今日10/4は、昨日と打って変わって爽やかな朝を迎えた。深夜から明け方にかけて、
丹沢山麓の我が苫屋は ストーブが必要だった。秋の訪れはいいのだが 寒さに向かうのは 夏男の自分としては かなり辛くなるものだ。
しかし 自然の摂理に偽りはなく、巡り来る秋声快適な季は やはり嬉しいものだ。
山の斜面に しなだれる秋萩の群生に出会うと、荒ぶれた心も たおやかになる。
古来から 日本人は秋をこよなく愛した。万葉で詠まれた花の中で最も多いのが萩だ。凡そ14Ⅰ首にも及ぶ。そして秋の七草の筆頭でもある。
今の滋賀県伊香郡(いかやぐん)木之本町の伊香具神社付近の山 あるいは賤ケ岳付近か
定かではないが、奈良時代神亀~天平年間(8世紀前半)に作られた歌に、
萩を詠んだ僕の好きな歌がある。作者は笠金村(かさのかなむら)だ。
〖草枕 旅行く人も 行き触らば にほひぬべくも 咲ける萩かも 〗
歌意(苅谷):旅行く人が行きずりに 触れでもしたら、花の色で衣が染まるのではないかと
思える程に 咲きしなだれている萩の群生だなぁ。
萩の花の匂いは自分にはよく判らない。
歌の[にほいぬべくも]の表現、これは実に巧みで 匂いが移るのではなく 色で染まる
という解釈の方が 鮮やかに映える萩の群生を強烈に印象付ける。
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下記の紹介をするのが目的だったが、つい万葉の萩の花の事を書いてしまった。
〚桜井市纒向学研究センター〛主催の東京フォーラムも10年を迎える。
是非 日本の政体の始まりの基となる時代に タイムスリップして楽しんで戴きたい。
それは 約1850年前の事だ。
令和5年11月25日(土曜日)
開場:9時30分
開演:10時10分
閉演:16時00分
●場所
有楽町よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
●プログラム
講演1「前方後円墳の誕生」 10:20~11:05
講師:明治大学教授・佐々木憲一先生
講演2「纒向型前方後円墳から定形型前方後円墳へ」11:05~11:50
講師:桜井市纒向学研究センター統括研究員・橋本輝彦
~~~昼休憩~~~ 11;50~13:00
講演3「箸墓古墳の築造とその背景」 13:00~13:45
講師:京都橘大学客員教授・苅谷俊介先生
講演4「前方後円墳の思想ー壺形の世界ー」 13:45~14:30
講師:古代学研究者・辰巳和弘先生
シンポジウム「前方後円墳創生」 14:45~16:00
コーディネーター:桜井市纒向学研究センター所長・寺沢薫
パネラー:佐々木先生、苅谷先生、辰巳先生、橋本研究員
~~~閉 演~~~ 16:00
●定員数・参加料
定員:1100名(事前申込制、先着順、定員に達した場合は募集を締め切らせて
いただきます。
参加費:1,000円(当日、会場受付で現金にてお支払いください)
●応募方法
応募方法:電子申請「e古都なら」申込フォーム又は往復はがきで申込みしてくだ
さい。
応募締切:令和5年11月10日迄(当日消印有効)
●電子申請「e古都なら」の場合
・下記のQRコードの読み取り、又は下記URLから応募してください。
(利用登録は不要です)
【注意事項】
・申込フォーム「備考」欄に必ず文字を入力して下さい。
e古都なら申込フォームQRコード
https://apply.e-tumo.jp/sakurai-nara-u/offer/offerList_detail?tempSeq=31978
●往復ハガキの場合
往復ハガキ応募先:〒633-8585奈良県桜井市粟殿432-1桜井市観光まちづくり課
「桜井市纒向学研究センター東京フォーラム10」担当宛
【往復ハガキ記入事項】
郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号を明記し郵送してください。
●留意事項
・複数名参加される場合は、個別で申し込みをお願いいたします。
・「桜井市纒向学研究センター東京フォーラム10」の申し込みは先着順です。
定員になり次第締め切ります。
・ご応募いただきました個人情報は、主催者側にて適正に管理し、応募確認及び案
内発送のみに使用いたします。
お問い合わせ
桜井市役所 まちづくり部 観光まちづくり課
〒633-8585 桜井市大字粟殿432-1
電話:0744-42-9111(内線3623・3622)
ファックス:0744-48-0271
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