第110回 高野山への路線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2001年9月3日~5日の3日間、名鉄、近鉄、南海の各大手民鉄とそれらの系列会社の電車・バス路線などが3日間連続で乗り放題の『ワイド3・3・SUNフリーきっぷ』(以下、フリーきっぷ)を使って乗り鉄を楽しみました。
数回にわたって紹介していこうと思います。

2001年9月3日、フリーきっぷの1日目は高野山へ向かいました。
今回の日程 2001年9月3日(月) 【前半】

加古川839(JR神戸線・新快速)大阪(徒歩)梅田935(地下鉄御堂筋線)943なんば(徒歩)難波1010(南海電気鉄道高野線・特急『こうや3号』)1127極楽橋1131(南海鋼索線<ケーブルカー>)1136高野山→高野山駅1142(南海りんかんバス)1152千手院橋(観光)高野警察前1212(南海りんかんバス)1220高野山駅 【後半へつづく】
この日も起床が遅く、自宅を出発した時は8時を過ぎてしまいました。加古川駅からJRと大阪市営地下鉄を乗り継いでなんば駅へ。そして南海難波駅で『ワイド3・3・SUNフリーきっぷ』(6,000円)を購入し、さらに特急『こうや3号』の特急券も購入しました。

その後ホームへ移動します。すでに『こうや3号』は入線していました。車両は30000系を期待しましたが、新型の31000系でした。まぁ、仕方ないです…。私は3号車の禁煙車・窓側席に乗車しました。乗客は少なく、ガラガラでした。

『こうや3号』は定刻の10時10分に難波駅を発車しました。岸里玉出までは複々線で、東側2線の高野線電車が使用する線路を走ります。

この部分は初乗車ですが、戸籍は南海本線です。そして岸里玉出から高野線の単独区間に入ります。三国ヶ丘までの市街地区間は正真正銘の初乗車で、車窓に釘付けになります。三国ヶ丘~河内長野の住宅地は乗車済み区間ですが、久しぶりなのでやはり車窓に釘付けです。
河内長野からも初乗車区間で、トンネルの連続する山間部、和歌山県に入り林間田園都市の近辺など車窓の変化が凄かったです。

JR和歌山線との接続駅である橋本からは単線区間になり、紀ノ川を越えて紀伊清水駅と受験生に人気の学文路(かむろ)駅を通過し、九度山からは本格的な上り坂に入ります。断崖絶壁の区間をノロノロと走りますが、車窓右側の眺めは最高でした。利用者が少なそうな各途中駅に自動改札機が設置されていて、かつ駅員がいたのはビックリしました。そして難波から1時間17分で終点の極楽橋に着きました。


イメージ 1
極楽橋駅にて。


イメージ 2
2009年撮影。

極楽橋駅からは鋼索線(高野山ケーブル)に乗り継ぎます。4分の接続で、ケーブルのりばへ急ぎます。車両は2両編成で、収容力が大きいです。車内は階段状で、いくらか空席もありました。
極楽橋を発車すると、山の中の急勾配をゆっくりと上って行きます。周りは山だらけで、また当日は悪天候だったのでそんなに遠くまでは眺められませんでした。


イメージ 3
2009年撮影。

極楽橋から5分で高野山駅に着きました。高野山駅といっても駅前には何も無く、高野町の中心部へ行くには南海りんかんバスに乗り換えなければなりません。私はフリーきっぷを使って中心部へ行ってみる事にしました。

バスは専用道路を通って約10分で中心部の千手院橋のバス停に着きました。私はここで下車し、金剛峯寺を拝観しました。もっと滞在したいところではありましたが、時間の都合で20分間の滞在に留め、高野警察前からバスで高野山駅に戻りました。

今となっては、高野山観光で写真を1枚も撮っていなかったのが悔やまれますorz

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
南海電気鉄道:高野線岸里玉出~三国ヶ丘7.9km
南海電気鉄道:高野線河内長野~極楽橋36.5km踏破達成!
南海電気鉄道:鋼索線極楽橋~高野山0.8km踏破達成!
(参考:Wikipedia)