第225回 宇都宮から東武線で東京へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2003年8月9日~8月13日、4泊5日の日程で東日本・北陸方面を乗り鉄しました。
今回は3日目(8月11日)の後半、宇都宮から東武線経由で東京まで移動しました。
今回の日程 2003年8月11日(月) 【後半】

宇都宮(徒歩)JR宇都宮1248(東谷交通バス)1255宇都宮東武(徒歩)東武宇都宮1326(東武宇都宮線→日光線)1402栃木1418(日光線→伊勢崎線・準急)1523せんげん台1527(伊勢崎線→営団地下鉄日比谷線)1615仲御徒町1643(営団日比谷線)1649三ノ輪(徒歩)三ノ輪橋1702(都電荒川線)1708町屋駅前1712(都電荒川線)1717三ノ輪橋(徒歩)三ノ輪1730(営団日比谷線)1735北千住1739(東武伊勢崎線)1741小菅1743(東武伊勢崎線→営団日比谷線)1756上野(徒歩)京成上野1820(京成本線)1841京成高砂1844(快速)1906京成津田沼1931(新京成電鉄線)1933新津田沼(徒歩)津田沼1946(総武緩行線・各停→営団東西線・快速)2018日本橋2021(営団銀座線)2029上野

【宿泊】
JR宇都宮駅で昼食後は、東武宇都宮線の乗りつぶしをすべく、路線バスで東武宇都宮駅まで、ワンコインの100円で移動しました。私が乗ったのは、かつて鉄道も運営していた東谷交通のバスでした。
バスを下車後、東武宇都宮百貨店の中にある東武宇都宮駅に向かいました。駅前の賑わいとは裏腹に、駅を利用する人はまばらで、少し寂しい印象の駅でした。



イメージ 1

イメージ 2

2枚とも東武宇都宮駅にて撮影。

ここからは栃木行きの電車に乗ります。宇都宮線は県庁所在地に発着する路線ながら昼間は普通電車のみのローカル線で、車両もつり掛け駆動の5000系4連でした。車内は空いていました。
普通電車は定刻に東武宇都宮駅を発車し、私はロングシートに腰掛けて車窓風景を眺めました。今回初めて乗るまでは、宇都宮線はもっと都会的な路線だと思っていましたが、線路も単線で、こんなにローカルな路線だったとは驚きました。但し、ラッシュ時は相当数の利用があるそうですが…。
途中、「おもちゃのまち」や「壬生」、そして「下野」ではなく「野州〇△」など興味深い名前の駅に停車しながら、新栃木から日光線に入り、高架線に上がり両毛線をオーバーパスすると終点の栃木に着きました。真新しい高架駅とつり掛け駆動の5000系のミスマッチな光景をなぜ撮影しなかったのかと悔やまれます…。

栃木からはもう一度『スペーシア』に乗りたかったのですが、ここは都合によりパス。後続の準急・浅草行きに乗車しました。車両は10030系6連で、車内はガラガラでした。定刻に栃木を発車すると私は再びロングシートに座りながら田園風景が中心の車窓風景を眺めました。途中の板倉東洋大前で栃木県から群馬県へ入り、次の柳生で今度は埼玉県に変わり、まさに目まぐるしく県が変わりました。そして利根川を渡ると東北本線【宇都宮線】との乗換駅である栗橋に着きましたが、下車の方が多かったと記憶しています。そして南栗橋、幸手、杉戸高野台と乗客が徐々に増え、東武動物公園から伊勢崎線(2012年3月17日より愛称【東武スカイツリーライン】)に入ってもなお駅毎に乗客が増えていきました。このまま乗車すれば浅草まで行けるのですが、私は途中のせんげん台で下車し、後続の営団(2004年より東京メトロ)日比谷線直通の普通(20000系8連)に乗り換えました。これは、伊勢崎線の複々線区間・北越谷~北千住の緩行線区間を乗りつぶしたかったからです。普通電車は予定通り北越谷駅手前からポイントを渡り緩行線(内側線)に入り、優等列車にバンバン抜かれながら鈍行の旅を楽しみました。そして北千住からは営団日比谷線に直通し、南千住を過ぎると地下に入り、私は仲御徒町で下車しました。そして、この日の朝に予約を入れていた「御徒町ステーションホテル」にチェックイン。荷物を置いて軽装になった私は再び、2003年初となる東京近郊乗り鉄を楽しむことにしました。

