駆け足で帝釈峡遺跡群から弥生墳丘墓の視察をブログアップした日から
何と10日が過ぎていた。寝込んでいた訳ではない、元気・元気!
「世界文化遺産の大湯環状列石委員会」、「脚本打ち合わせ」、
ホームページ作りの検討、
「那須風土記の丘」の視察と続いた。10日の空白はそのためと言い訳します。
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「帝釈峡遺跡群発掘60周年記念シンポジウム」前日の打ち合わせ、
駆け足の視察だったが、やはり30分近く遅れた。謝ることしきり。
【脚部底径約28cm・鉢部口径約25cm・復元器高約20cm弱】
翌9/10日、シンポジウムが始まった。
ソーシャルディスタンスをとるため一席づつ空けたので参加者は半数だが、
確実な熱気が伝わってきた。
帝釈峡遺跡群は、起伏の激しい石灰岩の深山幽谷に散在する広大な遺跡群だ。
このような遺跡群は、日本中は勿論、世界中を探してもこの地にしかあるまい。
縄文時代1万年の変遷が、全てこの地で見取れる。
述べようとした話などすっ飛んでしまい、ここに立つ倖せでいっぱいだった。
ちゃんと話したつもりですが…(笑)
帝釈峡遺跡群が僕に与えた課題は大きい。
自分にはまだやらなければならないことがある。また若返った。
丘の上の青い空
【文:稲垣 美和 イラスト:吉野 里美
※過去の人との不思議な出会い…
発掘を通して、別れたその人と現実に向き合う再会…
過去から未来へ続く心の旅の話
控室に訪れてくださった多くの市民の皆さん、刺激をありがとうございました!
僕の車が見えなくなるまで手を振ってくださった皆さん、心から感謝します。
この約700キロの旅、また温かい人たちと巡り合えた。
遺跡にはそんな一面がある。