新しい技術がでたら、まず試してみることが大事!? | 家族信託・生前対策コンサル活用術|斎藤竜

家族信託・生前対策コンサル活用術|斎藤竜

リーガルエステートの代表・司法書士 斎藤竜|士業・専門家がゼロから始める家族信託・生前対策活用術|低単価手続き代行から高収益コンサル業務へ移行するには?

生前対策・家族信託コンサルタント
司法書士の斎藤です

最近、QRコード決済のアプリ、
どれを使おうか、毎日目まぐるしく変わる毎日です(笑)

12月はPayPayの100億円キャンペーン、
年末はLINEpay、オリガミPayのキャンペーン。

そして1月は、
LINEpayでコンビニ利用等で20%還元
そして、今月は、
■PayPayの100億円キャンペーン第2弾
 https://paypay.ne.jp/promo/10billion-campaign/
■LINEpayのPayトク20%還元
 https://linepay.line.me/campaign/paytoku.html
など、キャンペーンが目白押しです



詳細は確認が必要ですが、
ファミリーマートなどコンビニや、
外食、ZOZOTOWNなどでも使えるので、
まだ、利用していない方は是非とも一度利用をオススメします!

Suicaと比べてみると、初回登録やその機能を使う際に
「アプリを起動させる」必要があってひと手間加わりますが、
現金を取り出す必要がないという利便性は本当に注目すべきです。

うちの事務所も
概ね完全キャッシュレスに切り替えできつつありますが、
事務所に小口現金がないというのは、
現金出納業務がなくなるので、
はっきりいって楽です(^^)/

今日の記事は下記のとおりです。

・省人化!?三菱UFJ銀行の次世代型店舗とは?
・新しい技術は、まず試してみることが大事!?


それでは、どうぞ(^^)/

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省人化!?三菱UFJ銀行の次世代型店舗とは?
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昨年の4月に、三菱UFJ銀行から
2023年度までに窓口のある店舗を半減する
というニュースが発表されました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29937450X20C18A4EA4000/

そこから、今年の1月21日。
三菱UFJ銀行が、新コンセプト店舗「MUFG NEXT」を
学芸大学駅前(東京都目黒区)にオープンした
というニュース。

 

「紙なし、窓口なし」、三菱UFJ新型店の実力度
20年後に銀行の店舗は消えてなくなる?

https://toyokeizai.net/articles/-/263910?display=b



 

早速支店を訪問してみました。


2階部分は従来型の店舗窓口ですが、
1階が従来の店舗と違います。
支店に入ると、一般の店舗と同じく
ATMが並びますが、その先が違っています。
支店内の写真撮影はNGとのことでしたので、
実際の画像はUPできないため、あしからず、、、。



ポイントは各種伝票の削減と、省人化です。
それによってセルフ化を図っていました。


無人スーパーでは、セルフレジでしたが、
銀行では顧客自らがネットや振り込み手続きが
できるよう誘導するといった形です。

アップルストアや携帯電話の販売店のように、
タブレットがデスクの上に並んでいます。

高齢者など、
ネットバンキングができない世代に対して、
スタッフが置かれているタブレットを活用して
振込手続きなどサポートするという形態をとっています

また、キャッシュカード、通帳を持参・読込みをさせれば、
個人の氏名、口座番号などが各種伝票に自動反映され、
書類を記入することなくそのまま店頭窓口の受付に

データが飛ぶ仕組みになっていました。

その他にも、
税金、公共料金等の振り込みも
各種役所から発行された納付書等を
AIを活用し文字を読み取ることができる
専用ATM(学芸大学駅前支店以前より、
数店舗に導入済みとのこと)が設置されており、
読み取った内容のまま自動転記されるので、
納付依頼書など伝票の記載をすることなく、
取引ができました。

 

払込後も、

取引明細が納入書をスキャンした画像とともに

払込領収書として印刷されます



このイメージは、郵便局のATMの
払込書での手続きの発展バージョンですね。
郵便局では、専用の払込書に記載し、
それをATMに挿入することにより、
スキャンされた口座番号が転記されますが、
三菱のATMでは、
各種団体が発行した伝票も対応できるので、
そのあたりは便利です。

ただ、スタッフの住民税の支払のため、
伝票を10枚以上持参したので、
全ての手続きを完了させるのに20分近く使ったので、
件数が多い場合には従来通り窓口でやった方がいいかもしれません。



いずれにしても、感じたことは、
半セルフ化、省人化を図り店舗網など過大なインフラコストを見直し、
顧客自身でのネットバンクの利用を促しているという
メッセージが伝わりました

現在、ITと金融の融合「フィンテック」という言葉が注目されていますが、
持っている膨大な顧客データを活かしてキャッシュカードを入れれば、
振込手続き以外にも、各種資産状況などがわかり、
今の最適な金融サービスは?みたいな提案はなく、
伝票の記載がいらない、、、

という利便性のみでワクワクするような体験、感動

といったものまでは感じられませんでした。

銀行という規制もあるのでしょうが、
膨大な顧客データを保有しており、リアルでの店舗もある。
これをどう活かすか、どうかが鍵ですね。


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新しい技術は、まず試してみることが大事!?
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LINEがみずほ銀行と共同で
「LINE Bank」を設立するというニュースが流れました。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1811/27/news138.html

また、地銀50行強が、
みずほのQRコードをつかった決済サービス「Jコインペイ」を

3月25日から順次導入するというニュースも流れています。
https://this.kiji.is/469419011382641761?c=113147194022725109
 

ただ、PayPay、LINEpayなど他のQRコード決済が
20%還元など大幅なポイント還元策を導入している今、
還元策がない状態で進んでしまうと、
どれだけ普及できるかどうかは疑問がでてしまいます

ただ、今、ネット企業にとどまらず、
銀行をはじめ金融機関で多くの決済手段が増えてきたということ。
そして、僕らの業務と密接にかかわる決済手段が、

技術の進展により大きく変わっていく可能性があるということ。

この二点は認識しておいた方がよいです

時代の変化とともに新しい業務がでてくる、
その変化に最初に取り組むためにも、
新しい技術は“まずさわっておく”これが肝要です。

相続対策の一つである信託も
最初に取り組んだ人が“先行者利益”をとれています

今回の記事は、ここまで。
次回をお楽しみに。

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生前対策相談に対して
不動産の税務を考えて提案できていますか?
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