旧暦が新暦になって、その月の特徴・季節感を表す言葉が曖昧になった。
鬱陶しい梅雨がそこに来ている。本来「皐月晴れ」は梅雨の晴れ間を指す言葉だ。
俳句の季語だけは本来の季節感を伝えてくれているようだ。
たなばた・盆・正月などは、新と旧の両方を行う事が多いので、まだ解り易い。
今日は午後からシトシト雨になった。台風の進路も気になる。
5月台風なんてここ数年のことで、嶺井さんのブログで知ったイタリアの洪水被害
など加味していけば、地球規模での異常なんだろう。
約77万年前、地球磁場の逆転があり、その逆転現象が安定するまで約1万年は
不安定な状態が続いたらしい。これは地質学の分野で、自分の専門ではない。
人類の未来を考えさせる温暖化現象の一つのような気もするが、想像の域は出ない。
高村光太郎がまだ独身時代、大正2年頃の詩に「人類の泉」というのがある。
雨の降るこの季節の詩だと思う。ガラでもないが自分の好きな詩の一つで、
恋の歌でもある。
〝私は自分のゆく道のピオニエエです。私の正しさは草木の正しさです。
世界が若々しい緑になって青い雨がまた降って来ます~〟
この詩に出てくる光太郎が使う『魂』が好きなのだ。
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今日は頭の中がバラバラだ。ともかく晩飯をあげておこう、
春菊天ぷら・生ドンコ天ぷら・沖縄のモズク・「おちみサラダ」・
大雪山トマトジュース。何と言っても天ぷらは塩に限る。