慶応大学から卒業決定通知が届いた。

 

 

 

思いがけず、成績も良かった。

大丈夫だと思ってはいたが、やはり通知を受け取るまでは心配だった。

 

眺めていると、涙が出て少し泣いた。嬉しい気持ちはもちろんあるが、それより仕事と家事をこなしながら、必死でレポートを書いたり、勉強していた日々を思い出し感慨深かった。

 

もともと卒業率は低いけど、平均卒業年数は8年と公表されているときいた。

4年で卒業できた私は本当に運が良かったと思う。その運は一つではない。

英語を教えているので英語が現役だったことや、たまたま卒論のテーマが良かったこと、慶友会で有益な情報を得られたこと、指導教員の指導が良かったことなど、ほかにもたくさんある。今はそうした運や支えに感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

娘がラインで今日送ってくれた写真。これは、4年前に慶応通信の合格を祝って、

長女が旧小笠原伯爵邸でランチのフルコースをご馳走してくれた時の写真だ。

卒業もご馳走してくれるらしい。(嬉しいのでそのまま載せる)

卒業式も有給を取って出てくれるそうだ。同じ慶応大学の学位をもって親子で写真館で記念写真をとる夢も叶う。青学卒の次女は、大学が違うので後ろで微笑むと言っている。次女にはテスト勉強にもつきあってもらい世話になったな。

 

「ママがあまりにも覚えていなさすぎて呆れる。覚えてから私に聞いてと頼みにきなさい」とか言われたことも懐かしい。漢字の練習をしているママは可愛いとも言われたな。そういえば小学生の漢字ノートを買ってきれいに書く練習までやったわ。

 

 

授業が終わって、夜散歩に出かけた。歩きたかった。

 

 

見上げると美しい月が見えた。

 

そうか今日は13夜だった。

 

人生でやり残したことリストの一つを消すことができた素晴らしい日だった。