第91回 『スルッとKANSAI 3Dayチケット』使用で乗りつぶし(1) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2001年5月、任意の3日間に関西の殆どの私鉄、地下鉄が乗り放題の『スルッとKANSAI 3Dayチケット』を使用して奈良・京都方面の乗りつぶしをしましたが……

 

今回から3回に分けてUPしていきます。

 

①近鉄南大阪線のみを乗りつぶし

最初は2001年5月1日、『3dayチケット』の1日目は近鉄利用で奈良、京都方面の乗りつぶしを計画しました。
 
今回の日程 2001年5月1日(火) 【1日目】
 
別府1018(山陽電鉄)1024東二見1026(山電→阪神・直通特急)1132阪神梅田(徒歩)東梅田1140(地下鉄谷町線)1154天王寺(徒歩)大阪阿部野橋1240(近鉄南大阪線・特急)1314橿原神宮前1323(橿原線・急行)1329大和八木1341(大阪線・急行)1413上本町(徒歩)谷町九丁目1420(地下鉄谷町線)1430東梅田(徒歩)阪神梅田1440(阪神→山電・直通特急)1551東二見1553(山陽電鉄)1558別府
 
【帰宅】

相変わらず起きるのが遅く、自宅最寄りの山陽電気鉄道の駅である別府を10時18分にスタートです。普通と直通特急(当時は毎時2本のみ)を乗り継いで阪神梅田まで行きました。東二見から乗った直通特急は阪神の9000系電車でしたが、オールロングシートなので車窓風景を満足に眺められませんでした。賛否両論あるとは思いますが、このような車両運用でJRの新快速に対抗しようとは……(以下略)。

  

梅田到着後は地下鉄谷町線で天王寺まで移動。目的の近鉄南大阪線乗車を前に、天王寺駅北の「吉野家」で腹ごしらえをします。
昼食後に近鉄の大阪阿部野橋駅に移動し、時刻表を眺めると、先発列車が吉野行きの特急でした。吉野まで行きたいところですが、吉野は『3dayチケット』の範囲外なので諦めました。しかし、特急に乗りたい衝動に駆られ、結局500円を奮発して、橿原神宮前まで乗ることにしました。禁煙車の窓側席を確保しました。

  
  

イメージ 1
2009年撮影。

  

特急の車両は旧型の16000系2連でした。車内は空いていました。4月だったら吉野の桜の見物客でいっぱいだったでしょうが…。
特急は12時40分に大阪阿部野橋駅を発車し、大阪市内の高架区間を駆け抜けます。大和川を渡るとカーブが連続しスピードが落ちます。私はずっと景色を眺めていました。途中1度乗った道明寺~古市を通過し、古市からは峠越えをして奈良県に入ります。北側を走る大阪線よりローカルムードが濃く、見ごたえがありました。尺土では御所線にもいつか乗らないと…と思いつつ、いつしか高田市に停車し、ここからは3月に乗りつぶした区間に入ります。そしてあっという間に橿原神宮前に到着、まだ乗っていたいのですが、やむなく下車しました。

  

橿原神宮前からは橿原線→京都線のルートで京都を目指そうと思っていましたが、その矢先に急に頭が痛くなって、それどころではなくなってしまいました。持病の頭痛がこんな所で出てしまいました。これはヤバイと思い、今回は口惜しいですがここで乗りつぶしを断念し、とりあえず大和八木まで橿原線で移動して、大阪線で上本町、谷町線に乗り換えて東梅田。ちょうど良い時間に直通特急があり、しかも山電5000系だったので、クロスシートで寝ながら東二見まで乗り、最後は普通車で何とか別府まで戻ることができました。この頃になると道中寝ていたおかげか、だいぶマシになりました。別府からは自転車を低速で運転し、16時20分頃に自宅に着きました。

  

結果として今回の乗り鉄は失敗でしたが、突然のアクシデントにも臨機応変に対応できたのは何を隠そう『3dayチケット』のおかげでした。 (つづく)

  

  

今回の新規踏破路線  

路線名 区間 距離 備考
近畿日本鉄道:南大阪線 大阪阿部野橋→道明寺 16.3km  
近畿日本鉄道:南大阪線 古市→高田市 15.9km 踏破達成!
  
(参考:Wikipedia)