個人番号カードと住民票・戸籍 | 家族信託・生前対策コンサル活用術|斎藤竜

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リーガルエステートの代表・司法書士 斎藤竜|士業・専門家がゼロから始める家族信託・生前対策活用術|低単価手続き代行から高収益コンサル業務へ移行するには?

昨日は、現在住んでいる

目黒区役所にて個人番号カードを受け取りにいってきました。


今までも、住基カードはもっていたのですが、

今回、返納して、個人番号カードになりました。


受け取った説明書を見てみると、

私が住んでいる目黒区でもいつの間にか、今年の2月1日から、

コンビニで住民票、印鑑証明書が取得できるようになっていて(しかも手数料が役所より安い)、

しかも、目黒区内に住民票と本籍がともにあれば、

戸籍もとれるようになっています。




司法書士、行政書士の仕事の中に、

戸籍や住民票が必要な手続きがあり、

お客様がご自身で収集するのをサポートする仕事があります。


今後、マイナンバーの普及と技術が進んでいけば、

きっとその作業も全国のコンビニで収集できるようになる結果、

その仕事はなくなるのかもしれないとふと感じました。


10年前は普通にあった法務局での登記簿謄本取得代行の仕事も、

ネットで登記情報を確認できるように便利になった結果、

現在は仕事がほぼなくなっています。


とういことは、当然、

区役所の戸籍、住民票、印鑑証明等の窓口業務も減り

(現状、法務局の窓口も昔と比べ混雑しなくなりました)、

その分の雇用も無くなっていくのでしょう。


少子高齢化がますます進んでいくため、

ITに変えられるところはITに任せ、

介護や教育、お客様とのコミュニケーション、考える作業等、

人にしかできないことに人的資源を投入していく必要がある社会情勢であれば当然だとは思います。


10年前にはあり得なかった状況が当たり前のように変わっていて、

変化のスピードはものすごく速く感じます。


昨年来、自分の中の意識として、時代の最先端に置き、最先端を使っていくこと、

機械にはできない、事務所スタッフ個人個人の人間力、お客様とのコミュニケーション力をあげていき、

「ネットとリアルの融合」を心がけています。


そのために

ITには強くないのですが、PAD、アップルウオッチを買い使うようにしましたし、

事務所の会計ソフトも「クラウド会計」に変更しました。

社内情報の共有化のため、クラウドの「チャットワーク」の導入をしつつ、

毎日の朝礼、日替わりでスタッフの○○さんを皆で誉める日、読書感想文、街頭でのチラシ配布等々、

リアル面での取り組みも事務所で行っています。


時代がどんどん変わっていくので、それに合わせて自分たち、組織も変わっていく必要があります。

変化を恐れずに、自分たちも変わっていきたいと思います!