S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
GWに入りましたが、帰省して家族や親類に逢ったり、久しぶりの知人や友人と飲み会したりなどの人もいるでしょう(笑)
ただ、そのような楽しい雰囲気であるにも関わらず、
ほんのチョットした 行き違い で・・・
コミュニケーションが 対立 ・・・
などのケースもあるかもしれません、、、
勿論、このようなケースはGWに限らず、常日頃から同じですが(笑)
そこで今回は、2025年3月8日の第552回目のTOPICS『 コミュニケーションの対立と自己矛盾の解決法 ~アンチノミーを考え抜く~ 』から、その一部をお届けします!
ところで、TOPICSでは、
過度な「二者択一」 に陥らない事!!!
と伝えています!
そして、哲学者のイマヌエル・カント(1724~1804年)は、
「アンチノミー」 の提唱
を説きました!
【 アンチノミーとは 】
アンチノミーとは、
「対立」する2つの命題が・・・
「共に証明」出来てしまい・・・
どちらが正しいのか「決着」が付かない状態・・・
という現象です。
表現を変えると、
「AはBである」事と・・・
「AはBではない」事とが・・・
共に証明出来、「成り立つ」状態・・・
になります。
そして、私が思い浮かぶ一つの例えが、
「人間」は「動物」である・・・
「人間」は「動物」ではない・・・
あなたにとっての、アンチノミーが成り立つ命題は、何か思い浮かびますか???(笑)
では、番組『 フランケンシュタインの誘惑 』(NHK BS)から「 愛と憎しみの錬金術 毒ガス 」の回を、今回のアメブロ版では簡略化して紹介しますので、アンチノミーの視点を当てはめて、「考えて」下さい!
【 毒ガス開発の父 】
化学者のフリッツ・ハーバー(1868~1934年)は、
毒ガス開発の父
と呼ばれています。
ハーバーは「ユダヤ系」ドイツ人であるが故に、ドイツ人として認められるべく、祖国愛を追求します。
【 人類を救ったハーバー 】
「後に」毒ガス開発の父と呼ばれるハーバーを有名にしたのは、
実は、人類を救った発明が 「先に」存在!!!
していました!
ハーバーは研究成果を上げ続け、30代半ばに、世界中の人々が「待ち望んだ」研究に取り組みます。
なぜなら、18世紀に起こった産業革命により人口爆発(増加)が起こり、世界的な「食糧危機」が目前に迫っていたからです。
そこで、世界中の科学者が注目したのが、空気中に大量に含まれる「窒素」でした!
窒素は植物の「成長」に重要な役割を果たします。
しかし、植物は気体の窒素は吸収出来ない事から、空気中の窒素を液体か固体で取り出し「肥料」にする事で、一気に食料の増産が可能になると考えられました。
ハーバーは2年に及ぶ試行錯誤の上、1907年に空気中の窒素を液体のアンモニアとして取り出す事に成功しました!
この技術は世界に衝撃を与え、「ハーバー・ボッシュ法」と名付けられ、後の1918年にノーベル化学賞を受賞しました。
そして、作物の収穫量は10倍に増え、人類は食糧危機から救われました!
そして、この方法は「現在でも」使われています。
【 真の動機を取り違える 】
1914年に第一次世界大戦が勃発します。
そして、空気中に存在する窒素をアンモニアとして取り出す技術が、「再び」注目を集めます。
なぜなら、アンモニアから作られる硝酸アンモニウムは、有効な肥料であると同時に、「火薬」の原料でもあったからです。
つまり、ハーバー・ボッシュ法は、
空気があれば、 幾らでも 火薬が作れる技術
でした、、、
そして、祖国愛に囚われていたハーバーは、軍の科学部門長に任命され、新兵器開発の全権を与えられます。
そして、ハーバーは毒ガス開発に成功します、、、
【 人類初めての悲劇 】
1915年4月22日午後5時、ベルギーのイーペルという町で、
人類史上初めて の毒ガスによる大規模攻撃
をドイツ軍が行いました。
塩素ガス5700トンが詰まったガスボンベ6千本を、全長24キロに渡って戦線に並べ、解き放ちました。
連合国軍の兵士は続々と倒れ、中毒者は1万4千人、死者5千人に及ぶと言われます。
この時、ドイツ軍技術士官として「前線で指揮」したのがハーバーです、、、
【 対立する夫婦の意見が生んだ悲劇 】
ハーバーは19歳の時に、17歳のクララ・イマーヴァールと出逢い、恋仲になりました。
しかし、その後に疎遠となり、13年後に二人は「再会」します。
その頃のハーバーは、化学者として注目され始めていた時期でした。
一方のクララは、ブレスウラ大学で女性初の博士号を化学分野で取得し、研究者の道を歩み出そうとしていた時期でした。
二人は再会を果たした4ヶ月後に結婚するものの、ハーバーは家庭を顧(かえり)みず研究に没頭し、クララは家庭に入る事を求められ、研究者の道を諦めました。
そして、毒ガス開発で夫婦の意見が「対立」すると、ハーバーはクララに反論します、、、
ハーバー:
『 科学者は平和時には世界に属するが、戦争時には祖国に所属する。 』
更に、アインシュタインもハーバーの毒ガス開発を「非難」すると、ハーバーは同じく反論しました、、、
ハーバー:
