5月23日の日没。

 

晩飯は海苔を刻んでふりかけた椎茸・野菜炒め、イワシの目刺し、トマト、新茶。

 

薄雲から顔を出した5月23日の満月(21時12分)

  

 

願(ねが)はくは 花のしたにて 春死なん

           その如月(きさらぎ) 望月(もちづき)のころ》 山家集 西行

  歌意(苅谷):願うことならば、咲き乱れる満開の桜花の下で 死にたいものだ。

                     釈迦入滅の如月(2月)の 望月(満月)の頃に。

 

※「桜花・春、如月」に矛盾はあるが、西行が晩年に詠んだ歌で、辞世ともとれる。

 しかし 死の旅立ちに、釈尊の入滅の期を重ねるのは 僧侶としての願いであろう。