ゴンは、猫草が大好きだ。
亡くなったムギはベランダが大好きだったので、猫草は、ベランダに置いていたが、ゴンは、ほとんどベランダに出ないし、今は寒いので、リビングの端においている。
お腹が空くと、主食のカリカリのロイヤルカナンを食べ、その後によく猫草を食べる。それを見ていると、サラダかデザートのように見えて面白い。
種から少しだけ芽が出たのを買って、だいたい1ヶ月は持つ。
さて、私の誕生日が、この間あったのだが、シニアの誕生日らしく穏やかで楽しかった。
まず、思いがけないところから誕生日プレゼントをいただいた。
インターフォンがなって、きちんと背広をきた信金の銀行マンと若い女性職員が、
「お誕生日おめでとうございます!」といって、プレゼントを差し出してくれたのにびっくりした。
高島屋の包装紙に包まれていた。
特注の柔らかそうなハンドタオルだった。
いや、信金さんには、そんなに貯金していませんし。某大手銀行には、それよりずっと大金(老後資金ですよ)を貯金しているのに、ティシュペーパーひとつくれません。それどころか忙しいのに「良い投資がありますよ~」と金融商品の勧誘がかかってくる。
なけなしの老後資金は、安全が1番だし、多忙すぎて投資まで頭がまわりませんよ。
なんか地元の信金さんの努力に感動して、大手銀行からの資金の移動とか考えてしまった。
それから、門前仲町の会員になっている花屋に行く。誕生日に花を買うと500円の無料券がいただける。
3鉢買った。
帰宅途中、深川不動尊通りを歩いていると新しく鯛焼きのお店が目に入った。
写真が切れてしまったが、「天然鯛焼き」とある。どういう意味?
一つ一つ型に入れて焼くようだ。私の前の人は結構たくさん買ったらしく、お店の人にここに書いているように、5個以上買われる時は、今度から予約してくださいと言われていて驚いた。一つずつ焼くので時間がかかるのが理由だそうだ。私は1番札をもらって、5分待った。
赤い印は、ふつうのアンの鯛焼きで、青い印はカスタードが入った鯛焼きだ。
帰宅すると、慶友会からレターパックが届いていた。
お洒落なシャープペンがはいっていた。誕生日に届くなんて嬉しい。
夕食は、
お寿司の出前。
前日に届いていた北海道の小樽(ルタオ)のケーキを、次女がゆっくり冷蔵で解凍してくれた。去年クリスマスケーキを買ったとき、また一つ買うと、無料でもう一つ付けてくれるというドミノピザのようなサービスで二つ届いた。
チョコレートケーキの方に次女が蝋燭をつけてくれた。全部の蝋燭はとうていのらないので、5本だけつけた。次女が小声でハーピーバスディを歌ってくれて火を吹き消した。
長女と次女からのプレゼント。とにかく歩きやすい靴が欲しかった。これは、ナースが仕事で履く靴らしい。シャネルは、3月の日吉の卒業式に着る着物の色に合わせて口紅を買ってくれた。
あっ、夫からは何もありません。いや今年だけでなく、結婚以来、誕生日になにか貰った記憶がほとんどない。お金の管理は私がしているので、好きなものを買ったらいいというスタイルだ。
それでも、少し前に誕生日に洗面所に出しておくからロクシタンの入浴剤を入れてねと言っておいたのに、それすら酔って忘れたようだ。次女に入れてもらったよ。
でもいいの、そのうち財産分与で億のお金を貰うから(たくましい妄想)
この日のために用意していたワインを、夫に飲まれたので、怒ったら同じものを買ってきた。
そのワインを飲みながら、カマンベールチーズや、台湾土産のドライフルーツをつまみに可愛いゴンに話しかける。
わーい、幸せだ。