昨日、生命保険会社にて
認知症対策としての家族信託の勉強会の講師を担当しました。
今後、少子高齢化が進むにあたって、
認知症の問題が多く出てくることが予想されます。
今日の午後も、家庭裁判所にて、
相続手続きのために、認知症の方が手続きをできるよう、
成年後見の申し立てをしに、面談しに行きますが、
それなりの資産や背景が複雑な方の場合、どうじても親族が成年後見人になれず、
司法書士などの専門家が後見人になる事例が増えています。
今日申し立てするお客様もやはり背景が複雑なため、
一旦は私と、親族の方の複数で成年後見人となり、
法律問題が解決後、私が辞任し、親族の方のみで成年後見人となれるように
裁判所と打ち合わせを進めていく予定です。
成年後見手続きをとると、ご本人の保護を最優先にとるため、
本人の意向が確認できない以上、親族のための生前対策がとりづらくなってしまいます。
そのための対策として、「家族信託」制度の研修をこれからもやっていく予定です。