【2002年】乗りつぶし総括。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

私の鉄道乗りつぶし4年目の2002年について、3年目の2001年に引き続き、第121回から第200回にわたり紹介して参りました。
今回は2002年の乗りつぶしについてまとめてみようと思います。
2002年終了時点でも、『乗り鉄』の皆様と比較すると、まだまだの乗車率であると思います。

今回も『乗りつぶしオンライン』の地図を使用させて頂き、2002年末時点での乗りつぶし状況を示します。

(1)JR編

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全国レベルでのJR線の乗りつぶしマップです。2002年は本州3社のエリアで距離の伸びが目立ちました。
三島会社線はJR四国の予讃線(高松~宇多津)のみと寂しい結果になりました。
4年経っても北海道には全く進出できていません。当然、北海道へも行かないと乗りつぶしはクリアできないのですが…。


イメージ 2
こちらは東京を中心としたJR線のマップです。2001年と比較して大躍進しました!


:ちなみに、地元の関西は2000年までにアーバンネットワークの乗りつぶしがほぼ完了している関係もあり、地図の掲載を省略させて頂きます。

ちなみに、現存線ベースでのJR会社別の乗車キロと乗車率は、
会社名乗車キロ乗車率
JR北海道0km0.000%
JR東日本4144.8km56.074%
JR東海1868.6km94.814%
JR西日本4534.3km90.842%
JR四国207.9km24.310%
JR九州1323.0km58.205%
JR合計12078.6km60.448%
で、ついに50%超え、さらに60%超えを達成しました!JR東海とJR西日本の乗車率が90%台に到達しました。


(2)民鉄編

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全国レベルでのJR以外の民鉄線乗りつぶしマップです。
民鉄はこの1年間でも乗車距離がさほど伸びませんでした。年数が経つごとに伸び率が鈍化しています。
廃止を見越して乗りつぶしたのは、くりはら田園鉄道、桃花台新交通、のと鉄道能登線、いすみ鉄道ですが、いすみ鉄道を除きいずれも廃止されてしまいました…。


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東京周辺の拡大マップです。
2002年はJRと同じく民鉄も首都圏で乗車距離が大幅に伸びました。
首都圏へは4度も足を運びましたから…。


イメージ 5
名古屋周辺の拡大マップです。
前年の時点で既に踏破率が高かったですが、この年は名鉄瀬戸線、愛知環状鉄道、城北線、ゆとりーとラインなどを乗りつぶしました。


イメージ 6
大阪周辺の拡大マップです。
この年も滋賀・京都・奈良方面を中心に乗りつぶしをしました。
未乗区間の大半は2002年時点で未開業の区間です。
この年も私の出生地の神戸近辺の乗車率がさらに上昇しました。

また、中四国では岡山電気軌道、広島のアストラムライン、高松琴平電気鉄道の全路線を乗りつぶしましたが、九州はこの年一度も行かずじまいでした…。2011年時点では1999年の乗りつぶし開始後2002年を除き毎年九州へ足を運んでいるのですが…。


民鉄線についても、地元・関西や東海については乗りつぶしが相当進行していた為そんなに距離が伸びませんでした。
しかし、首都圏については大幅に乗りつぶしが進みましたが、関西のような共通のフリーきっぷが無いので出費がかさみました…。

ちなみに、民鉄(JR以外)の現存線ベースでの乗車キロは3814.5kmで、乗車率は50.796%です。
また、乗車率が50%を越えている大手民鉄は前年と同じく、名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急・阪神で、中でも南海と阪急は乗車率100%です。


(3)ロープウェイと観光リフト

ロープウェイは乗りつぶしの目標に掲げながら3年目の前年にようやく初乗車したのですが、
この年も数路線にとどまりました。

ちなみに2002年に乗った路線は、
書写山ロープウェイ(兵庫県)
吉野ロープウェイ(奈良県)
金華山ロープウェー(岐阜県)
千光寺山ロープウェイ(広島県)
六甲有馬ロープウェイ裏六甲線(兵庫県)
六甲有馬ロープウェイ表六甲線(兵庫県)
獅子吼高原ロープウェイ(石川県)
の7路線で、六甲有馬ロープウェイ表六甲線は2004年より休止中です。

