撮った筈の晩飯をウッカリ消してしまった。今日十六夜の月と共にお詫びです。
所用で静岡に行く途中 夕刻だが車窓から富士山を撮った。やはり 日本一の山だ。
うなぎ蒲焼を手に入れたので酒の肴にした。俺の分はちゃんと有りますので心配無用です。温め直して荏胡麻に載せたので旨いですよ。しッ 山椒を忘れた あっバレた(笑)
【僕の分です(笑)】
それから大サービスに お二人の「歓びの酒 松竹梅」で~す。
悪いですが お先にチョッと味見 キレ有りコク有り やや甘口、旨さは格別。
「ラベルは同じですが 中身は松竹梅の〝白壁蔵 生酛吟醸〟絶対に旨いです」
「ホイ 苅谷君きたねえぞ お前、なぁ哲よ」
「まぁまぁ社長、歓びの酒ってとこで 山椒も大目に観ましょうや ハッハッハ」
「テへへ、久しぶりの松竹梅だ 許してやっか へッへッへ」
「苅、ホラ 気が利かんなぁお前、3人で乾杯だ」
「カンパ~イ!!!」
「えッ 家内ですか?ハッハ 大好きな苺とマカダミアがいってますよ」
社長も兄イもニンマリ笑った。
「酒宴はこれで決まりだ。苅 お前もほゞ完全に戻って元気になったし、ねぇ社長」
「オーヨ、辛かったぜ2度も酒を抜いたのは。苅谷君 俺を我慢させたのはお前だけだ」
「はい はい、万事いつもの通り 一件落着 ガハハハ」
どちらかというと 俺は泣き笑いに近かった。3人の絆はこんなにも。
吞む度に大声の笑いが響いた。夜空には十六夜(いざよい)の月が見守っていた。