払わなくても結構楽しめる感じもしました。しかし、折角ここまで来たわけですから、入場料を支払って再建された首里城を見学しました。土曜日でしたが見学客は少なかったです。また、正殿は左半分が工事中でした。


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一通り見学を終えた後は首里城跡を後にして、今度は徒歩でバスの通った道を歩き、首里駅へ向かいました。沿道にある郵便局も沖縄の建築で、屋根にはシーサーが置いてありました。


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そして10分ほど歩いて首里駅に着き、この後も、ゆいレールの乗り鉄や、那覇市街の観光をすることにしました。


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(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
沖縄都市モノレール:沖縄都市モノレール線【ゆいレール】那覇空港~首里3.8km踏破達成!
(参考:「ひーじやー通信」、Wikipedia)