2002年終了時点では、ロープウェイが7路線、観光リフトが1路線、制覇できました(ともに現存線ベース)。


(4)廃線跡探訪

このコーナーは今回から立ち上げましたが、1年目の1999年から少しずつ廃線跡も辿っています。
私の場合は、遺構探しがメインではなく、廃線跡沿線の風景を見て現役時をイメージすることにありました。したがって当初は旅客線ばかりを辿っていましたが、年月が経つにつれて貨物線なども辿るようになりました。

私が2002年末時点で辿った廃線跡、旧線跡、未成線は、
能勢電鉄国鉄前線、国鉄(高砂線、飾磨港線、尼崎港線<一部> )、別府鉄道(土山線、野口線)、南海天王寺線、JR西日本片町線、 野上電鉄野上線、紀州鉄道線(西御坊~日高川)、JR九州鹿児島本線(スペースワールド駅付近)、和歌山観光のケーブルカーなど。
ぐらいでしょうか?

翌年はもっと辿れたらいいなと思っていました。


(5)2002年の成果と反省点

ここでは、いちばんはじめにプロローグで設定したルールなどを振り返り、2002年の乗りつぶしについての成果と反省点についてまとめます。

まずは成果からです。
▼2002年も後に廃線となった路線を何とか乗りつぶしできた。

▼関東地方の乗車率を大幅に向上させることができた。

▼近畿地方は乗りつぶしの達成が見えてきた。

▼ロープウェイの乗車数が増えた。
この4点くらいでしょうか

次に反省点ですが、
▼もう少し写真を撮影しておけば良かった。

▼旅行のスタート時刻が遅く、日照時間を無駄にしてしまった。

▼一部計画性に欠けた乗り鉄旅行をしてしまった。

▼『18きっぷ』の旅行中に特急や新幹線に乗ってしまう。

▼関東偏重の乗りつぶしになってしまった。
ほぼ前年と同じですorz

1点目の写真については、この年にようやくデジカメデビューしましたが、相変わらず特に写真の少なさ、撮影のレベルの低さは我ながら悔やまれます。

2点目は私の生活のルーズさが浮き彫りになった結果で、朝方の時間を有効に使えなかったのは結果としてもったいなかったです。しかしながら早起きできた日が増えてきたのは収穫でした。

3点目は相変わらず無駄な日程で旅行をしてしまい、私の計画性の無さが浮き彫りになってしまいました。特に1月の『三連休パス』の旅では結果として2万数千円を無駄遣いしてしましました…orz

4点目は前年の時も挙げましたが、『18きっぷ』使用中に特急や新幹線を使ってしまうクセがエスカレートしてしまったような気がします…。
安さが魅力の『18きっぷ』を全く活用できてないです。この悪いクセは、現在もなおりません……。

5点目は仕方ない面もあるのですが、結果として九州へ行けず…、津軽海峡は渡れず…の、狭い範囲での乗り鉄となってしまいました。


(5)2003年に向けて

2002年は暇な時もあったのですが、やはり長期旅行は安価な『青春18きっぷ』が使える時期に集中しました。地元の路線がかなり乗りつぶされていく中で、年々遠くに行かないと乗車距離が伸びて行かない事を2001年以上に実感しました。それに従い、夜行列車の利用も前提とした長期間の長距離旅行が必要になってくるでしょう。

2002年は、JR、民鉄のバランスは取れたと思います。しかし地方別では関東地方が圧倒的に多かったので、翌年は考え直さねばならないと思いました。

また、予算・日程の関係から2002年も廃止予定線区を優先して乗りつぶしました。これは結果として良かったと思います。

さて、翌2003年も引き続き廃止されそうな線区から乗りつぶして行くと思いますが、私としては、2002年の目標に掲げながら手付かずだった北海道に1歩でも足跡を印したいな、といった野望を引き続き持っていました。また、関東地方もまだまだ乗りつぶしをしなければならず、翌年も関東依存を続けるか、地方へシフトするかを早い段階で選択しなければならないとも思いました。

そして、2002年は廃線跡をいくつか辿ったので2003年も引き続き辿ってみようとも考えました。


次回からは5年目・2003年の踏破記をお送り致します。ご期待下さい!  

(つづく)