こんにちは!佐々木貴之です。
今日はみなさんが毎日入るお風呂と腰痛の関係性に関してお話しを
させていただきます。
私たちの筋肉や血管は自律神経によってコントロールされています。
通常、寒くて体が冷えると、熱を体から逃がさないよう自律神経が
筋肉や血管を収縮(緊張)させることで体温を保ちます。
このような身体の仕組みから身体が冷えると筋肉が硬くなり腰痛を
発症させ、さらには悪化させてしまっている要因になっているようです。
「面倒だから」とシャワーで済ませてしまうと体が十分に温まらず、
血行が悪くなる原因となるため、お湯に浸かる日数を増やすことが
必要です。
一方で、これは男性に多く見られますが、熱いお風呂に入るのが
好きな人は要注意です。熱いお湯は、体の表面を
急激に温め血圧を下げ、お風呂から出るとすぐに体温は下がり
血圧が急激に上がってしまうため要注意なのです。
一番良いのは、ぬるめ(40°以下)のお風呂に10分以上の時間を
かけてゆっくり浸かること。それにより体が芯から温まり、
筋肉のコリもほぐれやすくなります。毎回が難しければ、
週に1~2回「じっくりお風呂タイム」を設けるようにしたいものです。
忙しいからと身体を温めずに腰痛が悪化してしまうと、日常生活で
支障をきたしてしまうかもしれません。
寒い時期のつらい腰痛には、日常生活のさまざまな面から対策を
行っておくようにしましょう。
ここまではあくまでも御自分でできる対策になります。
やはり、腰痛の原因である体の歪みなど、根本的な部分を
治すことによって普段の対策が生きてくるのです。
腰痛でお困りの方がいらっしゃいましたら、
一度当院に御相談下さい!