雨の中、有楽町で「ピアノレッスン」を観た。30年前の作品で、それのデジタル4k版である。
主人公は6歳にして自らの意思で話す事をやめてしまった。なので、ピアノは声だった。父が決めた男の元に、娘とピアノも一緒に遠い島へと嫁いでいく。彼女そのものであるピアノを真ん中に置いて物語は紡がれていく。最後に、そんなピアノを彼女の意思で海に沈ませてしまう。
そうして、愛を勝ち取った。
最近、共時性というのを考える。例えば、ある人の事を思っていたら思いがけずその人から連絡がある。そんな事です。割と信じている。なので悲しい事や上手くいかない事はササッと考え、逆はじっくり思う事にしている。行動の意思と思考の意思は同じじゃなかろうかと思う。想えば叶うって事ですかね。観終わってガード下の「よもだ」でサクッとビール飲んだ。春も近いので桜の折り紙を出しました。