12月13日の秋田は雪だった。

雲の中で機体はかなり激しく揺れたが、ANAのパイロットは見事な滑走で能代空港に滑り込んだ。

 

鹿角市役所まで、昼飯時間を入れて車で約1時間30分。迎えの車が来ていた。

今回は雪で撮れなかったので、昨年の12月の写真を載せた。

 

2つある「世界文化遺産 大湯環状列石」のうち、写真は万座環状列石で、

約4000千年前のものだ。ただ静寂のなかで白く浮かぶ。

 

考古学調査によって、ここが墓域であり祖霊祭祀の場であることが明らかになった。

現代と縄文とでは「パラダイム=ある時代に支配的なものの見方や考え方の根本的

規定概念」とそこに生まれる「価値体系」は異なるが、祖霊に対する心の持ち方は

変わらない。

メキシコの「死者の祭りの日」のことを聴いた時、自分が考えていた通り、ここで同じ様な祭り事が行われていたという仮説に確信を持った。

 

今回行われた会議は、自分の仮説立証の議論の場となったが、異論は出なかった。

むしろ補強する論文が発表された。この続きは土器・土偶に移るが次に記す。

 

ブログが書けなかった日々、下のようなものを食べていたと思う…

はっきり覚えていないのだ(笑)

 

 

【下の写真は能代空港で食べた蕎麦】

 

10日間のご無沙汰でした。不真面目極まりない等と仰らず、忙しかったんだな、と思ってくだされば幸甚、幸甚。