まずは日比谷線で三ノ輪まで戻り、都電荒川線の三ノ輪橋駅まで徒歩で移動し、前年は夜間でムリだった写真撮影をしました。



イメージ 3

三ノ輪橋駅にて撮影。

その後はせっかくなので町屋駅前まで往復乗車し、また三ノ輪駅に戻って今度も日比谷線を北上し、北千住駅まで移動しました。東武伊勢崎線の北千住駅は1階が優等列車や浅草直通の列車、そして3階が普通列車と日比谷線列車が使用していますが、緩行線の北千住駅の北越谷方は、中央に引上線があり上下線がわずかながら離れていました。神経質(?)な私は上下線とも踏破せねば!と思い、次の小菅駅まで緩行線の普通電車で移動し、下車後すぐにパスネットで改札を出て入り、ホームに戻ると運良く上り電車が入線しかけていたのですかさず乗車。今度もそのまま日比谷線に直通し、仲御徒町の1駅手前の上野で下車しました。

上野では少し休憩をして京成上野駅へ。地下ホーム下りて、京成本線の普通電車で京成高砂まで乗車し、後続の快速に乗り換えて京成津田沼まで移動しました。東中山から先は初乗車区間になりましたが、既に日は落ちていて、真っ暗なので夜景を眺めながらの踏破になりました。
京成津田沼では一度下車して駅前の「松屋」へ。夕食を済ませた後は再び駅に戻り、今度は新京成電鉄線に乗って1駅、JR津田沼駅に近い新津田沼駅で下車しました。そしてJRの津田沼駅まで徒歩移動したのですが、人口10数万人の習志野市なのに何で?と思うほど人の数と商業施設の数が凄かったです(習志野市の皆様、すみません)。人口26万人の加古川市よりも活気がありました…。これが関東と関西の違いなのでしょうか?首都圏のパワーをまざまざと見せつけられ、関西人の私はショックを受けてしまいました…。

気を取り直して、津田沼からは今回お目当てのJR総武緩行線~営団東西線を直通する各駅停車(営団05系10連)に乗りました。西船橋駅手前でポイントを渡り、営団線のホームに到着しましたが、車窓を見てみると、暗闇の中に御茶ノ水方面行きの緩行線をオーバーパスする線路が…。あれこれ考えているうちに電車は西船橋を発車し、東西線では快速となって一路都心を目指しましたが、オーバーパスの線路は東西線から緩行線津田沼方面へ直通する電車が通る線路だという事が分かりました。といっても、もう私は東西線の電車の中で、時間的にもすでに東西線から総武緩行線への直通も終わっているので今回は諦めました…orz 
その後は東西線の電車を日本橋で下車し、銀座線に乗り換えて上野まで。上野で下車後はアメ横などを歩いて翌日の朝食を調達してから仲御徒町のホテルへ戻り、入浴後の23時頃に就寝しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
東武鉄道:宇都宮線東武宇都宮→新栃木24.3km踏破達成!
東武鉄道:日光線新栃木→東武動物公園47.9km
東武鉄道:伊勢崎線東武動物公園→西新井29.7km(※1)
帝都高速度交通営団(※2):日比谷線三ノ輪~入谷1.2km
京成電鉄:本線東中山→京成津田沼8.1km夜間乗車
(※1)北越谷→西新井→北千住は緩行線を走行。
(※2)現在の東京地下鉄(東京メトロ)。

(参考:Wikipedia)