咲く花を追い求めて列島行脚ならそれも愉し。しかし調査がらみとなると情緒なし。
関西・中部・関東・東北、走るは走る この赤字は大きい(笑)。
考古やって40年は過ぎた、俺もいつの間にか依頼視察する歳になった。
方眼紙がぼけるから図面は落とせない。が、しかし、な~に、まだまだ掘れる。
彼岸までお墓参りもない。
【兄イ、好きな淡墨桜ですよ】
『春の野に霞たなびきうら悲し この夕かげに鶯鳴くも』 大伴家持
怒りの裏で、魂も心も哀しくなったこんな日もあった。
さぁて、ちょっとの時間だが、荒れ放題の庭に咲く春の花でも撮ってみるか
【庭のオカメ桜 あれだけ伐採したのに元気】
【玄関前の八重椿】
晩飯は娘が「土鍋」で作ってくれた。鯖を入れたミネソタローネがやたら美味い。
トマトを刻んで最初から煮込む、昔の娘と違ってえらく変わったものだ。
「発掘調査報告書だけでなく論文を書け」
どうも俺の口ぐせになっているようだ、無視されることが多い。まッ自分のペースでやればいい。翌日の晩飯も残り物を独りで食べた、美味い。
ちびっぽー、観てるかぁー!
翌日。頼んでおいた「ちびっぽジュース」が届いたぞー!
手の力もない・背中も痛い。辛いけど頑張れ、その明るさを忘れるなー!
もう生産が間に合わないと、手紙が入っていた。「財田米(たからだまい)」という新種
が添えられていた。ごっつぁんです。