寝不足と肩こりの関係・・・これは医学的な研究がされていようです。とある研究によると寝不足と肩こりには一定の関係があることが指摘されています。
研究によれば、寝不足は、忙しいなどの理由で眠れなかったという日常的な意味における寝不足ではなく、睡眠障害としての寝不足を指すことに注意が必要です。
つまり、単に1日や2日眠ることができなかったとしても、それが肩こりの原因となることはなく、睡眠障害としての寝不足(いわゆる不眠)を患っていると慢性の肩こりになる傾向があるということです。睡眠障害で寝不足となっている場合、交感神経が睡眠中も活発で筋肉が休まらず、肩こりとなります。
睡眠をとることは、肩こりを軽く出来る最も大切な時間です。1日の最後に疲れをちゃんととり、翌朝は昨日までの疲れは残さずすっきりした1日のスタートにしたいですね。
肩こりを睡眠で解消するためには、適度な明るさとリラックスした身体作りが大事です。
・寝るときは出来るだけ部屋を暗くする⇒間接照明などを使うとよい
・寝る前にカフェインを含むような目が覚める効果のあるコーヒーや紅茶は飲まない
・寝る前には目を疲れさせないよう、テレビやパソコン、携帯などを見ずにゆっくり過す
などが大切になっているようです。
そして、肩こりが解消できる睡眠の姿勢というのがあります。
首から腰を痛めない眠りの基本姿勢は、「仰向けでゆるやかなS字ライン」です。(下図)
うつぶせで寝るくせのある人は、睡眠中に身体にかなり負担がかかっています。
「うつぶせ」をすると、腰の背骨(腰椎)が極端に反りかえります。
その状態で頭を左右どちらかに向けて寝るので、さらに大きな負担がかかります。
朝起きると腰が痛かったり、首が痛かったり…ということはないでしょうか?
こういった基本姿勢で寝ることが大事になるので、普段からも身体のラインすなわち背骨の弯曲を正しい状態に維持していくことが重要です。
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