第672回('09) 琴電長尾線と志度線を乗り鉄して帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2009年9月19日~23日、シルバーウィークで世間は5連休となりましたが、私は23日が出勤だったので4連休に…。
そんな中、9月20日に引き続き9月21日は日帰りで東四国(徳島県&香川県)の路線を乗り鉄しました。

今回は後半の内容です。高松入りした私は、琴電(ことでん)の長尾線と志度線を乗り鉄しました。
そして、時間の関係で琴平線は乗り鉄できず、快速『マリンライナー』と山陽新幹線を乗り継いで帰宅しました。
今回の日程 2009年9月21日(月・祝) 【後半】  

高松(徒歩)高松築港1253(高松琴平電気鉄道琴平線→長尾線)1330長尾1333(長尾線)1404瓦町1412(志度線)1444琴電志度1506(志度線)1539瓦町1551(琴平線)1555高松築港(徒歩)高松1610(予讃線→本四備讃線→宇野線【瀬戸大橋線】・3146M快速『マリンライナー46号』)1703岡山1728(山陽新幹線・『ひかり484号』)1756姫路1804(JR神戸線・820T)1820加古川

【帰宅】
JRの高松駅から徒歩で高松琴平電気鉄道(通称:琴電、ことでん)の高松築港駅まで移動しました。3~4分かかりました。両社の駅が離れているのは不便ですね…。過去にはコトデンの高松築港駅を高松駅前に移設させる計画があったそうですが、琴電の経営破綻などが影響して宙に浮いてしまいました…。



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高松築港駅では窓口で『1日フリーきっぷ』(1,200円)を購入しました。それぞれ違った車両の写真の入ったきっぷが4種類あり、どれにするか選ぶように言われましたが、私は旧型車両の写真が刷ってあるのを選んだと記憶しています。フリーきっぷ購入後は改札を通ってホームへ進み、まずは長尾線の長尾行きに乗車しました。ことでんは長尾線の他に琴平線・志度線がありますが、今回は時間の関係で琴平線はパスして長尾線と志度線を乗り鉄することにしました。長尾線の乗車電車は元京急700形だった1300形2連で、下半分は長尾線のラインカラーである緑色に塗装されていました。乗客は少なく、私は最後部の座席で側面および後方展望を楽しむことにしました。



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電車は高松築港を発車し、琴平線の中でも通称「築港線」と呼ばれる高松市街区間を走ります。そして、琴電の経営破たんの要因となった元「コトデンそごう」(現・高松天満屋)のビル1階にある瓦町駅を発車後は長尾線へと入っていきます。瓦町で幾分乗客が増えました。長尾線沿線は結構開発が進んでいて市街地や住宅地になっていますが、郊外へ出ると田園も見えてきました。そして琴電唯一の高架駅である水田を過ぎると高松自動車道をアンダーパスして地平区間に戻り、讃岐平野特有の、「Dr.スランプ アラレちゃん」のペンギン村のような平野の中にポツンと山のある風景を見ながら、さらに郊外へ向けて走っていきます。



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但し、郊外でも意外と住宅地の中を走り、そんなにローカルな感じを抱かないまま進んでいきます。最後は短間隔で各駅に停車し、高松築港から37分で終点の長尾に到着しました。



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長尾駅では改札を出て、駅前を軽く散策しました。2002年の初訪問時には駅舎の東側にスーパーか何かあったと記憶していますが、建物はなく、真新しいパーク&ライドの駐車場になっていました。



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その後は電車に戻り、折り返しの便で瓦町駅まで戻りました。はじめはガラガラでしたが、瓦町へ向かうにつれて乗車率が上がってきました。



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瓦町駅で下車後は、動く歩道のある連絡通路を通り、他線と分断されている志度線の瓦町駅へ。



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乗車した琴電志度行きは600形620番台2連の後部に600形800番台を増結した3両編成で、620番台と800番台の間は通り抜け不可能でした。私は最後部の800番台に乗車しましたが、3両ともそこそこの乗車率でした。私は最後部ドア脇で車窓風景を眺めることにしました。



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電車は定刻に瓦町を発車し、カーブの連続で市街地を縫うように走ります。沖松島を過ぎると左手に屋島が見えてきて、2004年に廃止となった屋島ケーブルの廃線跡の位置も特定できました。その後は郊外へと出て、八栗ケーブルのある八栗山も見えてきました。乗客も駅ごとに減っていきました。また、大町~八栗新道では国道11号を挟んで先ほど通った高徳線と並走しました。そして塩屋を過ぎると志度湾の絶景を見ながら走るようになり、私はしばし車窓風景に釘付けとなりました。



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最後は市街地へと入り、32分の乗車で終点の琴電志度に到着しました。



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琴電志度駅でも駅や駅周辺を撮影しました。今回は帰りの電車を1本遅らせることにしたため、10数分待つことになりましたが、その時、自分の誕生日が9月であることに気付き(?)、JR四国の『バースデイきっぷ』を再び使って乗り鉄したくなりました。この年の9月は残り日数が少ないので諦めることにして、翌年には何とか実現させたく思いました。などと考えていると時間が過ぎていき、次の電車が琴電志度駅に到着しました。乗車する瓦町行きは600形620番台2連で、コンビニエンスストア「サンクス」のラッピング車両でした。車内はガラガラだったので、着席して車窓風景を眺めることにしました。復路では瓦町へ接近するごとに乗客が増えてきましたが、瓦町到着時点でも結構空席がありました。



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瓦町駅で下車後は志度線口から外へ出て、地下通路を通って琴平線・長尾線の西側へ出ました。そして駅ビルを撮影してから駅へと戻り、「築港線」の電車に乗りました。高松築港行きは琴平線のラインカラーである黄色が車体下半分に塗られた1200形2連で、乗車率が高かったのでドア脇で車窓風景を眺めて高松築港駅まで戻りました。



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高松築港駅で下車して琴電に別れを告げ、高松駅まで徒歩で移動しました。そして、瀬戸大橋線の快速『マリンライナー46号』に乗車しました。JR西日本・223系5000番台3連の後部にJR四国・5000系3連を連結した6連で、私は2両目の223系の窓側席に座りました。発車直前には窓側席が埋まりました。

快速は定刻に高松を発車し、まずは山がちな風景の中を走ります。そして坂出を過ぎると高架の本四備讃線へと入り、瀬戸大橋を渡ります。この日は晴れていたので、逆光気味でしたが瀬戸大橋の素晴らしい風景を眺めることができました。



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瀬戸大橋を渡ると本州・岡山県へと変わり、児島からはJR西日本の区間になります。そして茶屋町駅を過ぎると宇野線へと入り、やや走りが鈍くなりましたが定刻の17時03分に終点の岡山に到着しました。



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岡山駅では山陽新幹線に乗り換え、岡山始発東京行きの『のぞみ484号』(700系16連)の自由席に乗車しました。車内はガラガラで、私は窓側E席に着席して車窓風景を眺めながら姫路駅までの道中を楽しみました。



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姫路駅からはJR神戸線の普通(快速)に乗車しました。223系2000番台8連で、この列車もガラガラだったので私は窓側席に座っての移動となり、加古川駅で下車しました。

加古川駅で下車した後は、北口側にある「吉野家」で夕食を食べてから帰宅しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)