『 国家の存亡が科学の力に懸かっている総力戦においては、科学者もまた一人の戦士だ。 』
イーペンの毒ガス攻撃から9日後の5月1日、戦場から戻ったハーバーは、「再び」クララと意見の衝突が起こります。
そして、翌朝、クララを自死を遂げました、、、
それから僅か数日後、ハーバーは戦場に復帰し、更に様々な毒ガスの開発に邁進します、、、
【 究極の毒ガスが誕生 】
その後のハーバーは、「究極の毒ガス」と呼ばれるマスタードガスを作り出しました。
そして、「再び」イーペルで使われました。
すると、連合国軍もマスタードガスを使い、毒ガス戦の「応酬」になりました。
マスタードガスはガスマスクでも防げない事から、「現在でも」毒ガスの代名詞になっています。
【 梯子(ハシゴ)を外されたハーバー 】
1933年になると、ヒトラー率いるナチスが政権を握り、ユダヤ人迫害政策が始まりました。
ハーバーが所長を務めていた研究所も、ユダヤ人科学者は全員が追放されました。
ハーバーは退役軍人だったので、追放を免れるものの、自ら辞職を申し出ました。
そして、提出した辞職願の中で、ナチスを抗議した事からドイツを離れ、ハーバーはさすらいの身となりました。
1934年、エルサレムへ向かう旅の道中、スイスのバーゼルで人生を終えました、、、
【 受け継がれる負の遺産 】
ハーバーの死から5年後、「今度は」第二次世界大戦が勃発します。
すると、ナチスによるユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)が行われました。
そして、毒ガスの「チクロンB」が強制収容所で使用され、これは「以前に」ハーバーが開発した害虫駆除薬でした。
虐殺されたユダヤ人の中には、ハーバーの親族や研究仲間も多数含まれました。
そして、「その後も」毒ガスは世界中で開発され、広まりを見せ続けています、、、
【 功績と戒め 】
ハーバーが所長を務めた研究所は、1953年にハーバーの名を冠した「フリッツ・ハーバー研究所」に改称しました。
この研究所は、「現在でも」科学研究の世界的拠点の一つですが、
ハーバー・ボッシュ法の 「功績」を称える と同時に・・・
毒ガス開発の 「戒め」を忘れない 為に・・・
との思いが込められているそうです、、、
そして、ハーバーは次の通り話していました、、、
ハーバー:
『 毒ガスによって戦争を早く終結出来れば、無数の人命を救う事になる。 』
では、番組の紹介は終了です!
アンチノミーの視点を当てはめて、「考えて」みましたか???(笑)
【 同じ事を繰り返さない為には 】
広島と長崎で21万人の命を奪った原子爆弾(原爆)の開発を主導したのが、オッペンハイマーです!
そして、オッペンハイマーは、
“ 戦争を終わらせた英雄 ” そして “ 悪魔の兵器の生みの親 ”
という「2つの異名」を持ちます、、、
ハーバーの方が「時代は前」ですが、「その後の」オッペンハイマーも似ていると思いませんか???
2人の祖国が違うから、「学べなかった」のでしょうか、、、
それとも、知っていて「真似た」のでしょうか、、、
あるいは、「歴史は繰り返す」のでしょうか、、、
【 アンチノミーを考え抜く 】
今回は私からの「結論」めいたものは、コメントしません!
故に、次の命題をアンチノミーの視点を当てはめて、「考え抜いて」下さい、、、
ハーバーとオッペンハイマーの2人から、そして、間もなく14年目を迎える東日本大震災からです、、、、
「戦争」を回避する為に、
「核兵器」は「抑止力」である & 「核兵器」は「抑止力」ではない
「経済」の為に、
「原発(誘致)」は「必要」である & 「原発(誘致)」は「必要」ではない
「そもそも論」として、
「原発」は「安全」である & 「原発」は「安全」ではない
そして、アンチノミーの視点を「コミュニケーション」に当てはめると、
「相手」は「自分」である & 「相手」は「自分」ではない
「自分」は「相手」である & 「自分」は「相手」ではない
そして、「日常生活」に当てはめると、
「普通」は「当たり前」である & 「普通」は「当たり前」ではない
「幸せ」は「当たり前」である & 「幸せ」は「当たり前」ではない
アンチノミーが「成り立つ」ように思えるものもあれば、「自己矛盾」のように感じるものもあるでしょう、、、
そこで、「考え抜く」際の一つのヒントが、
ニュートラル(中立)に戻る!!!
という視点の「活用」です!
更に、
真のニュートラル(中立)を保つのは不可能!!!
という視点を「加味」して下さい!
と、このような内容でお届けしておりましたが、最後の方は「禅問答」のように感じたかもしれません(笑)
故に、シンプルに一言だけコメントします!
コミュニケーションでは、
感情 よりも・・・
少しだけ 理性 に比重を置く!!!
という事を意識すると、
目の前 の相手や光景に・・・
変化 が現れる!!!
ので、試してみて下さい(笑)
『 コミュニケーションの対立と自己矛盾の解決法 ~アンチノミーを考え抜く~ 』はこちら
S.Light.MのHP(詳細)はこちら
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