朝昼食は久しぶりにバターロールにジャムを挟んだ、紅茶はアッサム、

    トマトはアイコ。お前も好きだし弱った胃にも良し。緑が無いがこんなものだ。

        

 

     燃えるゴミが溜まっていたので庭の炉で一気に燃やした。

 

いただいた猪肉がある。晩飯はそれにすることにした。お前はあまり好きではないが、

酒で軟らかくすれば一切れ位は大丈夫だろ? チャーシューだと思ってくれ。

猪肉をくれたのは、乳飲み子と6歳の男の子の母親だが、鹿・猪・アナグマ等、何でも上手に捌く現代の縄文女性だ。見事と云うより外はない。

荏胡麻の上に並べてみた。荏胡麻も縄文の栽培植物だ。猪肉はちょっと硬いが荏胡麻と相性がいい。

今日の豆御飯は上手く炊けた。ブロガーさんに教えてもらった通りにやってみたら、豆の緑が鮮やかだった。皆さんありがとう御座いました。

 

そう云えば、縄文晩期後半に殺戮の痕跡のある人骨が纏まって出土したという考古学の報告があった。晩期後半は弥生早期だ。水稲耕作が東北まで広がっていた時期に重なる。水利権・貯蔵・支配欲による権力闘争が縄文を一気に崩壊させた時期だ。

これをもって自然との共存社会を確立させた縄文一万年に大きな争いがあったとするのはとんでもない過ちだ。高次の精神文化ではあるが、確かに縄文世界はユートピアではない。若い考古学者は、現代の物質本位の価値観・価値体系を縄文に押し付けてはならない。学問がゆがんだ方向に向かう危険性を孕む危惧を覚える。


     さあ、夜のおやつはイチゴにしよう。