約2週間前の話になる。

 

妊活している長女から、風疹と麻疹の抗体検査を受けてきてとラインがきた。

 

母に電話して麻疹にかかったことがあると確認したが、風疹はかかったかどうか母も覚えていなかったし、私も記憶がなかった。

 

でも私はロスとハワイで出産している。アメリカはそういうのに厳しくて、エイズ検査まで受けさせられたので、抗体はあったのだと思う。

 

それでも、かなりの年月が経っているので抗体は薄れていると思われた。

ワクチンを2回うけている長女は、妊活に当たり、検査を受けたけど十分な抗体がなくまたワクチンを接種したという。

 

私が心配性なのが娘に遺伝しているのかと思う。

猫を飼っているので、長女の指示を受けて、その頃まだ元気だったムギとゴンにトキソプラズマがあるかどうか調べる血液検査も一昨年受けている。

 

たまたま休みだったので、連絡があってすぐに穴場のクリニックに行った。

ここでの穴場というのは、先生は良いのだが、なぜか空いているという意味だ。

 

妊娠を希望、あるいは妊娠する可能性のある若い女性と同居していると公費で風疹の抗体検査ができる。ウチには次女がいるので江東区の場合、風疹の抗体検査は無料だが、麻疹の抗体検査は有料だとわかった。受付の人に、今うちに風疹と麻疹の両方のワクチン(MRワクチン)がまだあるので打つなら今がいいですよと言われた。またMMRもあるので、そっちでもいいかもしれませんと言われた。麻疹の抗体検査の費用と、MRワクチンの費用があまり変わらなかったので、悩み始めた。

 

長女にラインで相談した。抗体も少なくなっているだろうから打てばと助言された。

ただMMRは大丈夫だと思うけど輸入だからMRがいいと思うという意見だった。

 

受付の人は、じゃあ先生に相談してくださいとのことだったので、長女の案でMRのワクチンを打った。

 

来週にはワクチンは多分なくなると聞いたので、家に戻って、夫に今すぐMRワクチンを打つように言った。

 

夫はワクチン大好きなので、すぐに打ちに行った。次女は仕事が大変なので、打ちに行く時間がなかった。

 

その翌日だった。

 

ヤフーニュースで、ワクチン不足を知った。

そんなことになっているとは知らなかった。テレビのニュースでもワクチン不足で、予約で夏前まで待たないといけないと報道していた。

 

長女から、長女の夫は1回しかMRワクチンを打っていなかったので取り寄せ予約をしていたのに在庫がなっくてキャンセルになった。穴場のクリニック教えてというので教えたらまだ在庫があったようだ。

 

朝一番で行って受けられたと喜んでいた。次女は、なんとか仕事をやりくりして、午後に行くともう穴場のクリニックにもなかった。

 

仕方なく後日、別のクリニックで抗体検査を受けたら、十分な抗体がなかった。しかしたまたまキャンセルが出て風疹のワクチンが打つことができた。麻疹は在庫が入り次第打つ予定だ。

 

子供を授かること、またその子供が健康であることは、神の領域だと思う。つまり誰もわからない。

 

もしできるとしたら、こうしたワクチンや食などに気を付けることくらいしかないだろう。心配性だと笑うことは簡単だけど、まだ産まれていない赤ちゃんを守るのは未来の母だけだ。

 

家族は協力できることをやって、見守るしかないなあ。

コウノトリが来るのを待っています。

 

 

3月の中旬に、生徒がまた一人、挨拶にきてくれた。

この生徒は、抑えの大学には合格していたが、希望する大学には落ち続けた。そしてもう受ける大学がなくなりそうな時、抑えの大学には進学せず、浪人すると決めていたとお母さまが言う。そして、最後に受けた大学に合格することができた。

そこは、第二志望くらいだったと思う。10個大学を落ち続けるのは、とても辛いことだったと思うが、最後に合格できてよかったと思う。諦めないことは大切だし、それをサポートし続けたご家族が大変だったと思う。

 

ハンカチは生徒のお小遣いで買ってくれたようだ。商品券も嬉しいが、麻布カリントの缶がお母さまの気持ちを表していて嬉しかった。

 

「先生が以前、私があげたお菓子の箱を大事に使ってくれているを知って、きっとこれも喜んでくれると思って選びました」と言って渡された。

 

ゴッホの《ひまわり》が缶に美しくプリントされていた。側面にも《ひまわり》の花があった。

 

中もヒマワリだ。

私が花と美術が好きなのをわかっていて気を配ってくれた。

缶が空になったら、何を入れようと考えるだけで楽しい。

 

これで、私の塾の高校生が全員第一志望か第二志望に合格した。素晴らしいと思う。

今年はMARCHが数名、医療系が数名、東京農大が1名だった。