第98回 舞鶴線と小浜線、湖西線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2001年8月8日、この日は『青春18きっぷ』を使って舞鶴線、小浜線、湖西線を乗りつぶしました。
今回の日程 2001年8月8日(火) 

加古川545(加古川線・1321D)645西脇市658(2323D)730谷川742(福知山線・2525M)817福知山831(山陰本線→舞鶴線・329M)917東舞鶴932(小浜線・929D)1127敦賀1315(北陸本線→湖西線・4846M)1353近江今津1413(湖西線→東海道→山陽本線・3345M新快速)1617加古川 【帰宅】
この日は珍しく早起きして、加古川線の一番列車に乗るべく、早朝に加古川駅へ向かいました。西脇市行き1321Dはすでにホームに停車しており、早速乗り込みます。車両はキハ47形の2連で、先頭車両のみがリニューアル車でした。乗客は予想通り少なかったです。私は新しく見えるリニューアル車両に乗車し、定刻の5時45分に加古川駅を発車しました。
列車は各駅に停車し、加古川からちょうど1時間で、かつては野村駅と呼ばれていた西脇市駅に到着しました。

西脇市からは跨線橋を渡り、反対ホームに停まっている谷川行き2323Dに乗り継ぎます。今度はキハ40形の1両のみ、単行で、部活か補習か?高校生が多かったです。
加古川線は2年前に乗りつぶし達成したのですが、全線を乗るのは実に2年ぶりなので、今回も車窓を楽しみました。しかし、なぜか車内からタバコのニオイが……どうやら車内の便所でタバコを吸っていた者がいたようです。タバコを吸わない私はニオイに敏感で、すぐに気付きました。今でこそトイレで喫煙すると装置が作動したりとか改善されていますが、当時は吸いたい放題になってしまっていた面もありました。乗務員の方が便所内喫煙をする者に対して注意したケースは、私が遭遇した中では1度だけでした…。まぁ、キハ120形で当初トイレを設置しなかった理由の一つはもしかして便所内喫煙対策か?と思えてきたりもしました。
……などと、私がいろいろ思っている間も当然列車は走り続け、定刻の7時30分に終点の谷川に到着しました。

谷川からは福知山線の2525Mに乗り継ぎます。車両は117系4連で、夏休みだからか高校生も多くなくてラッシュ時にもかかわらず窓側席に座れました。谷川~福知山は以前に急行『だいせん』で通ったのですが、夜間の通過だったため今回が始めての車窓になります。やはりローカル風景が展開され、JR宝塚線区間とのギャップを感じながら車窓風景を眺めました。そして8時17分に福知山着。東舞鶴行き329Mに乗り換えるため、まだ地上駅だった福知山駅の跨線橋を渡りました。

329Mは113系の2連で短く、すでに席が埋まっていたので、私はいつものようにドア脇に立って車窓を楽しみます。綾部までの山陰本線区間は複線でスピードも上がりましたが、綾部から舞鶴線に入ると単線になり、スピードもダウンしました。国道27号線とともに谷を下り、北近畿タンゴ鉄道宮津線との接続駅である西舞鶴に着くとかなりの乗客が下車しましたが、替わりに同じくらいの乗車がありました。
西舞鶴からは市街地を走ると思いきや意外と山あいを走り、再び市街地に入ると今度は高架線になり、終点の東舞鶴に到着しました。舞鶴市は東と西の市街地が大きく離れていることを実感しました。


イメージ 1
2009年撮影。

一度東舞鶴駅の改札を出て駅前を観察した後、次の列車の発車時刻が迫ってきたのですぐに戻ります。今度の小浜線・敦賀行き929Dはキハ58系の2連で、車内は空いていたので私は進行方向左側、海側のボックスシートに陣取りました。当時の小浜線はまだ非電化でしたが、電化工事は少しずつ進んでいるようでした。

列車は東舞鶴を発車するとしばらくの間は山あいを走ります。松尾寺を過ぎると京都府から福井県に入り、三松を過ぎるとチラッと海が見え、若狭本郷付近でははっきりと若狭湾を眺められました。が、それもつかの間で、再び山あいを走ります。勢浜付近で少しだけ若狭湾が見えましたが、小浜線は思ったより海が眺められません。

沿線の中心駅である小浜を過ぎると、さらに内陸に入り、若狭湾が遠ざかります。高台を走っている時に三方五湖や若狭湾が少しだけ見えましたが、やはり物足りませんでした。東美浜を過ぎて山越えの途中で敦賀市に入り、西敦賀から敦賀市街の外縁部をなぞるように走り、右側から北陸本線が合流して、定刻の11時27分に終点の敦賀駅に到着しました。


イメージ 2


敦賀駅では時間があったので、駅前を散策しました。暑さですぐにバテてしまいましたが、スーパーの平和堂があったので入店し、ちょうど腹も減っていたのでマクドナルドで昼食をとりました。そして12時30分頃に敦賀駅に戻りました。

敦賀からは湖西線経由で帰ることにしました。13時15分発の近江今津行き4846Mは415系の3連で、車内はガラガラだったので私は悠々と583系時代そのままのゆったりとしたボックスシートを独り占めしました。まだこの頃は『18きっぷ』で北陸と京阪神を移動する人は少なかったのでしょうか? 今でこそ新快速が敦賀まで運転されていますから流動が大きいのですが…。
4846Mは定刻に敦賀を発車し、小浜線と分かれさらに下り線をオーバークロスしてループ線に入ります。途中では敦賀市街が一望でき、さらに手前側には先程通った小浜線の線路が見えました。そしていつの間にか下り線を再びオーバークロスし、新疋田を出てトンネル内で滋賀県に入ると湖西線へ通じる線路へと入って行き、近江塩津からは湖西線に入ります。高架線を快走し、遠方には琵琶湖が望めました。そして途中駅でも乗客はさほど増えず、近江今津に到着しました。

近江今津でも1度改札を出て駅前を観察した後ホームに戻り、すでに入線していた姫路行きの3345M新快速(223系8連)に乗り込みます。車内はガラガラで、私は琵琶湖が見える左側の席を確保しました。定刻に発車すると、近江舞子までは各駅停車ですが高架線をかなりのスピードで駆け抜けます。近江高島辺りから琵琶湖を一望できました。さらに江若鉄道の廃線跡と思わしきサイクリングロードも確認できました。列車は近江舞子から快速運転となり、気持ちいい走りっぷりになります。志賀町から大津市に入り(当時)、堅田から乗客が増え、西大津(現在は大津京)では立客が出るほどになりました。

山科からは東海道本線に入り、遅れも無く定刻の16時17分に加古川に到着し、帰宅の途につきました。 

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR西日本:山陰本線福知山→綾部12.3km
JR西日本:舞鶴線綾部→東舞鶴26.4km踏破達成!
JR西日本:小浜線東舞鶴→敦賀84.3km踏破達成!
JR西日本:湖西線近江塩津→山科74.1km踏破達成!
(参考:Wikipedia)